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2015/10/25「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」 アーカイブ


2015年10月25日Part0(予告編)「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」

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「何が君の幸せ?今、承認問題を蒸し返す」予告編

※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

出演予定:鈴木謙介(charlie)、杉田俊介、速水健朗、西森路代、海猫沢めろん、塚越健司、斎藤哲也ほか

予告編の出演:鈴木謙介、速水健朗、海猫沢めろん、西森路代、宮崎智之、長谷川裕P(黒幕)

10月25日(日) 深夜25:00~28:00 (=月曜1:00~4:00)

ラジコではインターネットで放送同様、音楽も聴けます。

Ustreamによる動画生中継も行います⇒ http://ustre.am/lrQf

※ツイキャスでも中継します→ http://twitcasting.tv/life954


===

charlieです


この番組が始まった頃、まだ「論壇」と呼ばれる場所がイメージしやすかった時代に、ある論考が掲載されました。赤木智弘氏による「「丸山眞男」をひっぱたきたい――31歳、フリーター。希望は、戦争。」という『論座』2007年1月号の記事です。この問題提起をきっかけに、いわゆる「ロスジェネ(ロストジェネレーション)論壇」という、当時30歳前後の書き手を中心とした論争の輪が広がっていきました。この番組でも、2007年1月の「失われた10年〜ロストジェネレーション?」の回をはじめ、この論争をきっかけにした放送を、何度か組んだことがありました。

このテーマじたい、色々と振り返らなければならないことがあるのですが、興味深いのは、ここで論点となっていたことのひとつが「承認」だったということです。赤木氏の「格差によって希望を奪われた世代が、もはや戦争を望むしかなくなる」という訴えに対する反論と応答の中で、彼が「戦争ではなく革命を、というが、それはそもそも革命を起こせば自分たちの主張が受け入れられるという前提に立っている」と述べていたのも象徴的でした。2008年6月の秋葉原連続殺傷事件の際にも、犯人の男性に対する「格差社会の産んだ承認不足」の問題がクローズアップされていました。

それらの論点が振り返って意味のあるものだったかどうかはともかく、2015年の現在から眺めると、「格差社会においては、資源の再分配だけでなく、承認の問題に対処する必要があるのだ」という理念は、どこか遠いものにも感じられます。たとえばSEALDsの活動。彼らが目指しているのは安全保障関連の問題に対する政府批判と法律の廃案だったわけですから、格差か承認かという論点はそもそも無関係なのですが、それを差し引いても「承認」を論点にする理由がなさそうに見える。彼らが批判する政府にしたって、アベノミクス以後、雇用対策が行われなかったわけではないけれど、金融緩和・円安誘導・物価上昇による経済成長がもたらすトリクル・ダウンが、デフレ下で生じた問題を解消するというスタンスのほうが目立ったように思います。

おそらくは、00年代末のロスジェネから秋葉原事件を経ての非モテ論壇あたりにまで存在していた「格差+承認」というテーマが、10年代に入って転回したのだと思います。そういえば、政治運動を目指してピースボートに乗り込んだ若者たちが、下船する頃には友だちができて「冷却」されるというプロセスを描いた、古市憲寿氏の『希望難民ご一行様』が出版されたのが2010年でした。

政治運動とか言っても、社会的に排除されることによる承認の欠如が主たる問題なのであれば、友達や恋人や家族ができればいずれ「冷めて」しまう。もしかすると現代においては、承認は格差の問題とは切り離れた「個人的なできごと」として扱われるようになったのかもしれません。

僕自身は、そもそもロスジェネ論争の頃から「承認が問題であることは間違いないが、それは戦後型核家族への回帰ではなく、そうしたタイプの承認から排除された世代が横に連携し、別種のコミュニティをつくることで解消されるべきものだ」と主張してきたつもりなので、この転回は歓迎すべきことなのだと思います。実際、まちなかバルのような都市部の流動的な出会いの場から生まれる「疑似ジモト感覚」の得られる居場所を手に入れた人もいます。あるいは若手社員に対して、できる限り彼らを承認し、会社の近所に住まわせ、ときには朝食まで振る舞いながら、家族主義的なマネジメントを目指す企業が登場しています。

別の傾向としては、最近の女性向け自己啓発本における「プリンセス志向」というか、「わたしの中に眠るわたしの可能性を含めて、自分自身を愛することがすべての運命を変える」といったメッセージには、そもそも承認は自分の中で調達するべきものだという価値が見て取れます。そこまで積極的でなくても、趣味の世界に軸足を置いて、自分が好きなアイドルや俳優を追いかけていれば幸せ、という人もいそうです。背後にあるのは経済的な余裕ですから、「経済成長して資源が分配されるようになれば、承認の問題は個々人が自分の好みに従って解消する」という経済学的な見方が当てはまっていたということなのでしょう。

承認をめぐる幸せ・不幸せは個々人の問題。だから、カネの話だけ手当すればあとは放置でOK、というのもひとつのリアリズムです。他方で僕は、ある時代のある世代が築こうとしたネットワークや価値観が「貧乏な世代の特殊な生存戦略」という形で上下の世代から切り離されることに一抹の寂しさも感じますし、なにより、経済成長の果実は不均等にしか配分されない以上、このシステムでは常に、再分配からも承認からも排除される層が出ることに危機感をおぼえます。ここいらでもう一度、「承認」をめぐる「しあわせのかたち」について話してみる必要があるのかも、と思いました。

というわけで2015年10月のLifeのテーマは「なにが君のしあわせ? 〜いま、承認問題を蒸し返す」です。承認という大きなテーマに対して、「そもそも何があれば幸せなんだろう?」というアプローチで考えられたら、というのが今回の趣旨。リスナーの皆様からも、「あなたがいま、幸せを感じるのはどんなときですか?」というテーマでメールを募集します。風呂あがりのビールが最高、といっても、人によって最高である理由も違いますから、なぜそれが幸せなのか、という理由まで教えてもらえると助かります。
メールアドレスは life@tbs.co.jp

メールはぜひお早めにお願いします!

※参考URL
・今月のスポンサー(!)NECの「WISDOM」
 鈴木謙介氏~ウェブ社会を生き抜くコミュニケーション能力とは?~
 (前編)https://goo.gl/ku12o4
 (後編)https://goo.gl/rzHcy4
 
・ゲンロン 鈴木謙介×東浩紀「1995/2015――いま人文知は必要か」
 http://goo.gl/QXMd7u




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2015年10月25日Part1 「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」

撮影:会田邦秋
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      斎藤哲也さん            鈴木謙介さん


「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」Part1

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◯なにがあれば「しあわせ」?
・2011年頃盛り上がった「これからの新しい幸せのかたち」の話(charlie)
・必ずしも先行き明るいとは言えない人がいる一方、若い人は幸せそう(charlie)
・幸せそうな人がまわりに多くてつらい(charlie)
 →「社会の課題に対してできることがある」意識高いキラキラ感(charlie)
・ロスジェネ問題、現在40歳前後世代ならではの感覚(charlie)

◯そもそも「承認」とは
・自己承認の時代はやってこない、承認は他者からのもの(メール)
・幸せであるための人気の必要性(メール2)
・スティーブン・リース「16の基本的な欲求」、そのなかのひとつが承認(charlie)
 →人に認められる、人から認められていると思えることの両方(charlie)
・自己肯定感を持つことが、他者からの形式的な承認と言われる(charlie)
・人に認められたいなら自己肯定感を持つ、自分スタートの承認(charlie)
・ロストジェネレーション問題、議論の裏テーマ(charlie)
 →社会的承認、自己承認の話(charlie)
・「いい大学出ていい会社に就職し社会的に承認される」モデル(charlie)
・愛されてぬくぬくと育った幸せ人、たくさんはいない(charlie)
 →「スタート地点から恵まれないならお先真っ暗」な感覚(charlie)
・これからの中年、高齢者承認問題(斎藤)
・去年公開された映画『ホットロード』、80年代なのに今っぽく撮影(松谷)
 →自分の世代ではありがちな承認の形が描かれている(松谷)
 →能年玲奈によって描かれているのが違和感(松谷)
・黒幕(長谷川P)の叔父さんと今日偶然飲んでいたのでふらっと...(津田)
 →「津田大介を永遠に全肯定し続ける番組」(charlie)
・ロスジェネは男性中心の話題(charlie)
・『マイインターン』地位にこだわらないほがらかなロバート・デニーロ(西森)
・男向けの自己啓発は弱者向(速水)
 →女性向自己啓発は経済的弱者と結びついてない(速水)
・芳麗さんに聞いた「今時の女性向自己啓発と求められる私らしさ」(速水)
・杉田俊介さんLife初登場
・2005年のロスジェネ問題から10年、話題が化石化(杉田)
 →自分の中では現在進行形の問題(杉田)
・ロスジェネの亡霊としてやってきた(杉田)
・当時のルサンチマンの行方が気になる(杉田)
・あの頃、戦争や生き死にのメタファーが多くて殺伐としていた(杉田)
 →今も見方によっては殺伐としている、殺伐さの行方(杉田)
・「キツいのデフォルトで生きている、承認マッチョとして自己承認!」(塚越)

             text by Life助手;新井亜主美


◯Lifeアーカイブ
2007/01/13「失われた10年~ロストジェネレーション?」
http://www.tbsradio.jp/life/200701210lost_generation/

2008/03/09 「自分探し」 (速水健朗ほか) アーカイブ
http://www.tbsradio.jp/life/20080309/

2007/11/11「ポスト『失われた10年』に語るべきこと」(公開録音) アーカイブ
http://www.tbsradio.jp/life/20071111/


参考資料&選曲↓

Part.1
このパートでかけた曲
●加山雄三 feat. PUNPEE "お嫁においで2015"(charlie選曲)

●宇多田ヒカル "Passion" (杉田俊介さん選曲)

BGM↓

●Claudine Longet "Happy Talk"
●The Jesus & Mary Chain "Happy When It Rains"
●Thorn, Tracey "Too Happy"
●Soft Soul Transition "Happy With You Girl"
●Cocco "Tokyo Happy Girl"
●Talking Heads "Happy Day"

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2015年10月25日Part2 「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」

撮影:会田邦秋
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        杉田俊介さん             津田大介さん


「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」Part2

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◯「失われた10年」ロストジェネレーションを振り返る
・就職活動を通して感じたのは「恋人がいるやつは強い」(メール)
・彼女から無根拠な承認を求められて困惑(メール2)
・恋愛を究極の軸とするような承認がイメージとして色濃い(charlie)
・ロスジェネをあらためて振り返る、承認の問題(charlie)
・赤木智弘著「『丸山眞男』をひっぱたきたい
           ----31歳、フリーター。希望は、戦争。」(charlie)
 →「社会から見放されて承認されていない感覚と貧困が無区別」(charlie)
・雨宮処凛の若年貧困問題と生存権主張(速水)
・リア充っぽいところが受けているSEALDs(速水)
 →かつてのロスジェネ問題を考える時の大きなポイント(速水)
・経済的な貧困と実存の問題切り分けて考えられなかった理由(charlie)
・ある時期にアテにしていた安定がなくなった時(charlie)
 →別のネットワークや幸せを探そうとする(charlie)
 →実存的な手当を探さざるをえなかった(charlie)
・「理不尽な進化」環境が大きく変わった時に適応できず駆逐された生命(杉田)
・生存そのものの根拠がなくなってしまったロスジェネ世代(杉田)
 →根本にある生存そのものの根拠を奪われてしまった感覚(杉田)
・経済と承認と生存、概念として違ったのかもしれない(杉田)
 →最初から切り分けてとりあげた飯田泰之さん(charlie)
 →雨宮処凛さんや赤木智弘さんの戦略は「リベラルな再分配を求める」(杉田)
・ロスジェネ論壇は承認されたのか(津田)
・経済的徴兵制(charlie)
・ベースに承認が来た人達は問題に対して決定不能(charlie)
 →承認になるのであれば問題に対してなんでも言えてしまう(charlie)
・アベノミクス以降、雇用状況改善したのでは?(速水)
 →限定正社員、エリア職、...グレーゾーン含めて選択肢が拡大(charlie)
・安保法案デモに参加する母親たち(杉田)
 →優秀な人材からこぼれ落ちた命を政府が大切にしてくれない確信(杉田)
・セーフティーネットが失われた世の中(charlie)
・景気の善し悪しによって雇用調整、70年代以降調整対象は女性(charlie)
 →非正規雇用枠の拡大によって90年代に中高年男性も調整対象に(charlie)
 →若者の男女どちらも企業の調整弁の役割となる今(charlie)
 →実存の問題と経済的問題が混在する要因のひとつ(charlie)
・調整弁の役割を果たされて、企業側都合で動かされる違和感(charlie)
 →雇用制度は改善されつつある(charlie)
 →経済的問題な問題は、水準をどこにおくかで評価が変わる(charlie)
・ロスジェネ問題で政治的課題として取り上げる選択肢があったのか(斎藤)
 →当時、全うな政治的回路では世の中改善しないというシニシズム(杉田)
・選挙運動は展開できなかったが、デモを日常化する基盤はつくれた(杉田)

             text by Life助手;新井亜主美


◯Lifeアーカイブ

2012/08/26「"楽しくやろう"というけれど...」(山内祐平、赤木智弘、下司晶)
http://www.tbsradio.jp/life/20120826/

2010/11/26「"世界経済の真実"は若者を見殺しにするのか」(萱野稔人、赤木智弘ほか)
http://www.tbsradio.jp/life/20101126/


参考資料&選曲↓


このパートでかけた曲
●鈴木亜美 "ボクのしあわせ"(速水健朗さん選曲)

●Ultramarine "Happy Land"
●XTC "Stupidly Happy"
●Idlewild "I'm Happy To Be Here Tonight"
●Moacir Santos "Haply-Happy"
●Astro Age Steel Orchestra "Theme Of Happy Living"
●Flipper's Guitar "Happy Like a Honeybee"


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2015年10月25日Part3 「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」

撮影:会田邦秋
miyazaki.jpg matsutani.jpg
       宮崎智之さん           松谷創一郎さん


「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」Part3

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◯今月のスポンサーにNECさん!
・NECが運営するWISDOM(https://www.blwisdom.com/)(charlie)
 →日本のオウンドメディアの先駆け(charlie)
・ビジネスの世界を勝ち抜くための情報がタイムリーに発信!(charlie)
・詳しくは番組HP掲載バナーをチェック!(charlie)
・「働く大人の学びと成長」でcharlieのインタビュー掲載(担当:宮崎智之さん)
・オススメの連載「書店員がビジネスパーソンにオススメする一冊」(宮崎)

◯LifeのLINEスタンプ販売開始&11月イベント福岡開催決定!
・LINEスタンプ発売!
https://store.line.me/stickershop/product/1192630/ja )(斎藤)
 →LINEストアで「文化系トークラジオLife」「Life954」などで検索を(斎藤)
 →charlieや黒幕をはじめとした出演陣イラストがたくさん!(斎藤)
・11/29(土)にcharlieの故郷福岡にてイベント開催決定!(斎藤)
 →開場はBIZCOLI( http://www.bizcoli.jp/ )(斎藤)
 →福岡、観光や地域資源のポテンシャルが高い(charlie)
 →「博多の人はみんな集合やけんね」(charlie)

◯承認をどこに求めるか
・ドルオタ活動ブログを書いている時が幸せ(メール)
 →表出レベルから表現レベルへ成長したことが良い(松谷)
・インターネットに何か書いていると表出レベルで終わる(charlie)
・表出というフォーマット表現に慣れてきた風潮(松谷)
・数字で出てくる人気バロメーターによる承認感覚(charlie)
→個人HPの黒歴史...アクセスカウンター、ジオシティーズ(charlie)
・数による承認に疲れてきている流れ(charlie)
・彼氏との結婚の妄想をするのが幸せ...(メール)
 →LINEで多くの人と繋がり、たくさんの居場所ができた(メール)
 →意外と自分のことをわかってくれていて、承認欲求が満たされた(メール)
 →彼氏で承認をうめると幸せ感は大きいけれど不安定(メール)
 →グループに分散した承認を維持するための自覚や努力がある(charlie)
 →「僕はねぇ、こういう女の子大好き」(斎藤)
・広く薄くの承認すらなかったロスジェネ(charlie)
・ネットで承認系に行くタイプとSNS依存の傾向(charlie)
・今のリア充、自分も相手もお互いバランスよく分散(charlie)
 →リスクヘッジするためには分散(charlie)
・酔っ払ったときに友達10人LINEで呼び出して、1,2人来てくれるのは幸せ(速水)
・メンタルな部分としてのリスクヘッジ(松谷)
・彼氏との結婚はリスクヘッジのいらない世界を考えているのでは(charlie)
・メール、脳内彼氏の話かと思った...(杉田)
・スマホでソーシャルメディアにアクセスして多孔化できる時代(charlie)
 →いつどこで何をしていたの?はどんどん人を追い込んでしまう(charlie)

             text by Life助手;新井亜主美

◯Lifeアーカイブ
Life in 博多 ご報告
http://www.tbsradio.jp/life/2009/03/life_in_1.html

2011/06/26「グッときたレコメンド体験」 アーカイブ
http://www.tbsradio.jp/life/20110626/

2014/08/31「ソーシャル、レジャー、リア充」 アーカイブ
http://www.tbsradio.jp/life/20140831/

◯参考URL

WISDOM掲載の連載「働く大人の学びと成長」charlieインタビュー
前編 ~ウェブ社会を生き抜くコミュニケーション能力とは?~
https://www.blwisdom.com/management/interview/wmlg/item/10245-20.html

後編 ~ウェブ社会に必要な「組織マネジメント」とは?~
https://www.blwisdom.com/management/interview/wmlg/item/10281-21.html

宮崎智之さんオススメのWISDOM連載
「書店員がビジネスパーソンにオススメする一冊」
https://www.blwisdom.com/skillcareer/interview/books3.html

2003-11-30 - TRiCK FiSH blog.(松谷創一郎さんのブログ)
「ネットでの儀礼的無関心の可能性」
http://d.hatena.ne.jp/TRiCKFiSH/20031130#p1

このパートでかけた曲
●コトリンゴ "誰か私を"(松谷創一郎さん選曲)


BGM↓
●Matt Keating "Happy Again"
●Moose "Little Bird (Are You Happy In Your Cage)"
●The Buzzcocks "Everybody's Happy Nowadays"
●R.E.M. "Shiny Happy People"
●Ned's Atomic Dustbin "Happy"
●Pugwash "Happy Again (bonus)"


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2015年10月25日Part4 「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」

撮影:会田邦秋
tsukagoshi.jpg meron.jpg
        塚越健司さん             海猫沢めろん    


「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」Part4

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◯マッチョな自己承認
・何も考えず、自分のことだけを考えるオフライン環境をつくる(メール)
・「マッチョに自己承認していこう!」(塚越)
・うまくいかないのはわかっているが自己承認しないとやっていけない(塚越)
・「頑張っていれば一昔前までは職にありつけた」ロスジェネ世代(塚越)
 →ある種の覚悟や諦めをしながら生きるのがデフォルトのゼロ年代(塚越)
・自己実存において自己承認がダメならばやっていけない(塚越)
 →物事の良し悪しはさておき、デフォルトで自己承認(塚越)
・宗教は救ってくれるから信じるのではなく、まず自ら信じる(塚越)
 →信仰にはジャンプがあり、それができるかどうかがポイント(塚越)
・無根拠だが自分を信じるところからはじまるマッチョな自己承認(塚越)

◯メディアと承認欲求
・メディアがここ20年で承認欲求をどう変えてきたか(津田)
・Twitterで誹謗中傷してきた人のプロフィールを記録しキーワード分析(津田)
 →上位単語は「日本」「誇り」(津田)
・近くなりつつある国家としての承認問題と個人としての承認問題(津田)
・新聞などの中吊り広告から右派論変遷を読む『憎悪の広告』(津田)
・国家の承認問題はマイノリティ人権問題(charlie)
 →津田さんの話はナショナル・アイデンティティの問題に近い(charlie)
・かつてマスメディアしか流通してなかったとき(charlie)
 →マスメディアに乗ることでナショナル・アイデンティティは担保されてた(charlie)
・ネットの時代になると、自分以外の人の主張が見えやすくなる(charlie)
 →マイノリティであっても仲間がいる感覚になれるはずだった(charlie)
・ジャパン・バッシングからパッシングに(津田)
・無料でソース化する産経MSN問題(津田)
・承認においてロスジェネは一貫してノンポリ(charlie)
 →極端なシニシズム(杉田)
・SNSで承認が分散してそれを常に補給しないと苦しいモード(杉田)
 →反転して超越したテレパシー的に誰かと一致するモードに(杉田)
 →根拠の空無化に、国家や民族がすべりこみ強化しあうことは?(杉田)
 →ロスジェネは未来を持っていたが、今は未来がわからない(塚越)
 →暫定的な結論でいいやとわりきった強さ(charlie)
・ロスジェネは「自分たちが世界の狭間にいることに気づいてくれ」(津田)
 →SEALDsは「自分たちの生活を守るためには各々がしっかりしてくれ」(津田)
・論点先取になることの問題点(塚越)
・スケジュール管理で人生の目標管理する手帳術(charlie)
 →計画変更にたいする柔軟性を持て、ダブルバインドのメッセージ(charlie)
・ギリシャ神話「シューポシスの岩」における解釈2つ(塚越)
 →どこまでいっても人生は最初に戻るから辛い(塚越)
 →がんばっている瞬間を良いと思えるかどうか(塚越)
・久しぶりに『ムー』を買った(海猫沢)
・前世、ルーツによって自分を肯定する承認の仕方(海猫沢)
 →ナショナリズム問題は似ている気がする(海猫沢)

             text by Life助手;新井亜主美


◯Lifeアーカイブ
2010/03/16 「映画『ソラニン』三木孝浩監督インタビュー」
http://www.tbsradio.jp/life/20100316/

2015/04/26「ポジティブの現在/ネガティブの未来」
http://www.tbsradio.jp/life/20150426/

2014/09/28「僕はなぜ『嫌われる勇気』にハマるのか?」
http://www.tbsradio.jp/life/cat-1439/


◯参考URL
チャットモンチー「シャングリラ」PV
https://youtu.be/NEb9MTNk3y4

荻上チキ・Session-22 【全文起こし】
自民党・国際情報検討委員会委員長・原田義昭 衆議院議員インタビュー
http://www.tbsradio.jp/ss954/2015/10/post-313.html

参考資料&選曲↓


このパートでかけた曲
●口ロロ "Tonight"(津田大介さん選曲)


BGM↓

●Paul Westerberg "Whatever Makes You Happy"
●The Frank And Walters "Happy Busman"
●The Jazz Butcher "Soul Happy Hour"
●高橋幸宏 "Happy Children"
●Stephen Duffy "Happy Go Lucky"
●Pearly Gatecrashers "Happiest Days"

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2015年10月25日Part5 「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」

撮影:会田邦秋
shiawase_hayamiz.jpg honma.jpg
         速水健朗さん            本間信和さん


「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」Part5

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◯SEALDsの本間信和さんに訊く
・メディアが取り上げるSEALDsのイメージと実際の違い(本間)
・政治のあり方自体が承認のレベルはなく生存レベル(本間)
 →自己承認よりも社会をどうしていくかの問いが先にくる(本間)
・同じように生存が脅かされていた7.8年前(charlie)
 →「世の中から見捨てられたから世の中ぶっ壊してしまえ」という主張(charlie)
 →「自分たちが理不尽な境遇にある」は、社会に対しての信頼があるから(本間)
 →311を経て漠然とした社会への不安を抱く、サバイバル感覚(本間)
・向き合うべき世界の問題があるのがうらやましい(charlie)
・SEALDsの人達の話に個人の内面が感じられない、何に幸せを感じる?(津田)
 →あまり幸せと思わない(本間)
・友達と日常を過ごす幸せの延長線上でデモをやることに(本間)
 →自分達一人ひとりに社会を変える力が意外とあるのを感じた(本間)
・承認が後付で順序が逆、行動しながら微調整するところに昔とのギャップ(塚越)
・あえて戦後民主主義の原点へ回帰する理念を選んだの?(杉田)
 →自分のアクションとして積極的に目指すものがイメージできる?(charlie)
 →個人の尊厳、自由、権利が尊重される社会を求めている(本間)
・細かいこと言ったら割れるから団結、はロスジェネがしなかったこと(charlie)
・阪神大震災時にボランティア参加した人の波及効果(charlie)
 →20年位たたないと評価できない(charlie)
・オウムと阪神大震災に匹敵するくらい311原発事故は大きな出来事(津田)
 →向かっている方向が逆方向にふれたロスジェネとSEALDs(津田)
・日本の独自の事情、1995年も2011年も社会基盤の喪失と捉えるが...(charlie)
 →911に対する具体的な政策イシュー(charlie)
 →日本は感覚で始める、政治イシューの行き先がコントロール不可(charlie)
・今の世の中でまず大事なのは繋がること、団結すること(本間)
・自分として何が幸せか(本間)
 →家族や友達と普通に話して過ごせる空間(本間)
 →誰からも制限や侵害されない前提の上で成り立つ(本間)
 →この前提は311や戦争で簡単に崩れ去り、自己承認へストレートに行かない(本間)
・経済の問題はロスジェネの人達の起点になって動いていた(塚越)
 →ロスジェネの遺産の活用、今の世代への継承(塚越)
・継承された/されなかった問題、されなかった方に興味がある(charlie)
・幸せになったら負けだっていう雰囲気がある(杉田)
・書き手は承認が数字となるリアル(海猫沢)
・幸せか不幸かを越える価値観がほしい(杉田)
 →夢は人を幸福か不幸か関係なく、自分の命を支えてくれるもの(杉田)
 →現実と虚構をいったりきたりできる夢があれば...(杉田)
・次回は12/27(日)文化系大忘年会です!(charlie)

             text by Life助手;新井亜主美


◯Lifeアーカイブ

2007/06/03 「運動」(外山恒一、松本哉ほか)
http://www.tbsradio.jp/life/20070604/

2007/07/29 「政治」 アーカイブ
http://www.tbsradio.jp/life/20070729/

2011/10/23「僕たちは日本を変えることができない。」(國分功一郎、古市憲寿、今村亮ほか) アーカイブ
http://www.tbsradio.jp/life/20111023/

◯参考URL
SEALDs 本間信和さんのスピーチ全文掲載
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/264579

本間信和(@nobukazuhonma)さん | Twitter
https://twitter.com/nobukazuhonma

SEALDs オフィシャルサイト
http://www.sealds.com/


参考資料&選曲↓

BGM↓
●Jimmy Rowles "Sometimes I'm Happy"
●Nick Lowe "A Dollar Short Of Happy"
●Michael Franks "I Don't Know Why I'm So Happy I'm Sad"
●Passion Pit "It's Not My Fault, I'm Happy"
●Goro Ito "Happiness"
●SPANOVA "Happy Days ~通りに雨のように立つ"
●Madeleine Peyroux "Homeless Happiness"
●Sheryl Crow "If It Makes You Happy"
●The Blue Nile "Happiness"

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2015年10月25日Part6(外伝1)「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」

撮影:会田邦秋
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        西森路代さん            立石浩史さん


「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」Part6

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◯承認とナンパ、自己啓発、宗教...
・現実での人との会話で自分の言いたいことがきちんと伝わる幸せ(メール)
・ゲイであることを親にカミングアウト、社会と接続できる幸せ(メール2)
・自分の存在についてけじめをつけた時に社会へコミットできる感覚(charlie)
・「誰にでもあるけれど、自分にとっては特別」な感覚(塚越)
・承認感覚と社会への関わり、かつてと比べて個人的なものに(charlie)
・一人の人に承認を要求する重たさはこの10年で解除(charlie)
・承認がひとりでにやってこない人は、どうやって生きていくのか(charlie)
・恋愛に対する意識、リスク分散する方法としてのナンパ(塚越)
・塚越さんのイチオシ!宮台ゼミ生、ナンパ研究家の立石浩史さん登場
・自己啓発としてのナンパ(立石)
 →同じような問題を抱えた同性に認められたいホモソーシャリティ(立石)
・ナンパをしている人は論点先取を前提にしていないことが大事(塚越)
・ナンパクラスタ、ずっと不全感がある、続けてもいいことがある?(塚越)
 →ナンパはじめは非日常感を饒舌に語るが...初期衝動が忘れられない(立石)
・不全感を抱えた奴がナンパで承認を得ようとしても得られない話(charlie)
・何がホモソーシャル内での承認を調達する鍵なの?(charlie)
 →スペック高なオンナを最低限のコストで落とす、数値化できる指標で競う(立石)
・ナンパを精神修行として行っていた友達(海猫沢)
・仏教プチブーム、承認欲求は現代社会において難しい問題(メール)
 →さとり世代、単純にお金がないから承認欲求になった(メール)
・自己啓発ロジック、信仰は個人の問題(charlie)
 →「私を超えたところにいる神様が見守ってくれてるから大丈夫」(charlie)
 →さとりモード「すべては己の見方に依存している」(charlie)
・「見方を変えればあなたが変わる、あなたが変われば運命が変わる」(charlie)
 →いろんなごまかしや跳躍があるプリンセス思考(charlie)
・相手にも私にも選択の権利があると強引にたどり着かない(charlie)
・人は自由選択になると選択できなくなる(charlie)
・姫的な性格の子、その人についていく人の幸せ(西森)
 →悟りモードよりは、違かったと言い切れる姫モードのほうが強い(charlie)
・誰かを助けることのアディクション(杉田)
・男らしさの呪縛から開放されるホモソーシャリティはないのか?(杉田)
・『マイ・インターン』、ロバート・デニーロの役(西森)
 →自分が満たされていて、何らかの自信があるからサポートにまわれる(西森)
・ホモソーシャリティを解除しないと自由になれない(charlie)
・卓越主義的なところを回避している若い男の子(charlie)
・久保田ディレクター企画!塚越健司Podcast計画、ゲストに宮台真司氏!(塚越)
 →詳細は随時公開していくので番組HP,Twitter等をチェック!(塚越)

            text by Life助手;新井亜主美


◯Lifeアーカイブ

2014/09/28「僕はなぜ『嫌われる勇気』にハマるのか?」
http://www.tbsradio.jp/life/cat-1439/

2010/08/29「Life白熱教室~これからの"社会"の話をしよう
http://www.tbsradio.jp/life/20100829life/


参考資料↓

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2015年10月25日Part7(外伝2)「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」

撮影:会田邦秋
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「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」Part7

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◯"well being"と"happiness"
・『ヒキコモリ漂流記』山田ルイ53世著(メール)
・恋愛もキラキラ感もない、日常のちょっとした幸せを描く漫画(西森)
・社会的承認が元からないことがデフォルト(西森)
・ロスジェネの格差は常にある「大卒なのに就職できなかった」(charlie)
・梯子を外されたと思っているエリート自己認識(charlie)
・一億総活躍、戦時中の障害者雇用(charlie)
 →「総活躍したかったら戦争」赤木さんの言ったとおりに(charlie)
・仕事から帰ってきて我が子の寝顔を見た時に幸せを感じる(メール)
・子供の笑顔を勝ち取ることは究極の自己実現(メール2)
・親子関係、家族関係は幸せではなく愛ではかるべきでは(杉田)
 →子供に突き放されることではじまる家族関係(杉田)
・愛は憎しみと表裏一体(杉田)
・幸せや愛、その場の良し悪しで決めてはいけないのでは(塚越)
・他人との関係の評価、一発レッドカード社会(松谷)
 →うまくいかないことを織り込み済みでそれでもやっていく(塚越)
・自己啓発と自己啓蒙(杉田)
 →ディスアビリティや弱さが完全にシャットダウンされて強くなる(杉田)
 →自己啓蒙、自分の中の弱さを熟成させる(杉田)
・グレッグ・イーガン『しあわせの理由』幸せを絶頂でとめる話(杉田)
・「幸せ」という日本語の語源(海猫沢)
・日本の「幸福」は海外の"well being"(海猫沢)
 →「let it be、あるがままにしておけ」「let it go、私の好きにさせて」(charlie)
・コントロール不可能なものに対してどのように対処するか(charlie)
・学生を育てていく中で思うこと、学生のその先は卒業時点でもわからない(charlie)
 →何かの形で幸せに繋がるならそれでいいやと思うしかない(charlie)
・マイナスになることを避けていたらプラスになることも避けてしまう(松谷)
・教育の自己効力感が盛り上がる時「おれがいないとだめだ」(charlie)
 →自分が何かを成しているのを諦めた状態でいろいろやらないと維持できない(charlie)
・自分がいなくても済むくらい、人が育ってくれたら幸せ(charlie)
・月曜の朝に子供を保育園に送りコンビニでジャンプ立ち読みする幸せ(杉田)
 →あらゆる関係から開放される幸せ(杉田)
・アクティブな達成感よりもプレッシャーもない独特の環境が幸せな人の多さ(杉田)
・幸せっていらない、感情的起伏で動くのが嫌(塚越)
・幸せを味わった後の怖さ、永遠に続かない不安、維持するための努力(松谷)
 →幸福を感じた時にすぐ棄却してしまう自分(松谷)
・今日言っている幸せは"well being"な幸せ(charlie)
・幸せってどの段階で何を評価して幸せ?(charlie)
・いつまでも若い時の微分値でいると"happiness"の高揚は失われる(charlie)

             text by Life助手;新井亜主美


◯Lifeアーカイブ

2015/08/30「ブロック化する社会をどう生きるか」
http://www.tbsradio.jp/life/20150830/

2007/09/23 「先生」 アーカイブ
http://www.tbsradio.jp/life/20070923/

2008/01/27 「親子関係」 アーカイブ
http://www.tbsradio.jp/life/20080127/


参考資料↓


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2015年10月25日(放送後記動画)「なにが君のしあわせ?〜いま、承認問題を蒸し返す」

放送後記 出演:鈴木謙介&杉田俊介

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