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2018年3月 アーカイブ

2018年3月 5日

【音声配信】「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part1▽TBSラジオ「文化系トークラジオLife」2018年3月4日放送分▽鈴木謙介、柳瀬博一、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか

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      charlie(鈴木謙介) 撮影:ササキミチヨ

出演:charlie(鈴木謙介)、柳瀬博一、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也

「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part1(35'23")

〇ひとつの時代の終わりに
 ・来ると思っていなかった「平成30年」(charlie 以下c)
  →来年の区切りに向けての振り返り(c)
 ・加藤ミリヤの「新約ディア・ロンリーガール」(c)
 →ECDの最後のラップと30歳になった加藤ミリヤ(c)
 ・「批判から提言へ」の時代(メール/矢野)

〇あの頃何歳? Lifeパーソナリティたちの平成
・平成になったときは15歳で昭和は子ども時代(速水)
 →『平成三十年』に描かれる「変わらなかった日本」というディストピア(速水)
 →変わらなかったものへの視点(速水)

・82年生まれ(宮崎)
 →物心ついたのは平成(宮崎)
 →ビックリマンのアニメが天皇崩御で延期になった記憶(宮崎)
・平成元年の流行語大賞は「セクハラ」と「24時間戦えますか」(宮崎)
 →今も変わらないもの、続いているもの(宮崎)

・84年生まれ(塚越)
 →子供心に「大変だ」と感じた昭和天皇崩御(塚越)
 →今となっては見なくなったPDA(塚越)
 →消えた秋葉原のバスケットコート(塚越)

 ・90年代が青春(倉本)
 →JK文化のど真ん中、悩みはルーズソックスの使いまわし(倉本)
・当時のJKビジネスと今の取り上げられ方の乖離(倉本)
 →JK側にイニシアティブがあった昔、虐げられるものとされる今(倉本)
 →「やっぱり傷ついている」少女像へ(c)

・91年生まれ、平成の1/3はよく知らない(文月)
 →平成の事件として語られることが神話じみている(文月)
 →当時の文化の代表とされたけど「ヱヴァンゲリヲン」は観ていない(文月)
 →実質的に知らないけど記号的に受け取っているものたち(文月)

・社会人2年目で平成に(柳瀬)
 →平成史では取り上げられない転換点・東西冷戦終結(柳瀬)
 →世界の構造の変化とグローバリゼーションの始まり(柳瀬)
 →従来の成長モデルの崩壊(柳瀬)
 →戦後蓋をしてきたものから目を背けられなくなる(c)
 
〇時代の変化・所有の変化
・通信の普及と完成しなかったリニア(リスナー)
・物を持つことの価値が薄らいでいく(リスナー)
 →持つことが重荷に(リスナー)

・新世紀の平成一桁、
  インターネット産業スタートの10年代、長期不況の20年代(c)
 →その終わりのリーマンショック(charlie)
 →リーマンショック後多くの国が立ち直る中日本だけ停滞していた(c)

・この時代に日本のモノづくりのアドバンテージが失われた(c) 
 →物の所有の変化(速水)
 →平成初めはレンタルが可能になった時代(速水)
 →編集によるモノづくりが「レア物」に価値を与える(速水)
 →2000年代はデジタルによるフラット化(速水)
 →2010年代はサブスクリプションや聞き放題(速水)
 →一方でのアナログ回帰(速水)
 
・物の売り上げよりデータの売り上げに(charlie)
 →電子書籍の漫画の売り上げがすさまじく伸びている(柳瀬)
 →3.11以降の本格的なスマホの普及(柳瀬)
 →みんなが情報を物理的に手に持つように(柳瀬)
 →スマホを失くしたときの不安感(c)

        text by 千葉彩佳

〇Life関連アーカイブ

・2015/02/22「No Music, No Life?~音楽はいまどう聴かれているのか」
  https://www.tbsradio.jp/life/20150222no_music_no_life/index.html

・2013/11/11「國分功一郎×古市憲寿×速水健朗〜90年代論」
  https://www.tbsradio.jp/life/20131111/index.html

・2011/04/24「2020年のわたし」
 https://www.tbsradio.jp/life/201104242020/index.html

参考資料
平成三十年おじさんメモリアル路上のX1990年代論 (河出ブックス)新世紀エヴァンゲリオン TV版 プラチナ コンプリート DVD-BOX (全26話+ディレクターズカット版4話, 660分) [DVD] [Import]シェア[ペーパーバック版] 〈共有〉からビジネスを生みだす新戦略


このパートでかけた曲
●加藤ミリヤ "新約ディアロンリーガール feat. ECD" (charlie選曲)
●Paula Abdu "Straight Up" (柳瀬博一さん選曲)
新約ディアロンリーガール feat.ECD(初回生産限定盤)(DVD付)フォーエヴァー・ユア・ガール

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2018年3月 7日

【音声配信】「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part2▽TBSラジオ「文化系トークラジオLife」2018年3月4日放送分▽鈴木謙介、柳瀬博一、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか

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文月悠光さん(撮影:ササキミチヨ)

出演:charlie(鈴木謙介)、柳瀬博一、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか

「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part2(26'36")


・『臆病な詩人、街に出る。』を出版
 →岸政彦さんとの対談イベント開催(文月)
 →文月さんは本日唯一の平成生まれ(charlie 以下c)

〇働き方今昔〜媒体の変化
・平成はペーパーレスの時代(リスナー)
 →昭和からワープロ使用、今も板書は最低限に(c)

◯効率意識の変化
 ・昔はもっと牧歌的(リスナー)
  →個人個人が何をしているのか把握できなかった時代(柳瀬)
  →効率は圧倒的に悪かったが数字は上がっていた(柳瀬)
  →今は少ないパイを取り合っている(柳瀬)
 ・のんびりした『釣りバカ日誌』(斎藤)
・効率を求められる今の雰囲気(c)
 →通信の発達で30分が最短タームに(速水)
・「仕事に捕まりたくない」と携帯を持たなかったおじさんたち(c)
・効率化しようとする手段が増えて効率逆に下がっている(柳瀬)

◯ポリティカル・コレクトネスの進化
・社会のPC感覚がここ数年で大きな進歩(リスナー)
 →差別的ギャグが面白くなくなった(リスナー)
・ 「結果オーライ」の昔とプロセスが可視化された今(柳瀬)
 →一方にある「危ない橋を渡ってでも」の感覚(c)

◯創造性と合理性のバランス(塚越)
・ 創造的領域を作るために自分の体を資本として見るのが平成的(塚越)
・健康経営と働き方改革(charlie)
・アメリカの社会的効率を上げるための予防(柳瀬)
 →女性の社会進出と実力主義(柳瀬)
 →育児や健康を考える女性とおっさんだらけの経団連(柳瀬)
・場当たり的な変化(c)

・ネットの無敵感が失われた今(文月)

                    text by 千葉彩佳

〇Life関連アーカイブ

・2013/06/23「忙しさとの競争」
 https://www.tbsradio.jp/life/2013/index.html

・2012/03/25「理想の職場」
 https://www.tbsradio.jp/life/20120325/index.html

参考資料
臆病な詩人、街へ出る。 (立東舎)洗礼ダイアリーわたしたちの猫釣りバカ日誌 [DVD]会長 島耕作(9) (モーニング KC)特命係長只野仁 1これでいいのだ―赤塚不二夫自叙伝 (文春文庫)


このパートでかけた曲
●tofubeats "おしえて検索 feat.の子(from神聖かまってちゃん)"(文月悠光さん選曲)
First Album(通常盤)

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2018年3月 8日

【音声配信】「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part3▽TBSラジオ「文化系トークラジオLife」2018年3月4日放送分▽鈴木謙介、柳瀬博一、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか

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柳瀬博一さん(ササキミチヨ)

出演:charlie(鈴木謙介)、柳瀬博一、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか

「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part3(26'49")


〇携帯とPC、ヤンキーとオタク
・今の小学生はみんなスマホで遊ぶ(リスナー)
・ネットとオタクカルチャー(charlie)
 →ネットの発達でスポットライトの当たった層(リスナー)
・ヤンキーとオタク、携帯とネットの住みわけがされていた時代(リスナー)
 →隔たりは無いが地雷があちこちにある今(リスナー)
・携帯はリア充のモノだった(c)
 →『電車男』のオタクたちが典型的(柳瀬)
 →PCと携帯のユーザーは別の行動をしていた(柳瀬)

〇「みんなのインターネット」の現在
・SNS小説の系譜(倉本)
 →ユートピアは『電車男』まで、その後はディストピア(倉本)
 →あの頃には暗黙の了解があった(塚越)
 →みんなのものになると話は変わってくる(塚越)
・平成10年代のオタク的カルチャー(c)
 →平成20年代にグローバル化(c)
・スマホの登場とともに溶けていく携帯文化(c)
・差別されていた人間たちの熱さ(塚越)
 →技術と共に浄化されていく(塚越)
・2000年代に生まれた定番曲たち(c)
 →「平成の曲が分からない」と言ってももう平成になって30年(リスナー)

〇ハードからソフトへ
・世界を席巻していたSHARPのSidekick(c)
 →ハードウェアの時代がギリギリ残っていた2000年代(柳瀬)
 →日本社会はハードからソフトの流れを逃す(柳瀬)
・2000年代後半までは「いつか潰れる」と言われたAmazon(柳瀬)
 →黒字か赤字かではない価値転換(柳瀬)
・アマゾンは次のプラットフォームへ(速水)
 →日本もファミコンなどの市場基盤を作る側として優秀だった(速水)
・売りたい人と買いたい人を出合わせるのがプラットフォーム(塚越)
・平成10年代のプラットフォームはハードだった(c)
・世の中がまだ「モノ」だった平成10年代(c)
 →すべてがスマホに集約するならハードは何でもいい、の今(c)

〇イベント告知
・武蔵野・三多摩企画の第2弾!武蔵野の音楽について(宮崎)

Lifeイベント 3月25日(日)
武蔵野/シティ/ポップ/ライフ――郊外ミュージックの可能性
滝口悠生×大石始×柳樂光隆×矢野利裕×長谷川裕:
受付はPAPER WALL nonowa 国立店 電話 042-843-0261

     text by 千葉彩佳


〇Life関連アーカイブ
・2009/09/27「"居場所"の現在」
https://www.tbsradio.jp/life/20090927/index.html

このパートでかけた曲
●フラワーカンパニーズ "深夜高速"(宮崎智之さん選曲)
深夜高速

参考資料
電車男電車男 DVD-BOXザ・サークル [DVD]First Loveユー・ガット・メール 特別版 [DVD]アマゾン・ドット・コム何者 (新潮文庫)魔法先生ネギま! 3月度 OPテーマ ハッピー☆マテリアルファミリーコンピュータ本体 AV仕様 acアダプター  セット

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2018年3月 9日

【音声配信】「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part4▽TBSラジオ「文化系トークラジオLife」2018年3月4日放送分▽鈴木謙介、柳瀬博一、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか

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塚越健司さん(撮影:ササキミチヨ) 

出演:charlie(鈴木謙介)、柳瀬博一、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか

「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part4(27'59")

〇生き残るもの、蘇るもの
・紙の本はいつまで生き残るのか(文月)
 →電子化が進む一方で残っていく紙(文月)
・チェキに代表されるネットと紙の横断(文月)
・若者にとっての「物はお金がかかる」という新鮮さ(charlie 以下c)
 →コスト感覚の変化(c)
・差異化のための現像代(c)
 →情報の差異化は難しい(倉本)
・八ミリに戻るならノスタルジアだけどVHSに戻っていく(速水)
・ファンが復活させたポロライド(速水)
・じきに無くなると思われていたものが消えなかった(速水)

〇デジタルについていけない肉体
・デジタル化は合理化(塚越)
 →デバイスひとつで何千冊と読める電子書籍(塚越)
 →フィジカルの限界の技術で超える(c)
・作業効率は上がったが疲れも増えたGoogleグラス(塚越)
 →フィジカルの限界を技術で超えてもうまく行くとは限らない(塚越)
・サブスクリプションのおすすめ動画(塚越)
 →自分で探すのは面倒だから意志を代行してもらう(塚越)
・それはテレビでは?(c)

〇テレビは弱くなったのか
・テレビの凋落(c)
 →平成初期には素人をテレビスターにする回路があった(c)
 →今テレビに出ることはステータスか(c)
・ユーチューバーに憧れる子どもたち(斎藤)
・テレビの方が保証されていると思いたいだけ?(文月)
・ネットは無料、の感覚から「これで食べていける」に(文月)
・テレビとネットの仕事ならどっちを選ぶか(c)
 →誰に照準を合わせるのか(塚越)
 →影響力と言えることのバランス(塚越)
・テレビ局の近くにいたら写真を頼まれた(c)
 →「何かの人」なのは分かるが「何の人」かは分からない(速水)

・後追いで知って拡散されていく情報(文月)
 →後日知る人が大事に(文月)
 →ただ流れていく人は残らない(c)
・炎上も同じ構造(速水)
 →誰かの再生産を見て文脈が無視される(速水)
・浅ヤンのすごさはモー娘。が可愛いと言い切ったこと(倉本)
 →価値の提供(倉本)

         text by 千葉彩佳

〇Life関連アーカイブ

・2012/11/25「"わくわくできる未来"を求めて」
https://www.tbsradio.jp/life/20121125/index.html

・2011/03/27「このメディア環境を生きる」
https://www.tbsradio.jp/life/20110327/index.html


参考資料
FUJIFILM インスタントカメラ チェキ instax mini 90 ネオクラシック ブラウン INSTAX MINI 90 BROWN紙の本が亡びるとき?新解さんの謎 (文春文庫)赤瀬川原平の冒険―脳内リゾート開発大作戦東京ミキサー計画―ハイレッド・センター直接行動の記録 (パルコ・ピクチャーバックス)ファンダム・レボリューション:SNS時代の新たな熱狂イカ天年鑑〈平成元年編〉

このパートでかけた曲
●たま "さよなら人類" (倉本さおりさん選曲)
さんだる(紙ジャケット仕様)

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2018年3月10日

【音声配信】「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part5▽TBSラジオ「文化系トークラジオLife」2018年3月4日放送分▽鈴木謙介、柳瀬博一、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか

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出演:charlie(鈴木謙介)、柳瀬博一、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか

「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part5(40'44")

〇エロで技術は進化する?
・エロコンテンツの変化(リスナー)
・電子書籍を伸ばした女性向けエロ漫画(charlie 以下c)
・「素人モノ」が多くを占めるパッケージ(c)
 →素人自作のエロ動画の造り込んでなさが逆に受ける(宮崎)
・情報技術の進歩に大きな影響を与えたエロ(塚越)
 →元夫「エロ動画が俺をパソコンに強くさせた」(倉本)
・投げ銭とライブチャット(塚越)
・素人でもフェイクポルノをねつ造できるアプリ(塚越)
 →取り締まりは可能か(斎藤)
 →方法はあるが完全ではない(塚越)
・失敗したエロと技術(速水)
・テレビがエロから撤退(宮崎)
 →ゴールデンでもおっぱいが出ていた時代(c)

〇消えていく輝き、失われるこだわり
・テレビの権威、ある種の輝き(c)
 →「すごいもの」から「流れていくもの」になって失われた(c)
 →まともにアーティストの名前も言えない現在(c)
・テレビ番組のOPをカセットテープに録音して聞いていた(塚越)
 →繰り返しには今の方が優れている(速水)
 →動物的な反復にすぎず輝きが失われた(c)
・倒産寸前のギブソンのギター(c)
 →何十万とするものを一万人に買ってもらえなくて残れない者たち(c)
 →こだわりの喪失(c)

〇ポスト平成の成長 ~フラットな社会で走り続ける~
・「平ら(フラット)に成る」預言的な「平成」という元号(斎藤)
→フラット化していく時代(斎藤)
→「ステージに上がる」から「バズり続ける」に(c)
・技術が我々を良くすると思っていたが、そうではなかった(塚越)
・炎上と鎮静の繰り返し(塚越)
→僕らは過去も未来も見ずこの瞬間を生きている(塚越)
・「ステージに上がる」オールドタイプの安定感(宮崎)
・新しいことをし続けることを求められる(塚越)
→自己研鑽を求められるしそれを否定することはできない(塚越)
・もう有名さには憧れない(文月)
 →わかってくれる人と何かをする(文月)
・書店員が民主的に選ぶ「本屋大賞」(倉本)
 →民主的にやることに疲弊(倉本)
・わかってくれる人を増やす回路へ(速水)
 →書籍が書店に並ぶのはその点で強い(速水)
・最後まで本を読み通せるのは何割かだけ(c)
 →バズりの瞬発力との時間差をどう埋めるか(c)
・各人の感覚の差(c)
 →Youtuberの次はテレビ、の人もこのままここで、の人も(c)
・短距離走を死ぬまでやるのは無理(斎藤)
 →大人も成長しなければいけない(塚越)
 →大人の階段が無くなってずっとトラック走に(c)
・瞬間瞬間の適応(塚越)
 →強いから生き残るのではなく適応するのがポスト平成の成長(塚越)
・世界は進化していくのに日本はフラット(c)
 →上が詰まっている(塚越)
 →駆逐も押上げも出来ずスカスカしたした時代のイメージ
・平坦は楽だがずっと走らなければ(c)
・何かを踏みつけにする成長には戻らない(塚越)

  text by 千葉彩佳

〇参考URL
・ポルノ動画の顔部分を有名人と取り替える「フェイクポルノ」
 ―リベンジポルノにも利用される恐れ(塚越健司) - Y!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/tsukagoshikenji/20180301-00082117/

〇Life関連アーカイブ

・2016/06/26「有名税とのつきあい方」
 https://www.tbsradio.jp/life/20160626/index.html

・2018/01/01「文化系大新年会2018」
 https://www.tbsradio.jp/life/201801012018/index.html

参考資料
「平成」論 (青弓社ライブラリー)LIFE SHIFT(ライフ・シフト)終わりなき日常を生きろ―オウム完全克服マニュアル (ちくま文庫)世紀末の作法 終ワリナキ日常ヲ生キル知恵 (角川文庫)リバーズ・エッジ オリジナル復刻版新版 平坦な戦場でぼくらが生き延びること  岡崎京子論カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

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2018年3月11日

【音声配信】「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part6(外伝1)▽TBSラジオ「文化系トークラジオLife」2018年3月4日放送分▽鈴木謙介、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか

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速水健朗さん(撮影:ササキミチヨ)

出演:charlie(鈴木謙介)、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか

「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part6(外伝1)(44'26")

〇平成のイメージ:テクノロジーと貧困
・平成のイメージ、多くが「テクノロジー」と「貧困」(メール/海猫沢)
 →納得するが過去のものだとも思う(メール/海猫沢)
・テクノロジーが貧困をなくすはずが逆に(速水)
・左翼が「自然に帰ろう」を掲げ始めたのが21世紀(charlie)
 →世の主流が自然主義・自然回帰に(c)
・鉄腕ダッシュの農業風景(倉本)
 →研究者レベルのテクノロジー利用(c)

〇適応のモノづくり
・スターウォーズの新シリーズと今までの違い(速水)
 →作り手も登場人物もみんな誰かのファン(速水)
 →ファンが作ったものにはファンしか出てこない(速水)
・「○○みたいなもの」に引き寄せられる聞き手(c)
 →新しすぎるものになりたいわけではない作り手(c)
・成長か適応か(塚越)
 →今は人とのかかわりの中で適応していくのが主流(塚越)
・iPhoneのようなものを作るのは創造性に取りつかれているからか(塚越)
・今は抑圧的にバージョンを上げていこうとはしない(速水)

〇自己実現としてのファン
・ファンの時代による変化(速水)
 →サブカルチャーとしての愛好、負から生まれたものだった時代(速水)
 →今のファンは負を背負わない(速水)
 →自己実現・永続的なものとしてのファン活動(速水)
・今のオタクの持ち上げられ方が気持ち悪い(リスナー)
 →オタクコンテンツに対する壁の喪失(c)
 →「これが無いと生きていけない」人が地雷っぽく(c)
・課金を続けないと自己実現できないタイプのオタクたち(倉本)
 →何でもタダの時代にお金を払うこととは(速水)
 →「ステージに上がる」を失った時代の定額サービス(c)
・お金の単位の感じ方の変化(倉本)

〇どこの誰に好かれたい?~ファンとのコミュニケーション~
・岡崎体育的なモデルの強さ(c)
 →「ファンのヒエラルキーを作るのか」と言って炎上(速水)
・スマホのコンプガチャなどのお金を使えば段階が上がるモデルはおかしい、に(塚越)
 →廃人は強くなりたいんじゃなくて推しが欲しい(塚越)
・ソシャゲのはトップの0.1%が支えている(速水)
 →まだ発展途上の構造(速水)
・問題はファンとどういう風にコミュニケーションしていくか(c)
 →コンテンツ作りと集客・集金の間が開いてく(c)
・消費者≠ファン(文月)
 →SNSで見られる感想は発言したい人のバイアスがかかっている(文月)
・アクションしたい人はお金を払う(c)
・誰を大事にするか(文月)
 →どこかで古いファンを切り捨てることになってしまう(文月)
 →人気を獲得していくためにジレンマを抱え込む(c)
・FGOからバズった『歴メシ』(倉本)
 →ちゃんとしたものにクラスタの興味が重なるとバズる(倉本)
・羽生君のプーさんでお金を得るのはディズニー(速水)
 →プーさんを投げ込む人はコントロールできない(速水)
・層を耕すことは出来る(倉本)
 →作り手側からやると炎上する(文月)

〇次の時代の文化産業は
・平成の文化産業は中間のつなぎが失われた(c)
 →自分一人で全部コントロールするのか(c)
 →何でも出来るならそうすればいい(文月)
 →それができないなら編集なりに守ってもらう(文月)
・ネットで直結するモデルが良いものとして語られた(速水)
 →生身が結構傷つく時代(速水)
・これから出てくる人は自分で全てをコントロールしたくなるか(c)
 →自分の創造性と世の中の見る力を見て(塚越)
・天才志向とコラボレーション志向(c)
 →天才を求めた平成、ではこれからは(c)

  text by 千葉彩佳

参考URL

・新城カズマで『スターウォーズ 最後のジェダイ』超完全ネタバレ評
 https://note.mu/sinjowkazma/n/n6a7db25d27b9

〇Life関連アーカイブ

・2007/06/03 「運動」
https://www.tbsradio.jp/life/20070604/index.html

・2017/06/25
「"共感"される"エモい""パワーワード"を"忖度"して"PR"!」
https://www.tbsradio.jp/life/20170625pr/index.ht

参考資料
グッバイ、スプリング (群雛NovelJam)社会をつくる「物語」の力 学者と作家の創造的対話 (光文社新書)BASIN TECHNOファンダム・レボリューション:SNS時代の新たな熱狂オタクはすでに死んでいる (新潮新書)浪費図鑑―悪友たちのないしょ話― (コミックス単行本)スター・ウォーズ/最後のジェダイ MovieNEX(初回版) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

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2018年3月12日

【音声配信】「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part7(外伝2)▽TBSラジオ「文化系トークラジオLife」2018年3月4日放送分▽鈴木謙介、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか

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倉本さおりさん(撮影:ササキミチヨ)

出演:charlie(鈴木謙介)、文月悠光、速水健朗、塚越健司、倉本さおり、宮崎智之、斎藤哲也ほか

「平成カウントダウン~この30年で何が変わったか」Part7(外伝2)(40'12")

〇スポーツとメディアの変化
・日本サッカーの発展(リスナー)
・教育の変化に揉まれた世代(リスナー)
・野茂からのメジャーへの挑戦(宮崎)
 →北海道を足掛かりに世界を目指す清宮君の意識の違い(宮崎)
・サッカーの国内市場がしっかりした(速水)
・プロスポーツ選手への夢(charlie)
 →「人気者になりたい」から「自分を試したい」に(c)
・地上波で見られなくなっていくスポーツ(速水)
 →メディアとスポーツの癒着モデルの崩壊(c)
・テレビによってカーリングが認知されたというメリット(c)
 →一瞬持ち上げられただけの悪循環にならないように(速水)
・自力で社会と渡り合える人、そうでない人(c)

〇「半ドン」って知ってる? それぞれの世代の教育
・土曜は半ドン(c)
 →小学五年生で完全週休2日制に(文月)
・のびのびと才能を開花させたかった「ゆとり」(c)
 →脱ゆとりをしても詰め込みには戻れない(c)
・管理教育の反動の世代(速水)
 →1970年代の荒れる高校とガチガチの管理(c)
・スポーツトレーニングの近代化(宮崎)
 →近代化の早かったサッカー(c)
 →「ブラック部活動」的モデルからの脱却
・詰め込みから脱却しつつあった時代(宮崎)

〇世代の変化、価値観の変化
・団塊世代の大量退職と先生の若返り(c)
 →責任感のある人ほど病みやすく、若い人が大変(塚越)
・家庭教師に求めるレベルを教師に求めてしまう(倉本)
 →若手非正規問題と関連(c)
・マンションの理事会の理事に(速水)
 →何かを変えるには世代交代しかないってこともある(c)
・最近の学校はお洒落、冷暖房完備(c)
・教諭の不祥事(文月)
 →体罰は年配の人が旧式なやり方で問題に(文月)
 →体罰の定義問題はほぼ終わった(c)
 →体罰はマクロで見ると駄目という理論(塚越)

〇大きな曲がり角で振り返って
・データをどう見ていくか(c)
 →議論は知らないうちに根底から変わっている(c)
 →長い目で見ると社会的理論に合わせて利するのか(塚越)
・何が良いかを変わったのが気づかないのが平成っぽい(c)
 →大きな曲がり角をゆっくり曲がるような(c)
・個別のテーマに寄せて色んなことを思い出していきたい(c)

   text by 千葉彩佳

〇Life関連アーカイブ

・2012/08/26「"楽しくやろう"というけれど...」
 https://www.tbsradio.jp/life/20120826/index.html

・2017/04/23「春の「がんばり迷子」相談室」
 https://www.tbsradio.jp/life/20170423/index.html

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