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Life書籍化第二弾ができました!

「文化系トークラジオ Life のやり方」


第一弾はこちら
Life?~番組について~
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詳しくはこちらをご覧下さい。
イラストと番組ロゴは浅野いにおさんに描いていただきました。
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2008年6月 アーカイブ

2008年6月 3日

信じられないことが起きましたよ!

本日発表された第45回ギャラクシー賞で、
文化系トークラジオ Lifeがなんと、なんと、
ラジオ部門の大賞を受賞しました!

http://www.houkon.jp/galaxy/45th.html

20080603_galaxy_受賞ステージで
ジョン・カビラさんにインタビューされる(!)黒幕&charlie

charlie号泣の(笑)贈賞式の様子など詳しくはまた後日ご報告しますが、
この番組の評価は、出演者と作り手だけでなく、リスナーが一緒に
盛り上げてくれているからこそだと思います。

本当にどうもありがとうございます

バンザーイ!

20080603_galaxy_リスナーの皆さんと。

会場にかけつけたリスナーの皆さんと記念撮影


※おめでとうメールありがとうございます。全部目を通しています。贈賞式ではcharlieの泣きっぷりに気おされて泣きそびれましたが(笑)、リスナーのメールにはこらえきれず男泣き...

出品したのは↓「運動」の回です。ゲストの外山恒一さん、松本哉さんにも感謝!
http://www.tbsradio.jp/life/20070604


そのほか過去のアーカイヴはこちら↓
http://www.tbsradio.jp/life/themearchive.html


※音楽などを除き、mp3で聴くことが出来ます。

次回の生放送は6月22日(日)の深夜25:30~
ウェブ中継もしますので、パソコンで生放送が聴けます。

==
おしらせ

※6月4日(水)のNHKテレビ『クローズアップ現代』 (19:30~)
にLifeサブパーソナリティの仲俣暁生さんが出演します。
http://www.nhk.or.jp/gendai/

ぜひLifeバッジまたはLife Tシャツ着用での出演を期待したいですね(笑)

==
※6月5日(木) 19:00~五反田のイベントスペース5TANDA SONCにて
Lifeパーソリティ陣が参加するイベントが開催されます。
(今回は番組オフィシャルのイベントではありません)

http://www.gotanda-sonic.com/events/post_96.php

気楽な感じで出演者と来場者、来場者同士がおしゃべりできる
イベントを目指しているということなので、charlieにおめでとうを
言いたい方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

僕(黒幕)もできればちらっと顔を出したいと思っていますが、
来週から聴取率調査週間ということで仕事が...

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2008年6月 9日

サブカル・ニッポンの新自由主義 Part1


※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

大変お待たせしました。
ギャラクシー賞の大賞受賞の興奮も冷めやらぬなかですが、
2008年3月6日にジュンク堂書店池袋本店にて開催されたトークイベント
鈴木謙介 × 橋本努
 「サブカル・ニッポンの新自由主義」
を配信します。 

※次回6月22日(日)放送の「ウソつきは誰だ?~環境・治安・格差」の番宣が冒頭に入っていますが、charlieの声が枯れているのはギャラクシー賞大賞受賞祝賀会の最中に録ったからです。ギャラクシー賞の報告&次回の予告編は「サブカル・ニッポン~」の後に配信する予定です。(すいません、編集する時間がなくて~)黒幕はせがわの本業「ストリーム」&鳥山の本業「デイ・キャッチ」も今週からスペシャルウィークなのでよろしくお願いします!)

20080306_2.jpg
charlie

20080306_3.jpg
橋本努さん(北海道大学准教授)
※橋本先生は中学から大学の4年間、フィッシュマンズ~スカパラの
茂木欣一さんとバンドを組んでいたそうですよ

・新自由主義(ネオリベラリズム)は80年代的な問題(橋本)
・90年代は「第三の道」の時代
・新自由主義批判は2000年代的な問題
・市場原理主義と新自由主義
・リベラル(左派)とネオリベラル(新自由主義)
・年金問題はリベラルとネオリベラルが対立
・郵政民営化はリベラルとネオリベラルが結託
 抵抗したのはコミュニタリアンや保守派
・アメリカでは郵便局は民営化されていない
 福祉国家のスウェーデンで民営化されている
・福祉国家の北欧諸国と経済的自由はアメリカ並
・年金未納問題が急に終息したのはなぜか?
 →未納者を排除するリベラル(大きな政府)の本音
・リベラルは限られた人の平等を守るだけでは?という批判
・グローバルリッチリストhttp://globalrichlist.com/
・年収100万円でも世界の所得上位10数%に入る
・相対的貧困(国内格差)と絶対的貧困
・日本に勝ち組はいない。所得の山が下にずれている
・格差論は景気がよくなるときにこそ盛り上がる
・ホリエモンが2年連続流行語大賞をとった時代
・ネオリベは本当に否定されたのか?
・ネオリベを倫理面から否定した保守派、
 既得権益を批判した若者(charlie)

参考資料↓

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2008年6月10日

サブカル・ニッポンの新自由主義 Part2


※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

20080306_4.jpg

・若者と左翼~ホワイトバンド批判と志位GJ!
・「すべて非正社員にすべき」by八代尚宏氏
赤木智弘氏も八代発言を評価
・ロスジジェネがネオリベに希望を見出してしまったことの意味
・格差批判、ネオリベ批判は批判だけで「いきいき」してしまう(橋本)
・社会批判でいきいきは出来ても、オルタナティブは出せない
・仲正昌樹のサヨク批判
・新自由主義を否定するために自由を制限してもいい?
・格差社会批判の右左合作~総ナショナル化(charlie)
・「国民」だけが守られればいいのか?
・民主主義国同士の戦争が起きる確率は低い
 →世界平和のためには民主化を支援すべき(橋本)
・ワシントン・コンセンサスからポスト・ワシントン・コンセンサスへ
・グローバルに世界を良くする?国民の生活を何とかするべき?
・↑を両立するには?(橋本)
・『コードギアス』をモデルに考えてみると...
・ステイツとネイション
・日本では平和運動の担い手が階層を上ろうとする
・橋本先生のコードギアス劇場

参考資料↓

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2008年6月11日

サブカル・ニッポンの新自由主義 Part3


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20080306_1.jpg
・就職について考えてみる
・仕事で問われるのは創意工夫する能力、人間性
・成功した人は「自分が努力したから」と考え、
 失敗した人は宿命論に向かう(charlie)
・財界は学生時代のブログまで評価の材料にしようとしている
・スマップは"そのまま"
・小柴昌俊氏は「明確な意思を持て、やりたいことを見つけろ」
・不断の自己啓発を強いられる社会
・自分探し=そのままの私を認めて欲しい?
→Life 「自分探し」の回
・みんなもう成長したくないんじゃないか?(charlie)
ネット社会の洞穴化について(橋本)
・幸福な社会とは?
・宮台真司がFeel-Good Societyに対する態度を
 決められない理由(charlie)
・所得が上がっても幸福度は上がらない(橋本)
・ピーク・エンドの法則
・幸福は点の概念ではなく、線の概念(charlie)
・内発的なものだけではない、大きな物語、
 グローバルなレベルにつながる思考が大切(橋本)

参考資料↓

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2008年6月12日

サブカル・ニッポンの新自由主義 Part4


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20080306_5.jpg

質疑応答
・幸せについて考えないことが幸せか?
・畜群道徳と超人思想
・ニーチェと尾崎豊
・むしろ後期の尾崎豊が好き(charlie)
・40になったときに哀しさは味わい深い(橋本)
・THE BLUE HERBを聴いて考えたこと
・若者の感性は自分の中に留まらず世界に向かう(橋本)
・世界に立ち向かうアティチュードをマッチョに感じる人のことも
 考えたい(charlie)
『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』問題
・「自分らしさに耐えられない」痛々しい80年代
・まず家を出ろ!(橋本)

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次回のテーマについて

次回6月22日(日)、25:30~からのテーマについて
「嘘つきは誰だ?~環境・治安・格差」ということで
予告しましたが、ここ数日charlieやサブPと相談した結果、
次回の放送では「秋葉原の無差別殺傷事件」について
話すことにしました。

事実関係などについては、今後明らかになってくることも
あるでしょうし、また僕らにはわからないことも多いので、
事件そのものというよりも、事件を受けて思ったこと、
事件の報じられ方、語られ方などについて話すことになる
と思います。

すでに当初予告のテーマについてのメールをいくつか
いただいていますが、この事件は当初考えていたテーマ
に通じる部分もかなりあると思うので、今回の議論の参考に
させていただきます。

詳しくはあらためて告知しますが、この事件について思うことが
ありましたら、ぜひ番組宛にメールをください。

life@tbs.co.jp

黒幕はせがわ

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※「表現する人・したい人」のゲスト、宇多丸さん関連のイベントがあります。

6月13日(金)
「申し訳ないとフロム赤坂・リリースパーティー」@代官山UNIT

OPEN/START 23:30 ~ CLOSE 6:00
※20歳未満入場不可(写真付きIDチェックあり)
http://www.tbsradio.jp/utamaru/2008/06/post_272.html

恋と三十路と文化系~」のしまおまほさんも出ますよ。

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2008年6月20日

緊急告知!ギャラクシー賞を聴く会

※↓定員に達したため締め切りました。

あさって22日(日)25時30分~Lifeの生放送ですが、
同じ日の午後にに放送批評懇談会主催の
「ギャラクシー賞入賞作品を聴く会 vol.7」が開催されます。

ラジオ部門の大賞と優秀賞を受賞した2作品を受賞した2作品
(「文化系トークラジオ Life」と「がん難民~まだ救える命のために」)
を試聴し、制作者・出演者をともに語り合うというイベントです。

Lifeからは僕(黒幕はせがわ)とcharlieが参加します。

すでに申し込み期間は過ぎていますが、今回Lifeリスナーのために
特別に席を確保してもらいました(パイプ椅子の可能性もあります)。

10名分の席を取ってありますので、参加ご希望の方はメールで番組宛に
申し込んでください。メール先着順に10名で、1通につき2名までとします。

下記を確認のうえ、氏名、電話番号、懇親会への出席の有無を明記して下さい。
また件名は「ギャラクシー賞を聴く会」でお願いします。

定員に達した時点でこのサイトで告知します。
>20日(金) 23時現在残り5名です。
申し込んだ方にはこちらから連絡します。

「ギャラクシー賞入賞作品を聴く会 vol.7」

日時:6月22日(日)午後1時~5時(開場:12時30分)
*試聴会終了後、各自負担で懇親会を予定しています。

会場:TBSセミナー室(TBS 放送センター11F) 港区赤坂5-3-6
*千代田線「赤坂駅」3a出口徒歩1分 
  銀座線・丸の内線「赤坂見附駅」徒歩5分

参加費 お一人様 1500円 (学生1000円) 受付にて精算
==
現在、生放送のスタジオ観覧は一般に開放しておりませんが、
今回の聴く会は、生charlieを体験できる貴重(?)な機会です。
質議応答タイムもあり、制作の裏話などもするつもりですので、
奮ってご参加下さい。
※↑定員に達したため締め切りました。


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2008年6月22日

次回「秋葉原無差別殺傷事件」予告編 


※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

次回のテーマは「秋葉原連続殺傷事件」

6月22日(日) 深夜25時30分~

TBSラジオ AM954kHz
出演予定 charlie(鈴木謙介)、柳瀬博一、仲俣暁生、斎藤哲也、津田大介
※ウェブ中継も実施しますので、パソコンでも生放送が聴けます。
ぜひ生放送で聴いてください

20080616予告1

20080616予告2
          黒幕     鳥山D    charlie


==
charlie(鈴木謙介)です。

今回のLifeは、6月8日に発生した「秋葉原無差別殺傷事件」をテーマにします。既に別のテーマを告知していたのですが、事件を受け、急遽テーマを変更しました。いままでのLifeになかった、こういう対応を取った理由は、僕自身も事件に強いショックを受けているからです。あちこちから来ている取材依頼にも、ほとんど応じられない状態で、正直、何を言えばいいのか分からない、という感じです。

もちろん、マスコミでもネットでも、事件への「語り」はあふれています。いわく、格差問題が事件の背景にある、いわく、ネットに実況中継のように自分の心情を書き込む犯人の心理は異常だ、いわく、殺傷能力の高いナイフを規制すべきだ、等々。その中には、もしかするともっともなものもあるのかもしれない。けれど僕たちは、その「解説」や「分析」にほんとうに納得できているだろうか。時間がたって、事件に対する「解釈」が固まってしまう前に、これはいったい何が起こったということなのかについて、僕たちの言葉で話してみる必要はないのか。そうした思いから、今回はこの事件を取り上げることにしました。

今の自分の心情は、言いたいことはたくさんある、けれど、どれひとつとして満足のいく言葉にはできない、というくらい混乱しています。似たような気持ちで、何を言っていいか分からなくなっている人も、僕の周りにはけっこういます。うまくなんか言えなくていいから、その気持ちを番組までぶつけてください。

というわけで皆様には、「今回の事件、あなたは何を思いましたか?」というテーマでメールを募集します。犯人に対する憤り、格差社会や非正規雇用の問題、コミュニケーションがうまくいかないことに対して犯人がつづった不安、色んな論点があるでしょうし、単純に「共感するところなどない」という意見もあるでしょう。どんなことでも構わないので、事件に関連して思ったことをお寄せください。
メールアドレスはlife@tbs.co.jp

例によって、メールはテーマを絞って簡潔に書いていただけると助かります。特に今回は、書けば書くほど言葉があふれてくるという人もいるかもしれないのですが、できるだけたくさんのメールを読みたいので、よろしくお願いします。

==
今回の事件の犯人が「人間と話すのって、いいね」とネットに書き込んでいたそうですが、それはまさに僕がこのLifeという番組を作った動機のひとつです。以前Life本のあとがきや週刊ビジスタニュースにも書きましたが、僕にとって一番楽しい時間(=誰かとあ~だこ~だと文化系トークすること)を番組にしてみたのがこの「Life」なんですね。今回は題材は重いですが、例えそれが重い話でも悲しい話でも辛い話でも、とにかく僕は人と話すのはやはり「楽しい」ことだと思うので(「楽しい」なんて不謹慎かもしれませんが、あえて「楽しい」と書かせてください)、ぜひ多くの人にこの番組の会話にそれぞれのやり方で参加してもらえると嬉しいです。じっくり聴くだけでもいいし、番組宛にメールを書いたり、ネットの実況に参加したり、番組を聴いて思ったことを誰かと話し合うのも楽しいと思います。
(黒幕はせがわ)

==
charlieが今夜、6月16日のNEWS23に出演します。
秋葉原での事件について、若者たちと座談会形式で話し合います。

TBS系テレビにて23時55分~24時24分
(一部地域を除きます)

当然、次回のLifeにつながる内容ですのでぜひご覧下さい。
(ちなみに担当ディレクターの方はLifeリスナーとのこと)

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2008年6月24日

朝日新聞にLifeの記事掲載

本日、6月24日(火)の朝日新聞の朝刊の文化欄(27面)に
22日の放送についての記事が早くも掲載されています。
http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY200806240107.html
(※22日の放送は明日からPodcast配信を開始する予定です)

ちなみにタイトルは

ラジオ「Life」秋葉原事件特集
オレたちの言葉で語ろう

あ、いや、でも、この感じが実にLifeっぽいと言えばLifeっぽい気もします(笑)

記事を担当した塩倉裕記者の著書↓

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2008年6月25日

6月22日「秋葉原連続殺傷事件」Part1

20080622_サブからのスタジオ風景



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・見る側のつもりが見られる側になった衝撃(charlie)
・「死」を安直に一般論化するメディアは思考停止(柳瀬)
・ネットでの動画中継、個人発信はどうなのか?(津田)
・この事件に「格差問題」を見出すことは、俗流若者論批判と
 矛盾するのではないか?(斎藤)
・宮崎勤と今回の事件 →「世代論」で語る事は有効か?(仲俣)
・「文化」が見出されない今回の事件(仲俣)
・Lifeはこの事件をテーマにするべきではない(リスナー)
・僕がこの事件への言葉を失った瞬間(charlie)
・物語を奪われる事を甘く見ない方が良い(charlie)
・「自分の言葉」を探さなければいけない人間もいる(charlie)

・今回からLifeにスポンサーが付きました!
文化系トークラジオLife,この番組はcarieの提供でお送りします。
実はリスナーが自分の務める会社を説得してくれたんです。
お礼に右側のcarie(キャリエ)のバナーのクリックお願いします。
なお、スポンサーはまだまだ募集中ですのでご興味のある方は
ぜひ番組趣旨をご理解の上ご相談下さい。
life@tbs.co.jp

参考資料↓

このパートでかけた曲
●TRAIN-TRAIN / The Blue Hearts(charlie選曲)
●それでも地球は歌っている / 七尾旅人(津田さん選曲)

このパートのBGMは
●Amanda Rogers "Daily News"
http://www.myspace.com/amandarogers

●GEL "dabzal"

●James Iha "Sound of Love"
http://www.myspace.com/jamesiha

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2008年6月26日

6月22日「秋葉原連続殺傷事件」Part2

20080622_charlie

↑charlie

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・「ワイドショー独占」をかなえてしまう反省なきメディア(柳瀬)
・「物語なんて嘘じゃん!!」って言っていた人が物語に
 飛びついている件(charlie)
・「テロだ」と言ってしまったら「テロ」を成功させてしまった事
 になる(charlie)
・物語の甘く見てはいけない、簡単に否定できない(charlie)
・実証主義を貫くなら、本当は「格差は関係ない」と
 言うべきではないのか(斎藤)
・宮崎,酒鬼薔薇の時は事後的に物語が構築された
 →今回は物語が先にあってそれに当てはめる構図(仲俣)
・数値は物語の強化のためこそ使われる(柳瀬)
・安直な他人の物語に仮託することが問題(柳瀬)
・一見合理的な「数字」の話を始めたときの方が危ない(柳瀬)
・調査データは簡単に操作できる(津田)
・物語にまきこまれることを覚悟のうえでなお語るべき(charlie)
・僕がネットの実況中継に不快感を持った理由とは?(津田)
・なぜテレビには野次馬が許されるのか?(津田)
・メディアの人間と野次馬の違いは?(斎藤)
・ライフログと報道は次元が違う(津田)
・見られる側になった瞬間に見る側の論理が理解不能になる
 (charlie)

↑レジュメはスタッフ側で書いたものです。

このパートでかけた曲は
●Bon Jovi "Someday I'll Be Saturday Night"(齋藤さん選曲)
http://www.myspace.com/bjshop

このパートのBGM
●Heavenly "Atta Girl"

●Four Tet "And The All Look"
http://www.myspace.com/fourtetkieranhebden

●Aimee Mann "Save Me"
http://www.myspace.com/aimeemann

●Nick Drake "Pink Moon"
http://www.myspace.com/nickdrake

●The Last Shadow Puppets "Standing Next To Me"
http://www.myspace.com/thelastshadowpuppets

●The New Year "The End Is Near"

●Owen "That Which Wasn't Said "

●Pedro The Lion "Well"
http://www.myspace.com/pedrothelion

参考資料↓

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2008年6月27日

6月22日「秋葉原連続殺傷事件」Part3

20080622_仲俣さん
仲俣暁生さん


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・82年度生まれの呪い?
 僕は事件を「引き受けなければならないのか」(リスナー)
→「物語を受け止めて苦しんでいる人」をどう考えればいいのか(charlie)
・「メディアの物語」と「同世代、当事者の物語」(仲俣)
→これまでの事件は「メディア言説に同世代の若者が対抗する」構図
→それが今回は,この二つの物語が非常に近い。
・僕は同世代として「Mの世代」が本当に不愉快だった(仲俣)
・「自分の中にも犯人がいる」という引き受け方はありうるか?(仲俣)
・「引き受けてしまった人」は一体何に反応したのだろうか(仲俣)
・今回の事件には謎がない。(斎藤)
・「みんながこの事件の主人公を演じていてウザったい」(リスナー)
 →まさにそれをみんなが言っている(charlie)
・もう「一つの物語」は成立しない(charlie)
・複数の物語が共存できちゃっている(津田)
・黙っていることは大事。しかし、
これだけ多くの人が語りたがっていることをどうするか(charlie)

このパートでかけた曲
●The The "Beat(en) Generation"(Ko-Z3000さんリクエスト)
http://www.myspace.com/thethe

このパートのBGM
●The Smiths "Boy With the Thorn in His Side "
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=229267533

●Lonny Johnson "Friendless Blues"

●Shing02 "殴雨"
http://jp.myspace.com/shing02

●The Smiths "Heaven Knows I'm Miserable"

●Kepler "The Way You Fall Apart"
http://www.myspace.com/kepler

参考資料↓

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2008年6月28日

6月22日「秋葉原連続殺傷事件」Part4

20080622_津田さん
津田大介さん

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・「非モテ」が共感を呼んでいる件(charlie)
・「非モテ」は言い訳できない。
救いがない言葉がなぜ席巻しているのか?(charlie)
・救いはある。妄想で良いじゃん(津田)
・なぜ彼は2ちゃんの喪男板に書き込まなかったのか?(津田)
 →2ちゃんにいけば「よう!俺」になったのに(charlie)
・犯人が「電波男」を読んでいれば鬼畜にならなかった?(リスナー)
・非モテ論壇の責任(リスナー)
・「二次元」に開き直るか,自縄自縛に陥るか(charlie)
・本当に二次元で良いの?(斎藤)
・犯人はブサイクではない。
 モテない事実を容姿にこじつけた?(リスナー)
・「モテないのはあなたが気持ち悪いからです
 (二村ヒトシの著書より)
・大切なのはコミュニケーションの作法(斎藤)
・今回は若い人間の性的な匂いがしない(仲俣)
・犯行に快楽があったのか気になる(津田)
・「非モテ」と「17人殺傷」がつながらない(仲俣)
・加藤智大にみんなが何を仮託しているのか?(charlie)
・「ブサイクだから」「負け組だから」という二分法的な単純思考をこそ,
 彼は拒否しなければならなかった(宇多丸師匠のコラムより)
・彼はマスコミの社会評論に惑わされたのでは?(リスナー)
・確かにマスコミ言説による自縄自縛感こそが真の敵
→しかし,もはや言葉への欲望は止められない。
  この状況の中で何が できるかを考えたい(charlie)

このパートでかけた曲
●100s "なぁ、未来"(ロミオとロミオさんリクエスト)

このパートのBGM
●Paul McCartney "Live and Let Die"
http://www.myspace.com/paulmccartney

●中村一義 "キャノンボール"

●Mitch "I'll Be Grad When You Dead"

●Radiohead  "Creep"
http://www.myspace.com/radiohead

●RCサクセション "明日なき世界"

参考資料↓

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2008年6月29日

6月22日「秋葉原連続殺傷事件」Part5

20080622_柳瀬さんとCharlie
インターネットより暴走する柳瀬博一さん

※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。


・インターネットと今回の事件
・「ネットが彼を救わなかった」という事実(リスナー)
→「なんで救えなかったのだろう」という思いに共感はする(charlie)
・現実とネットの過剰な同一化(リスナー)
・「リアルでは負け組でもネットでは勝ち組」という余地は
 狭められてきている(津田)
→「リアルでもネットでも負け組」(津田)
→(ネットに)逃げ道がなくなる(charlie)
・地方と都会の「社会的な」情報格差(リスナー)
・「地方」と「ネット」,ダブルでどこにも行けなくなる(charlie)

・「地方」の問題も,物語に仮託する事も,極めて普遍的な話。
 何でもネットに落とし込んで特殊化するのは非常に危険(柳瀬)
・ネットでモノ書いてる人間なんてごく一部。ネットに仮託してしまう人が
 社会の全体ではない。(柳瀬)
・自己責任を取る事は当たり前。左翼は仕事をできなくなってしまった
人間の責任を取れるのか? (柳瀬)
・しかし,メディアはネットを意識するようになってきた。(津田)
・ネットがもたらしたマイナスポイントの一つは,「全員が勝手に
 相互監視を始める」という事態。
 これが過度な法令遵守をもたらした。(柳瀬)
・もはや「マスなき」現在,失われたのは「先輩の言葉」(斎藤)
→藤原和博は「斜めの関係」を作ろうとしている。(柳瀬)

関連するホームページ
※東浩紀さんが事件に言及した記事はこちら
http://www.hirokiazuma.com/archives/000422.html

※日経BPの武田徹さんのコラム
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070522/125374/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080401/151868/

このパートでかけた曲
●John Boutte "why"(鳥山D選曲)

このパートのBGM
●くるり "GUILTY"

●桑田圭祐 "どん底のブルース"

●Kirk Joseph's Backyard Groove "Get Your Shit straight"

●サンボマスター "絶望と欲望と男の子と女の子"

●The Boomtown Rats "哀愁のマンデイ"

参考資料↓

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本日、午後8時からあの「運動」の回を濃縮再放送

第45回ギャラクシー賞ラジオ部門の大賞を受賞した
文化系トークラジオLife「運動」の回を特別再放送!

TBSラジオ AM954kHz
6月29日 日曜日 20:00~21:10

出演 :鈴木謙介(charlie)、津田大介、森山裕之
ゲスト:外山恒一(前衛・政治家/芸術家)、松本哉(素人の乱)

※2007年6月3日に放送した回のダイジェスト版です。

オリジナルの完全版は↓からダウンロードしてお聴き下さい。
http://www.tbsradio.jp/life/20070604/
(参考資料なども多数掲載されています)

外山恒一さん公式サイト↓
http://www.warewaredan.com/

松本哉さん公式サイト↓
http://hajime.dotera.net/

素人の乱↓
http://trio4.nobody.jp/keita/

番組の感想などはlife@tbs.co.jpまでどうぞ。

※次回の生放送は 7月20日(日) 25:00~28:00
ウェブ中継も実施します。

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2008年6月30日

6月22日「秋葉原連続殺傷事件」Part6

20080622_斎藤さん
斎藤哲也さん

※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

・「格差」とか「非モテ」で簡単に切り取れるものではない
→でも人は安直な物語にすがってしまう(charlie)
→同じ実存を語る者同士で言葉を掛け合いしかない(charlie)
・「友達」「恋人」がいるという事実ではなく,
「どんな友達か」「どんな恋人か」が大切(charlie)
・「声を掛ける事」で自分に生まれる余裕もある(charlie)
・社会科学の言葉で語ると,「定義」を巡る問題になってしまう(charlie)
→「本当の幸せ」と「本当に幸せ」。「本当に」を探す事が大切(charlie)
・社会科学の言葉で生きる道筋を見つける事だってある(斎藤)
・文芸の言葉も必ず遅れる。
 犯人に文化的な言葉が届かなかった事が残念。
・この番組は,「俺も何か言いたい」という人のためにやってきた。
 でも,聞く人の存在こそが大切。(charlie)

このパートでかけた曲
●Bruce Cockburn "Happy Good Morning Blues"(黒幕選曲)
http://www.myspace.com/officialbrucecockburn

このパートのBGM
●アナログフィッシュ "公平なワールド"(charlie選曲)

●Morrissey "Everyday Is Like Sunday"
http://www.myspace.com/morrissey

参考資料↓


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