2015年7月アーカイブ

2015年7月25日放送 ゲスト:河野礼子さん

ヒトとチンパンジー。どこが違うのか!

改めて、基本から学ぼう!ということで・・・お招きしたのは、

国立科学博物館研究員の、河野礼子(こうの・れいこ)さん。

河野礼子さん1

まずは、ヒトとチンパンジーは、どこが違うのか。

大きく分けると、3つの違いがあるとのこと。

(1) ヒトは、直立して二足歩行をする。

   さらに、二足歩行するため、頭や足腰の骨がちがう。

(2) ヒトは、脳が大きい

(3) ヒトは、犬歯が小さい!さらに、オス・メスともに犬歯の大きさも同じ。

河野礼子さん2

では、なぜ直立二足歩行がわかったのか!

そのヒントは、なんと頭の骨に!

河野礼子さん3

頭の中にある、脳みそが、脊髄を通って体に指令を与えるわけですが・・・

その脊髄へ伝えるための、「穴」が頭蓋骨にあいてるそうで、

その「穴」の位置が、頭蓋骨の下にあるのが、ヒト。

(※直立二足歩行しているから)

その「穴」の位置が、頭蓋骨の斜め下にあるのが、四足歩行の動物。

河野礼子さん4

河野先生が監修した図鑑を見ながら、ヒトの進化を確認。

さらに、河野先生がメインで研究されているひとつが、

「3Dプリンターを使った人類学」。

自称「3次元人類学者」!

河野礼子さん5

人類の進化の中で、歯のエナメル質がいつから変化したのか? を

研究するために、「3Dプリンター」を使い始めたのが、きっかけ。

かなり早い段階から、河野先生は「3Dプリンター」を使っていたとのこと!

「3Dプリンター」を使って作ったものを、スタジオにお持ちいただきました。

河野礼子さん6

河野礼子さん6

化石の欠けている部分を、3Dプリンターで作って復元したりしているそうです。

そして!

現在、東京・上野の国立科学博物館で、

河野先生が監修に携わっている、「生命大躍進」という特別展が開催中。

クリックすると新しいウィンドウで開きます

是非、足をお運びください!

河野礼子さん8

2015年7月18日放送 ゲスト:吉村卓三さん

今日のスタジオには・・・

吉村卓三さん1

こんな生き物たちが、やってきました。

なんとも、変わった形の昆虫ばかり。

お持ちくださったのは・・・

 「大阪の天王寺で、

  小学生の頃から、ニワトリを飼育して、卵を売って・・・

  そのお金を、毎日、郵便局に預けにいって・・・

  結果、その貯まったお金で、学費を払った。

  ニワトリに、学校を出してもらった。」

という、吉村卓三(よしむら・たくぞう)先生。

吉村卓三さん2

当時、たまごは貴重な栄養源として、重宝されたため、

吉村先生の飼育したニワトリのたまごは、

とてもよく売れたそうです!

さてさて。。。

今回、吉村先生をお招きしたのは、

現在開催中の『大昆虫展in東京スカイツリータウン®』を

監修されているということで・・・

見どころを伺いました。

今回、展示するという、貴重な標本をスタジオにお持ちくださった吉村先生。

吉村卓三さん3

既に標本となった昆虫とはいえ、

ちょっと怖がるシルビアさん。

思わず、見入る松尾さん。

吉村卓三さん4

さらに・・・

さらに・・・

貴重な標本が。

吉村卓三さん5

ちっちゃい昆虫がいっぱい。

なぜ貴重かというと・・・

吉村卓三さん6

あの、手塚治虫さんが子供の頃に捕まえた昆虫の標本箱なんです!

吉村卓三さん7

テンションが上がる上がる!

さらに吉村先生は、「たまご博士」としても有名。

鳥・爬虫類・恐竜のたまごについて、研究しており、

そのコレクションは、世界一!

吉村卓三さん8

たまごの模様の不思議や、

世界一大きな、たまごについても伺いました!

吉村卓三さん9

シルビアさんが持っている本が、

吉村先生が、50年かけて作ったという、超大作の図鑑。

吉村先生の、コレクションが楽しめます。

「大昆虫展in 東京スカイツリータウン®」

8月25日まで開催しておりますので、是非!

  

2015年7月11日放送 ゲスト:廣瀬 敬さん

地球にはなぜ「水」ができたのか?

46億年前の、当時を知る人?!が登場!

東京工業大学 地球生命研究所の、廣瀬 敬(ひろせ・けい)先生。

廣瀬敬さん1

廣瀬さんは、地球の起源や初期の地球の進化について、

研究されています。

ということで・・・

まずは、「地球が46億年前に生まれた!」という根拠を伺いました。

廣瀬敬さん2

その裏付けをしてくれるのが、実は「隕石」。

空から降ってくるあの「隕石」に、そんな貴重な情報が詰まっていたとは!

廣瀬敬さん3

さらに後半では「水」がキーワード!

地球の表面70%は海・・・なんて言われていますが、

どうして地球には水ができたのか?を教えていただきました。

廣瀬敬さん5

水の惑星か、岩石の惑星かをわける境界線に、

「スノーライン」というのがあり、火星と木星の間にあるのだとか。

「スノーライン」の外側は、氷がやまほどある惑星。

「スノーライン」の内側は、氷がほとんどない惑星。

地球は「スノーライン」の内側にあり、本来、水がほとんどないはず!

廣瀬敬さん6

しかし・・・木星の重力を受けて、水を持った小惑星や隕石が地球にやってきたことで、

地球は、水成分を取り込んでしまったとのこと!

廣瀬敬さん7

水が豊かな地球ですが・・・

廣瀬先生によると実は、「地球の水は少なすぎる!」のだとか。

大量にあるように思われますが、

実際は地球全体の、「1万分の2」しかないそうで・・・

じゃあ、小惑星や隕石からやってきた「水」はどこにいってしまったのかというと、

地球のコアに入っているんだそうです。

廣瀬敬さん8

身振り手振りで、とてもわかりやすく教えていただきました!

さて、この廣瀬先生とともに、

「第6回 夢★夢Engine! 公開録音イベント」を行います。

■日時: 2015年8月3日(月) 夜8時~9時 (7時半受付開始)

■場所: 東京工業大学 大岡山キャンパス内

      地球生命研究所 ELSI棟

(※東急目黒線・大井町線 「大岡山駅」 の目の前です)

 http://www.titech.ac.jp/maps/index.html

公開録音イベントは、なんと「東京工業大学」に、

できたばかりの新キャンパスで開催します!

※公開録音が見たい!という方は、

 「お名前・年齢・住所・電話番号・ご希望の観覧人数」を書いて、

 yumeyume@tbs.co.jp までご応募ください。

 観覧人数には限りがありますので、当選された方には追ってスタッフから

 ご連絡させていただきます。

廣瀬敬さん9

公開録音へのたくさんのご応募、お待ちしております!

2015年7月4日放送 ゲスト:塚谷裕一さん

植物の中でも、「スキマ」に生える植物にフォーカスする、

東京大学大学院教授の、塚谷裕一(つかや・ひろかず)さん。

塚谷さん1

「スキマの植物」という名付け親も、塚谷さん。

およそ10年に渡り、「スキマの植物」を探し、コレクションして、

本も2冊出されました。

ちなみに、「スキマの植物」というのは・・・

塚谷さん2

こんな感じで、コンクリートやアスファルトの間の、

狭ーいところから生えている植物たちのこと。

なぜ彼らは、あえてこんなに狭いところを選んで生きているのか!

スキマが楽園たる理由を伺いました。

塚谷さん3

まず、植物にとって一番競争が激しいのが、「光」。

生い茂っているところだと、我に我にと光を求めて茎を伸ばしますが、

スキマに生えていれば、光も独占状態!

さらに、アスファルトの間には、雨水なども流れ込みやすいので、

「水」も豊富。

また、電柱などのスキマだと、ワンちゃんや猫ちゃんが糞尿をすることも多く、

「肥料」たっぷり!

人間にも踏まれたりしないし・・・なんとも「楽園」なんだそうです。

塚谷さん4

「スキマ芸人です・・・」という松尾さん。

同じ「スキマ仲間」に、

「いや~僕の仲間は、意外と楽をしていていいな~。」と・・・。

さらに、初夏におすすめの「スキマの植物」も教えていただきました。

塚谷さん5