2014年1月アーカイブ

2014年1月25日放送 ゲスト:真鍋真さん(前半)

現在、東京・上野の国立科学博物館で開催中の、

『大恐竜展-ゴビ砂漠の驚異』。

そこで、この展覧会を監修している

恐竜博士の真鍋真(まなべ・まこと)さんにお越しいただきました。

真鍋真さん1

この番組には2回目の登場の真鍋さん。

前回ご出演いただいたのは、2011年12月。

http://www.tbsradio.jp/yumeyume/2011/12/20111217.html

 

なんと、毎年30~50種は新種が見つかっているとのことで、

今回の「大恐竜展」でも、新たな発見・そして本物の化石がたくさん

展示されています。

 

さらに今回の「大恐竜展」のサブタイトルは「ゴビ砂漠の驚異」。

「ゴビ砂漠」というのは、モンゴルにある巨大な砂漠なのですが、

なんとここは、恐竜発掘の聖地なのだとか!

 

普通、恐竜の化石というと、押し花のように押しつぶされて残ることが

多いのですが、

ゴビ砂漠では、化石の変形がなく、3次元のもともとの形で残っていることが

多いんだそうです!

それゆえ、世界一綺麗な化石と言われているとのこと。

 

真鍋真さん2

 

もともと1920年頃に、ロイ・チャップマン・アンドリュースという方が、

ゴビ砂漠に入り、恐竜を発掘したのが始まり。

このロイ・チャップマン・アンドリュースさん。

なんともカッコいい伝説の男だそうで、

あの映画『インディ・ジョーンズ』のモデルになった方!

http://www.indyjones.jp/

真鍋真さん3

シルビアさんも、伝説の男にビックリ!

 

ということで、今回は「ゴビ砂漠」の中でも、

恐竜の化石が良く出る場所を4つあげて、

どんな時代の恐竜が、どんな形で発掘されたのか、

お伺いしました。

 

前半となった今週は・・・

■茶色い丘、フレンドュフ!

■家のかたちの崖、バイシンツァフ!

この2箇所について解説。

 

「フレンドュフ」からは、およそ1億1千万前の恐竜が発掘。

この頃のゴビ砂漠には、湖や沼があったそうで、

プシッタコサウルスという、オウムのような嘴をもつ恐竜が発見されたそうです。

 

続いて「バイシンツァフ」は、およそ9000年前の河川の堆積物があるところ。

ここでも、「ガルディミムス」という恐竜のほぼ全身の骨が発掘。

 

残りの2箇所の発掘地については、次週お伺いします!

 

国立科学博物館での「大恐竜展-ゴビ砂漠の驚異」は、

2月23日(日)まで開催中!

真鍋真さん5

詳細はこちら

http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2013/daikyoryu/index.html

 

 

 

 

2014年1月18日放送 ゲスト:奈良信雄さん

生き物に欠かせない血液!

貧血・スッポンの生き血・血液型占いなど・・・

何かと気になる「血」。

その血液が果たす役割を今夜は科学。

ゲストにお招きしたのは、東京医科歯科大学教授で、

血液内科学がご専門の、奈良信雄(なら・のぶお)さん。

奈良信雄さん1

まずは血液の仕組みについて。

血液は、酸素を体中に運んだり、タンパク質を含むなど、

いかにも重要なもの。

血液の血球は、どこで作られるかというと・・・

なんと骨髄!

どこかの臓器で作られているのかと思いきや・・・

骨の中にある骨髄なんだそうです。

奈良信雄さん2

「フライドチキンの骨を折ってみると、中に赤いのが入っていますよね?

 それが、骨髄なんです!」

と話す奈良さん。

 

また、血球を作る大本の細胞は、「幹細胞」といい、

そこから、赤血球・白血球・血小板が作られており・・・

なんと、

赤血球は、毎日、1千億個~2千億個も作られているとのこと!

そして血液中に流れ、

約120日で消えるそうで、

毎日、たくさんの赤血球が生まれては死に、

私たちの身体を支えてくれている事実にビックリ。

 

続いては、「血液型のウソ・ホント」を科学。

奈良信雄さん3

血液型での性格判断って、科学的にどうなの?という質問に・・・

例えば、骨髄移植の場合、実は血液型が関係ないとのこと。

有名な例だと、

市川団十郎さんは骨髄移植をして、血液型が変わったそうなのですが、

血液型が変わって、性格や芸風も変わったわけではないですよね・・・。

 

ちなみに、人種によっても血液型の割合も違うそうで、

A・B・O・AB型がこれだけ多彩にいるのも、日本人くらいとのこと。

血液型占いが流行するのも、日本くらいなんだそうです。

 

また、ネコにも血液型があるんだそうで、

日本にいるネコのほとんどはA型なんだとか。

奈良信雄さん5

 

今後、血液型占いや性格について何か言われたら、

「なんでそんな型にこだわらなきゃならないの?」

と答えるキャラクターを作ってみようかしら・・・

という松尾さんでした。

奈良さんの本、そして、「夢夢エンジン」の番組本も好評発売中!

2014年1月18日放送 『科学の宝箱』発売記念スペシャル

昨年10月に発売した、「夢夢エンジン」の公式BOOK、

『科学の宝箱―人に話したくなる25のとっておきの豆知識』。

この出版を記念して、

1月18日(土)、いつもの番組とは違う時間帯の19時~19時30分に、

特別番組をお送りしました。

 

今回のこの本は、2011年4月~2011年9月にお招きしたゲストとの

トークをまとめたもの。

ということで・・・

掲載されているゲストとのトークの中から選りすぐって、

改めてお聴きいだきながら、お送りしました。

 

まずは・・・

■2011年9月17日放送

 人類の言葉のはじまりを探る、岡ノ谷一夫(おかのや・かずお)さん!

岡ノ谷さん1

 http://www.tbsradio.jp/yumeyume/2011/09/post-35.html

 岡ノ谷さんは、「ヒト」がどうやって言葉を獲得したのかを研究。

 この研究は、「ヒト」のことを研究するのかと思いきや、

 なんとその研究対象は「ジュウシマツ」。

 その「ジュウシマツ」の鳴き声はなんともすばらしい「歌」になっているそうで、

 そこには「文法」があるのだとか。

 その「文法」を織り交ぜて、上手にラブソングを歌うオスが、

 ジュウシマツ界ではモテる秘訣だそうで、

 その秘密を伺いました。

 

続いては・・・

■2011年6月4日放送 

 世の中にあふれる「左」と「右」を徹底解明!

 その名も「左右学」を研究する、西山賢一(にしやま・けんいち)さん。

西山さん1

http://www.tbsradio.jp/yumeyume/2011/06/post-16.html

 「左右学」とは、

 私たちの身の回りにあふれる「左」と「右」の深層心理に関する学問。

 なんと、西山さんがこの第一人者であり、提唱者!

 そんな西山さんに、「右利きと左利き」の秘密について伺いました。

 じつは、160万年前までは、6割が「右利き」で4割が「左利き」だったことが、

 石器や土器を調べると分かるそうなのですが、

 調べていくと・・・実は、約1万年前から、人間の9割は右利きに。

 なぜそうなったかとういうと、それは体の右半身とつながる

 左脳(言語脳)が発達したからとのことでした!

 

そして続いては・・・

■2011年7月2日放送

 骨を元に、難しい事件や犯罪を解決!

 「骨の探偵」こと、法人類学者の橋本正次(はしもと・まさつぐ)さん。

橋本正次さん2

http://www.tbsradio.jp/yumeyume/2011/07/post-19.html

 法人類学とは、「法律上の問題となる、骨に関する事柄を研究する学問」。

 この法人類学がもっとも役割を発揮するのが、指紋や歯型の特徴が使えない、

 白骨死体やバラバラ遺体を鑑定するとき。

 なんと骨から年齢を割り出すときに見るのは、頭の骨。

 頭の骨には、15種類23個の骨があり、これをつなぐ「縫合」という部分が、

 年齢とともに消えていくのだとか。

 これを見て、死亡年齢を判定するのだそうです!

 さらに、防犯カメラから、そこに写った犯人の上腕や前腕、大腿や足の骨の長さを見て、

 身長を割り出し、顔が写ってなくても、犯人逮捕にこぎつけたこともあるという

 橋本さん!

 「骨の探偵」、恐るべし。

 

最後は・・・

■2011年5月28日放送

 匂いとフェロモンのスペシャリスト!

 人間に五感の一つ、「嗅覚」を研究する、

 東原和成(とうはら・かずしげ)さん。

東原さん2

http://www.tbsradio.jp/yumeyume/2011/05/2011528.html

 「におい」というと気になるのが、「加齢臭」。

 なんと東原さんは、「加齢臭」の元となる「ノネナール」をスタジオに

 持ってきてくれました。

 鼻を近づけてみると・・・

 「あれ?くさくない!」

 さらに、誤解されがちな「フェロモン」の話も出ました。

 

特番

 

面白い「科学の豆知識」が詰まった、番組本!

是非、お手にとってみてください。

また、過去の放送は全て、「らじこん」という特設サイトにて、

お聴きいただけます。

↓ こちらからダウンロードできます。

http://www.radi-con.com/program/85

この機会に、たくさんの「豆知識」をお楽しみあれ~。

 

今回ピックアップしたゲストの回は、

2011年4月~9月の放送。

ということで・・・パートナーは岡村仁美アナウンサーでした。

懐かしいお写真をお一つ・・・

岡村さん 

『科学の宝箱―人に話したくなる25のとっておきの豆知識』

こちらからもお買い求めいただけますよ~

↓ ↓ ↓

2014年1月12日放送 ゲスト:奥山風太郎さん

今回は・・・

みんな大好き!ダンゴムシ♪ のお話。

ゲストにお招きしたのは、フリーライターで、

爬虫類・両生類研究家の奥山風太郎(おくやま・ふうたろう)さん。

奥山風太郎さん1

10代の頃から生き物が大好きで、

中学卒業後、地元のペットショップに就職して以来、

世界各地で野生生物の調査をしているという、珍しい経歴。

 

まずは、ダンゴムシの体について。

ダンゴムシの体は、生まれたときは13つの「節」があり、

脱皮をすると、14つの「節」に増えて、足もちょっとだけ増えるとのこと。

足もまるでエビ・カニ類のようで・・・

実は、ダンゴムシが死ぬと、臭いはやはりエビ・カニ類が死んだときと

同じような臭いがするんだそうです。

 

奥山風太郎さん3

 

さらに、脱皮の仕方は、体半分ずつ順々に脱皮するとのこと。

それは、全身の乾燥を避けるためなのだとか。

そして、脱皮した殻はカルシウムなので、食べてしまうんだそうです!

 

さらにさらに。

その生命力は・・・なんと5年も!

ただ、ダンゴムシはエビ・カニ類、つまり海の生き物から派生したので、

乾燥にはとても弱いとのこと。

なので、しっかり保湿してあげれば、最低でも3年は生きるんだそうです。

奥山風太郎さん2

 

さらに、「ダンゴムシ」の仲間についてもお話。

フナムシとか、ベンジョムシも仲間。

しかし、彼らは「まるまらない」部類。

逃げ足(スピード)を取るか、防御(堅くまるまる)を取るか・・・で、

進化が分かれたんだそうです。

 

そして、小さな生き物ということで・・・

今回、ダンゴムシがスタジオにやってきました。

奥山風太郎さん4

「えーーーーーー」

奥山風太郎さん5

「いるいる」

奥山風太郎さん7

「あ・・・・」

 

次の瞬間・・・

 

「キャーーーーーーーー!!!!!」

奥山風太郎さん8

逃げる加藤さん。

奥山風太郎さん9

こちらの「オカダンゴムシ」があまりにも大きかったと言い・・・

奥山風太郎さん10

思わず逃げてしまいました。

でも・・・全長1.5cmくらいなんですけどね。

 

 

奥山風太郎さん12

「教育テレビで、ダンゴムシの歌、やってるよね。」

♪ダンゴムシ、ダンゴムシ、ひっくり返って・・・

奥山風太郎さん13

「いい歌ですよね。」

と意気投合。

 

散々叫んだシルビアさんでしたが、

最後は、奥山さんから、かわいいダンゴムシグッズをいただいて、

にっこり。

奥山風太郎さん15

 

奥山さんの本、是非お読みください。

奥山風太郎さん16

 

 

2014年1月4日放送 ゲスト:坂井建雄さん

身近すぎて、なかなか疑問に思わないことも多いかもしれませんが、

今週は、そんな「人体」を科学!

お招きしたのは、順天堂大学・医学部教授の坂井建雄(さかい・たつお)さん。

坂井建雄さん1

ご専門は、解剖学。さらに言うと、腎臓を中心に研究しているとのこと。

 

 

「人体」というと気になるのは・・・

やっぱり「排泄」の話!

我慢したオナラはどこに行くのか・・・?

「うんこ」はなぜ、あの色なのか?

「おしっこ」は、どれくらい溜められるのか?また、なぜ黄色いのか。

 

 坂井建雄さん2

お食事中の皆さんには失礼いたしました。

坂井建雄

でも・・・大事な話なんです!

 

番組後半では、松尾さん・加藤さんを使って人体実験!

「力こぶを作ってみてください」と言われ・・・

坂井建雄さん4

このとき、握った手のひらを自分のほうに向けて「力こぶ」を作ると、できるけど・・・

手のひらを反対側に向けると、できない!

そのヒントが、「上腕二頭筋」にあるそうで、そこから、「フタ」や「ねじ」が、

右回しになったそうです。

坂井建雄さん5

ついつい、「下(しも)」の話になってしまいました。

 

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本年も、よろしくお願いします!

 

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