2013年11月アーカイブ

2013年11月23日放送 ゲスト:村山司さん

「頭がいい!」

ということは広く知られている、イルカ。

しかし、その生態はいかに!

今週はイルカを研究する、東海大学の村山司(むらやま・つかさ)さんがゲストでした。

村山司さん1 

頭がいいことは本当で・・・

イルカは脳が2つあるとのこと!

 

さらに、イルカは哺乳類。

一度海から陸に上がったのに、

再び海に戻った生き物。

なぜ、海に戻ったのかというと、海のほうが餌が捕まえやすいと考えたから・・・

とのこと。

海に戻ったことで、前肢は胸ビレになったそうで、

それゆえに、胸ビレのレントゲン写真を見ると、

前肢の名残となる、五本指の骨があるそうです。

村山司さん2

さらに、村山さんはイルカに言葉を教えることを研究すること20年!

ナックというイルカに、

「おはよう!」

「あわわわわ~」

という遊び言葉。

さらには、

「つ~か~さ~」と、村山先生の名前も覚えてもらったということで、

実際にナックの声も聞かせていただきました。

村山司さん3

村山先生の本、ぜひお読みください!

 

2013年11月16日放送 ゲスト:谷口義明さん

宇宙に最初に誕生した星は、どんな星なのか・・・

それを研究しているのが、今週のゲスト、

愛媛大学 宇宙進化研究センター長で天文学者の、

谷口義明(たにぐち・よしあき)さん。

谷口義明さん1

なんと谷口さんは、2003年、

128億年かなたの銀河を発見し、人類史上もっとも遠くの銀河を発見したとして、

世界的に話題になりました!

谷口義明さん2

宇宙が誕生してから138億も経っているのに、

なぜ、今の私たちが、そんなに古い星を観測できるかというと・・・

光のスピードが有限であるから。

全ての光は、時間差をもって私たちに届いてくれているため、

遠くの宇宙を見ると、若い頃の星の姿を見ることができ、

それを辿っていくと、宇宙に最初に誕生した星にもたどり着くのだとか!

 

その観測をするのが、

ハワイにある「すばる望遠鏡」。

一般的なドーム型の観測台と違って、ちょっと変わった形をしています。

なんと1晩のランニングコストが、1千万円!!!

ここで、谷口先生は33日間をかけて、

128億光年かなたの銀河を発見!!

 

「すばる望遠鏡」の写真やデータは、是非こちらをご覧ください。

http://www.naoj.org/j_index.html

 

さらにこんなお話をしてくれました。

 

宇宙ができたのは138億年前。

実は、最初のビッグバンでできた元素は、水素やヘリウムだけ。

炭素や窒素は、その後、星の内部でできたもの。

これまで、星が何度も爆発を繰り返して、

いろんな元素を作ってくれたから、今の私たちがあるのだそうで・・・

谷口義明さん3

「私たちは、実は星でできているんです!」

なんともロマンチックなお話をしてくれた谷口先生!

 

谷口先生は、愛媛大学の先生。

愛媛と言えば・・・「バリィさん」。

美味しいお菓子のお土産をいただき・・・

谷口義明さん4

「バリィさん」になりきる2人。

谷口義明さん5

<谷口先生のHPはこちら>

http://cosmos.phys.sci.ehime-u.ac.jp/Cosmos/

2013年11月9日放送 ゲスト:篠崎晃一さん

「じぇじぇ!」が流行していますが・・・

今回はこの「じぇじぇ!」に代表されるような「方言」を科学!

ゲストは、東京女子大学教授の篠崎晃一(しのざき・こういち)さん。

篠崎晃一さん1

篠崎さんは、最近話題になったWEBアプリ『出身地鑑定!方言チャート』を

開発・監修した方。

自身の方言に関する質問をいくつか答えていくと・・・

「あなたの出身地は、○○○ですね!」と鑑定されるというアプリで、

既に700万人がチャレンジし、その的中率は80%!

<方言チャートはこちら>

http://ssl.japanknowledge.jp/hougen/

 

松尾さんも試してみる・・・

篠崎晃一さん2

Q 翌日、家に不在の時、「明日、家におらん」と言うことがありますか?

篠崎晃一さん3

Q お土産をもらった時、「お土産あたった」と言うことがありますか?

などなど・・・

いくつか質問に答えていくと・・・

篠崎晃一さん4

「あなたの出身地は 大阪府 ですね!」

との鑑定が。

兵庫県出身の松尾さんですが・・・このように近隣の都道府県と

鑑定されることも。

それは、「方言」が現在の「都道府県」ではなく、昔の「藩」で

分かれていたから・・・。

篠崎晃一さん5

番組後半では、東京で使われている"気付かない方言"について伺いました。

例えば・・・

箒で掃(は)くことを、九州地方では「掃(はわ)く」と言うとのこと。

しかし、漢字にしてしまうと「掃く」で同じなので、

九州の子どもたちは漢字テストで間違ってしまうそうです。

また、学校で使われているもの、文房具などは、

その呼び名が「当たり前すぎて」、方言だと気が付かないのだとか。

篠崎晃一さん6

その他、たくさん「方言の不思議」を伺いました。

篠崎先生によると・・・

最近では、「方言」がブランド化されていて良い!とのこと!

是非、ご著書もお楽しみください。

2013年11月2日放送 ゲスト:田中修さん後半

先週に引き続き、今週は

「植物のあっぱれな生き方」を科学!

ゲストは、甲南大学教授の田中修(たなか・おさむ)さんです。

田中修さん3-1

今週の「あっぱれ」な話。

まずは、

婚活のために目立とうとする植物にあっぱれ!

植物の生殖に欠かせないのが、同種のほかの花に、花粉を飛ばしてもらうこと。

それをやってくれるのが、昆虫。

昆虫が、自分の花粉を選んで持っていってくれるように、

色鮮やかな花を咲かせたり、

蜜や香りで誘ったり・・・と、その手段は、とても「あっぱれ」!

田中修さん3-2

さらに後半では、

ツボミとタネの、暑さ・寒さ対策にあっぱれ!

なんと植物たちは、葉っぱで、夜の長さをはかって、

ちょうどいい季節に花を咲かせるように

調整しているとのこと。

また、葉っぱは枯れ落ちるときを、ちゃんと調整しているのだとか。

なんと、落葉する前に、栄養を全て枝に戻して

落葉しているんだそうで・・・

2週間にわたり、数々の「植物のあっぱれなお話」を伺いました。

田中修さん3-3