2013年8月アーカイブ

2013年8月24日 放送:佐藤克文さん

当番組、2回目の登場となる、

東京大学・大気海洋研究所の佐藤克文(さとう・かつふみ)さん。

佐藤克文さん1

ペンギンやアザラシに、小型の記録装置、「データロガー」を取り付けて、

私たちの見えないところで、彼らはどんな生活をしているのか、

その生態を研究している佐藤さん。

今回も、その「データロガー」をお持ちいただきました。

佐藤克文さん2

長さ10cmほどでありながら、

プロペラを使って、ペンギンの泳ぐ速度を調べたり、

いったい何mの深さまで潜っているのかを調べたり・・・。

 

その研究の中で佐藤さんが今回お話してくださったのは、

実は野生動物が「サボり」の達人だった!という事実。

佐藤克文さん3

その「サボり」の実態も、この「データロガー」でわかったこと!

 

例えば、アホウドリという鳥。

彼らはシャチが泳ぐ後を飛んで、シャチが深海でとってきた魚の

「おこぼれ」をパクパクっと食べているのだとか。

 

また、ペンギンがなんと「サボる」どころか「非効率」なことをしてることも発覚!

その映像を見せてもらうと・・・

佐藤克文さん4

「かわいい~」

 

なんと、ペンギンの子どもが、空から降ってくる雪をパクパクと食べている!

水分摂取なら、地面にある雪を食べればいいものの、

あえて降ってくる雪を食べて遊んでいるということが分かったそうです。

佐藤克文さん5

「子供の頃、僕もペンギンと同じ遊びしてた~」と言う松尾さん・・・。

 

<佐藤克文さんのHPはこちら>

http://www.icrc.aori.u-tokyo.ac.jp/kSatoHP/

 

2013年8月17日放送 ゲスト:川井唯史さん

子供の頃、コレを捕まえたことがある人も多いのでは・・・?

川辺にいる、身近な生物、ザリガニが今夜のテーマ。

ゲストにお招きしたのは、

「ザリガニと身近な水辺を考える会」の会長、

川井唯史(かわい・ただし)さん。

川井ただしさん1

まず日本にザリガニは何種類いるのか!

世界には600種類いるそうなのですが・・・

実は日本にいるのは、

●アメリカザリガニ

●ニホンザリガニ

●ウチダザリガニ

この3種類のみ。

アメリカザリガニは、なんとウシガエルのエサとして、

日本に輸入されたのだとか!

川井ただしさん2

身近な生き物のはずなのに、知らないことばかり。

 

さらに後半では、ザリガニの脱皮についてお話。

なんとザリガニは、殻を作るためのカルシウムを補うために、

体の中に、カルシウムの玉(隠し玉)を持っているのだとか!

それがコレ。

川井ただしさん3

実際に、どんな形で入っているのか。

今日は特別に、川井さんが、脱皮したてのザリガニをお持ちくださり・・・

何のためらいも無く・・・

川井ただしさん4

むき出す川井さん!!!!

川井ただしさん5

思わず目を伏せる加藤さん。

川井ただしさん6

松尾さんが実況!

そしてハサミで・・・

川井ただしさん8

脱皮したてのザリガニの背中を・・・

切る!!!

川井ただしさん9

その姿に耐えられない!!

 

最後は、取り出した隠し玉(胃石)を酢に入れると・・・

川井ただしさん10

カルシウム分が入っているので・・・

川井ただしさん11

ポコポコと泡が出てきました。

夏休みの実験に、いかがでしょう!

川井ただしさん12

<ザリガニと身近な水辺を考える会 のHPはこちら>

http://r.goope.jp/zari-mizu

 

 

2013年8月10日放送 ゲスト:丸山健夫さん

「風が吹けば、桶屋が儲かる」

江戸時代の、有名なことわざですが・・・

実際に、桶屋が儲かる確率がどれくらいなのか?

その確率を計算したのが、武庫川女子大学教授の、

丸山健夫(まるやま・たけお)さん。

丸山健夫さん1

丸山さんによると、「風が吹けば、桶屋が儲かる」ということわざの中にある、

8つのステップ・・・

●大風が吹く

●ほこりが立つ

●ほこりが目に入って、目を患う方が増える

●目を患った方は、三味線を職業にすることが多かったので、三味線を買う

●猫皮を使う三味線の生産が増えることで、猫が減る

●猫が減れば、ネズミが増える

●ネズミは桶をかじる

●桶の需要が増えて、桶屋が儲かる

この8つのステップを、

「起きる」と「起きない」の2つのケースで考えると、それぞれの確率は0.5%。

だから、0.5×0.5×0.5×・・・と7回掛け算すると、

最終的に桶屋が儲かる確率は、0.0078125。

たったの0.8%ということになる!

とのこと・・・。

丸山健夫さん2

そのほか、

■クラスで同じ誕生日の生徒がいつ確率

■鉛筆を転がして、合格できる確率

■おみくじで、凶をひく確率

など・・・

身近にある「確率」のお話をしていただきました。

丸山健夫さん3

<丸山先生のHPはこちら>

http://yy.org/jp/index.html

丸山先生の本には、ほかにも「身近な確率のはなし」がたくさん!

是非お読みください。

2013年8月3日放送 ゲスト:阿形清和さん<後編>

先週の予告どおり・・・

今回は、「切っても切っても、同じ姿に再生して数が増えていく」という、

驚異の生き物、プラナリアを、実際に切ってみよう!という日。

阿形清和さん4

何やら箱を取り出す、阿形先生。

箱の中身は・・・

阿形清和さん5

 

おっ!

 

阿形清和さん6

刃物が!

松尾さん: これで切るんですね?!

阿形先生: 切るといっても、血が出るわけではないので・・・

阿形清和さん8

そう言いながら、実験がスタート。

 

切られたプラナリアは、しばらくすると、

傷口が丸まり、頭は光を避ける方向に泳ぎ始め・・・

尻尾も、尻尾だけで泳ぎ始めました。

恐るべし!

阿形清和さん9

<阿形清和先生のHPはこちら>

http://www.biophys.kyoto-u.ac.jp/agata.php

プラナリアの観察、そして切ってみる実験は、

子どもたちにも人気!

是非、この夏休みにいかがでしょう。