2013年1月アーカイブ

2013年1月26日放送 ゲスト:宮竹貴久さん

今夜の特集は・・・

「オス」と「メス」!

生物界にある、オスとメスの意外な生殖活動の話を、

進化生物学者の、宮竹貴久(みやたけ・たかひさ)さんにお伺いしました。

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宮竹さんは、昆虫や小動物の「性」にまつわることを研究。

まず衝撃的だったのは・・・

「そもそもオスは、"ヒモ"としてこの世に生まれた」という事実。

かつて、生殖細胞が2つに分かれた際に、

一方が栄養を多く持ち、大きくなったのが、卵。

これにパラサイトする形で進化したのが、精子。

まさに、"ヒモ"なんです。

 

そして話は、昆虫やニワトリの生殖事情へ。

交尾後、爆死するハチ。

メスの腹の上で死ぬ、ナガマルコガネグモ。

さらに、交尾しながら相手メスの姉妹に食べられる、トゲオオハリアリ。

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衝撃的な話は、まだまだ続きます。

 

ちっちゃな昆虫たちも、やっぱりメスはオスからのプレゼントに弱かったり・・・

ハンサムを好んだり・・・。

例えば、ガガンボモドキは、オスが狩ってきたエサの大きさによって、

交尾時間が変わるのだとか。

メスは、そのエサを食べている間だけ、交尾してくれるんだそうです。

 

なんてこった!

 

さらに、オスたちのメスをめぐった仁義なき争いや、

交尾をめぐっての、オスとメスの戦いについても、お伺いしました。

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2013年1月19日放送 ゲスト:武村政春さん

あたなの傍にも、居るかもしれない・・・

今夜は「妖怪」を・・・ 科学!!!

スタジオにお招きしたのは、東京理科大学准教授の、

武村政春(たけむら・まさはる)さん。

武村政春さん1

武村先生は、分子生物学者。

「妖怪」を、どう科学しているのかというと・・・

 

もし、ろくろ首や、カッパなどの「妖怪」が存在するのだとしたら、

その「特徴」はどうやって成り立っているのか。

生物学的に検証!

 

メディアファクトリーから、『妖怪を科学する』という本も出版した武村さん。

武村政春さん2

本を手に取り、早速質問をはじめる松尾さん。

 

まずは、カッパは爬虫類なのか?それとも哺乳類なのか。

さらに、カッパの「お皿」の秘密は、ミトコンドリアがカギなのでは?と考察する武村さん。

その他、付喪神(つくもがみ)や、のっぺらぼう、ろくろ首についても、

お伺いしました!

武村政春さん3

 

2013年1月12日放送 ゲスト:岩坂泰信さん

「エアロゾル」・・・ってご存知ですか?

空を飛んでいる、あれ。

 

実は、空気中に浮遊する、花粉や、ほこり、水蒸気、動物の毛などが、

「エアロゾル」と呼ばれる代表的なもので、

浮遊しながら、空気と「やり取り」をするそのシステムを、

「エアロゾル」というのだとか。

今夜は、その「エアロゾル」研究の第一人者、

岩坂泰信(いわさか・やすのぶ)さんをお招きしました。

岩坂泰信さん1

「エアロゾル」と呼ばれるものは、大きさにして、数十ミクロン。

何もないテーブルの上を手で滑らせたときに、

少しだけ感じる砂の粒くらいの大きさなんだそうです。

 

そして、この「エアロゾル」に値するものの中で、

岩坂さんが特に研究しているのが、「黄砂」。

しかも、中国大陸から飛んでくる黄砂に乗って、

いろんなものが運ばれてくるとのこと!

岩坂泰信さん2

どうやって調査するのかというと、

実験用の気球を空に飛ばし、採取するという、

意外にもその手法は原始的。

でも、この研究は日本が先進国なんだそうです!

 

そして、岩坂さんが「黄砂」に乗ってきたものの中から発見したのが、

なんと・・・

「納豆菌」!

能登半島の上空3kmで採取した黄砂から、「納豆菌」が!

この「納豆菌」と、石川県産の豆を使って、

実際に納豆を作ったということにも、ビックリ。

岩坂泰信さん3

かわいらしい、パッケージに仕上がっています。

味は、本物の納豆と同じ!とのこと。

岩坂泰信さん4

「能登の現場を覗きたい方いつでも歓迎、

 研究は現場を見ると分野が少々違っても何か得るものあり!」

そうメッセージをくださった岩坂さんでした。

ありがとうございました。


見ると分野が少々違っても何か得るものあり

 

2013年1月5日放送 ゲスト:小野正弘さん

年初めの「夢夢エンジン」は、改めて日本語の面白さを発見しよう!ということで・・・

日本語の中でも、特に「オノマトペ」、

擬音語・擬態語について研究している、

明治大学の小野正弘(おの・まさひろ)さんをお迎えしました。

小野正弘さん1

ニャーニャー、ワンワンといった、動物の鳴き声の代表される擬音語は

馴染みがありますが・・・

なんと小野さんによると、

「日本最古のオノマトペ」は、1300年も前の、『古事記』にある!とのことで、

ご紹介いただきました。

小野正弘さん2

「オノマトペ」は奥が深い!

小野正弘さん3