2012年5月アーカイブ

2012年5月26日放送 ゲスト:遠藤秀紀さん

動物の遺体に隠された、進化の謎を追う学問。

「遺体科学」。

今夜は、この「遺体科学」の提唱者である、遠藤秀紀(えんどう・ひでき)さんがゲスト。

遠藤秀紀さん2 

動物の死体を、あえて「遺体」と呼んで、動物園などから引き取り、

その知られざる構造や進化に迫っています。

そんな遠藤さんが発見したこと!

まずは・・・

パンダの手のひら。

上野動物園の、第2世代パンダ・フェイフェイを解剖された遠藤さん。

パンダの手といえば、第6の指があるという都市伝説を耳にしたことがあるかもしませんが・・・

遠藤さんは「第7の指」もあることを発見!

笹などを掴むために、パンダは広がった5本の指のほかに、第6の指(骨)と第7の指(骨)をうまく使い、

3点で支えることによって、見事に物を掴める進化を遂げたのだとか!

 

続いての発見は、アリクイの顎。

アリクイ

長い舌を使って、アリを食べるアリクイ。

その舌の長さは、およそ1m!!!

そして、このアリクイの顎がまたしても不思議で、骨が左右に分かれており、

アリを捕まえた舌を体内に戻すとき、

前から見ると、「ハの字」に顎の骨が開いて、上手にアリだけを食べるのだとか。

進化にビックリ。

 

そして現在、遠藤さんは展示会を開催中。

■イベント名: 特別展「生きる形」

■開催期間: 現在~2012年9月1日(土)まで

■会場: 東京大学・本郷キャンパス内 「伊藤国際学術研究センター」地下1階

http://www.um.u-tokyo.ac.jp/index.html

是非、お出かけください。

 

2012年5月19日放送 ゲスト:渡部潤一さん

5月21日(月)の朝は・・・

世紀の天体ショー!金環日食。

渡部潤一さん1

松尾さん: きゃ~♪楽しみ~!

 

ということで、

「天体」といえば、この先生。

国立天文台の渡部潤一さんを再びスタジオにお迎えしました。

渡部潤一さん3

「金環日食」とは、太陽の中央部分が月にさえぎられ、残った太陽の"ふち"の部分が、

金色の環のように見える現象。

「日食」自体は、1年に2回、地球のどこかで観測が可能なんだそうですが、

「金環日食」や「皆既日食」が見られるのは、1回につき、地球の全表面積の数%のみ。

しかし、今回の「金環日食」は、たった数%の範囲に、日本がちょうど含まれている上に、

これだけの人口が"見られるチャンスにある"というのも、

大変珍しいことなのだとか!

渡部潤一さん2

そして、観測に欠かせないのが、松尾さんの右側にある、怪しい黒い影・・・

観測メガネ。

絶対に、太陽を直視したり、そのままカメラのレンズを向けて覗いたり・・・

しないでください。

渡部潤一さん4 

あとは、当日の天気を祈るのみ!

 

2012年5月12日放送 ゲスト:澄川喜一さん

間もなくオープンとなる、「東京スカイツリー」!

この旬なときにお越しいただいたのが、「東京スカイツリー」をデザイン監修された、

澄川喜一(すみかわ・きいち)さん。

澄川喜一さん1

なんと、大御所の彫刻家の先生!

 

まずは、スカイツリーのイメージ。

独特な、裾広のあの形は、なんと「レース編みのドレスを着た、貴婦人」♪

しかも、土台は三角形。それが徐々に円形になり、

ゆえに見る角度によって、その見え方が違うとのこと。

さらに、その形に隠された技術は、「そり」と「むくり」と言い、

なんとも「不思議が多い」見え方になったのだとか。

 

優れた芸術品には、「不思議」がつきもの。

男女の恋愛にも、「不思議」が魅力となる・・・と語る澄川先生。

澄川喜一さん2

後半では、「東京スカイツリー」の色について。

白を基調にした中に混ぜたあの色は、なんと「藍色」。

日本の伝統色を使うことにより、どんな天気にも合い、町並みにも溶け込むカラーに仕上がったのだとか。

 

今回、「東京スカイツリー」の一連の建設作業を見て、

澄川さんが改めて思ったことは、日本の神業・技術力のすばらしさ。

これは、世界に誇れることだ!とのお言葉をいただきました。

澄川喜一さん3