2012年4月アーカイブ

2012年4月28日放送 ゲスト:巽好幸さん

地震はなぜ起きるのか!

地球の内部はどうなっているのか!

地底人はいるのか!

あのマグマ大使は何をしているのか!

 

・・・とにかく、マグマ大使・・・ではなくて、マグマ学者に聞いてみよう!ということで、

巽好幸(たつみ・よしゆき)さんをお迎え。

巽好幸さん1

まずは、地震の原因を知るためにも、

地球の中がどうなっているのか???

 

大きく分けると、地殻(ちかく)・マントル・核の3層構造になっており、

その温度は、5500~6000℃!

圧力は、364万気圧!

地上と地中の温度差があることで、地中では様々な運動が行われ、

結果として地震が起こるとのこと。

 

さらに、この温度や気圧をどうやって計ったかというと、

その手法は、地震波を使った「CTスキャン」!

巽好幸さん2

ジェスチャーをまじえ、分かりやすく解説してくださる巽さん。

後半のキーワードは、「プレート」。

「プレート」とは、地殻に近いマントルの浅い部分が、冷えて堅くなり、

対流できなくなったことで堅い1枚の板のようになった部分のこと。

 

地球上には、10数枚のプレートがあるのですが、

そのうち、なんと4枚が日本列島にあるとのこと!

しかも、地球上の全地震の1割が、これだけ小さな日本列島で起きているんだそうです・・・。

 

地震の予知ができれば・・・

と皆思いますが、どうして予知が難しいのか?も教えていただきました。

巽好幸さん3

なんと、巽さんは身長191cm!!!!!!!

学生時代はバスケットボールの選手だったそうです。

 

2012年4月21日放送 ゲスト:古川聡さん

古川聡さん1

番組史上初!

日の丸をつけた方がスタジオに!!!

 

ブルースーツを着たこの方は、

なんと去年、宇宙に長期滞在していた、宇宙飛行士の古川聡さん。

古川聡さん2

松尾さんも興奮を隠せず、まずはこの「ブルースーツ」の機能に釘付け!

これはジェット練習機に乗る際の、訓練服。

右腕には、難しい訓練を乗り越えた証となる、数々のワッペンが。

古川聡さん3

しかも、腕・胸・太もも・すね・・・・など、あらゆるところにポケットが。

狭い訓練機に乗る際、これらのポケットや、マジックテープが大変役に立つのだとか。

 

165日間の国際宇宙ステーション滞在を果たした古川さん。

まずは、宇宙での日常生活についてお伺いしました。

宇宙酔いは・・・?

食事は・・・?

寝るときは・・・?

さらに、トイレ事情は・・・?

古川聡さん4

全ての質問に、笑顔で分かりやすく答えてくださる古川さん♪

 

番組後半では、古川さんが宇宙で行った、

「宇宙医学にチャレンジ!」というプログラムについてお伺い。

実は、宇宙飛行士でありながら、もともとはお医者さんである古川さん。

医師として、自らの体を実験体にし、

宇宙で体に起こる不思議を解明してきたそうです。

古川聡さん5

さらには、今回のミッションで、「半導体の未来」や、

「インフルエンザの新薬の未来」も見えたそう!

古川聡さん6

松尾さん:「2回も握手してもらっちゃった~~~☆」

とても貴重な機会になりました。

 

<古川さんの宇宙での活動の詳しい情報はこちら>

http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/furukawa/exp/

 

2012年4月14日放送 ゲスト:川田伸一郎さん

久しぶりの、動物シリーズ!

今回は、「モグラ」の研究をする、国立科学博物館・動物研究部・研究員の、

川田伸一郎(かわだ・しんいちろう)さん。

川田伸一郎さん1

川田さんの究極の研究テーマは、「世界にモグラが何種類いるのか」!

現在解明されている数は、世界中で40種類、

そのうちなんと日本には、8種類もいるとのこと!

 

ゴルフ場で見かけたり、イラストにされたり、モグラは身近な動物のはずですが・・・

皆さん、意外にその生態を知らないのでは?!

まずは、スタジオでモグラの映像を見ながら、解説・・・

川田伸一郎さん2

モグラの映像を見ると・・・

松尾さん:「あれ?サングラスかけてない!」

      「手がドリルのような形じゃない!」

 

しかし、川田さんによると、「サングラスのようなものを、かけている」のだとか!

なんと土の中で暮らすゆえ、目の上に膜が張られており、実際に目は使われていないとのこと。

では、何でエサを見つけたり、敵や仲間を認識するのかというと・・・

振動!

それも、鼻先で微弱な振動を感じ取っているんだそうです。

 

さらに、モグラの掘るトンネルは、その長さおよそ200~300m。

その中に、単独で生活しているそうで、とても縄張り意識が強く、

あまり繁殖もしないのだとか。

 

その他、交尾事情や、子育て事情など・・・

いまだ解明されていない点が多いそうで、

その研究の余地があるからこそ、面白い!とのことでした。

川田伸一郎さん3

松尾さん:「僕は昔、"ジェットモグラ"というあだ名で呼ばれていたんだ!」

 

だそうです。

 

2012年4月7日(土)放送 ゲスト:藤田一郎さん

この番組では初となる分野、脳科学について、

紐解く今夜!

ゲストにお招きしたのは、「視覚」分野の脳科学の第一人者、

大阪大学大学院・認知脳科学研究室の藤田一郎教授。

藤田一郎さん1

まずは、「脳の基本」についてお伺い。

私たち人間の「脳」は、小ぶりのキャベツ1個分。

重さにして、1.2キロ。ラーメン1杯分・・・くらいでしょうか。

脳のほとんどは、大脳皮質で覆われており、

その表面の2~3ミリくらいの厚さの部分に、

脳を構成する神経細胞が集まっているとのこと!

藤田一郎さん2

後半では、藤田先生が専門とする、「錯視」や「両眼立体視」についてお伺い。

なんと大脳皮質の3分の1が、「視覚」(見るため)に使われているのだとか!

20分間では聞ききれない、「脳の世界」でした。

藤田一郎さん3

 

<藤田先生のHPはこちら>

 http://www2.bpe.es.osaka-u.ac.jp/

 

2012年3月31日放送 ゲスト:福岡伸一さん(公開録音)後半

先週の放送に引き続き、

今週は福岡伸一さんをお迎えしての公開録音の模様、

その後半をお送りしました。

福岡伸一さん5

前半では、「フェルメールの絵に見る、動的平衡」についてお伺いしましたが・・・

後半では、よりお話を生物学に寄せてスタート。

 

「全ての生き物は、遺伝子の乗り物に過ぎない!」

という、動物行動学者・リチャード・ドーキンスの考えを紹介した福岡さん。

ドーキンスの考えによると、

生命とは、自己複製をする=子孫を残すことが全てで、

遺伝子とは生物の個体を乗り物にしているに過ぎない・・・とのこと。

しかし、これに福岡さんは反論!

福岡さんによれば、「生命よ、自由であれ!」。

結婚しないで生きることもできるし、家庭を持たないで生きることもできる。

必ずしも、生物は子孫を残すためだけに存在しているのではないという、

「Be Free!」なお話を伺いました。

福岡伸一さん6

さらに、福岡さんの著書『動的平衡2』にもある、

「エピジェネティクス」という考え。

新たなキーワードとなるこの言葉を、

私たちの遺伝子が「楽譜」だとすると、その「演奏方法」によって、

表現され方が変わってくる・・・といった分かりやすい例をもとに、解説。

福岡伸一さん7

公開録音の最後は、来場者の皆さんからの質問タイムに!

 

笑いある、楽しいひとときになりました。

岡村さんのこの笑顔。

福岡伸一さん8

ありがとうございました。