2012年2月アーカイブ

2012年02月25日放送 ゲスト:山口真美さん

赤ちゃんは、そのつぶらな瞳で、

いったい何を見ているのか?

心理学・人間発達学を研究する、中央大学の山口真美(やまぐち・まさみ)さんを

お迎えしてお話を伺いました。

山口真美さん1

主に、生後8ヶ月までの赤ちゃんを対象に、

研究をする山口さん。

赤ちゃんは何を見ているのか?と聞くと・・・

なんと生まれたばかりの新生児の視力は、0.001程度!

そして生後半年で、0.2くらいまでに上がるとのこと。

 

さらに、赤ちゃんのうちは、青色・黄色が認識しにくく、

その視界にうつるものは、赤色・緑色で構成されているのだとか!

 

そんな赤ちゃんたちが好きなのが、

はっきりした色、キラキラした色、そして縞模様など。

「しまじろう」が人気の理由がそこに・・・

 

また、赤ちゃんは、「動くもの」が大好き!

松尾さんが、「やっぱりそうなのか!」と言いながら、自己流の赤ちゃんあやし方を披露。

山口真美さん2

つぼめた手を・・・

山口真美さん3

ゆっくり近づけ・・・

山口真美さん4

わっ!と開く。

決して子供に好かれる顔ではないと自負する松尾さんが、

「赤ちゃんからの人気をモノにするための技術はこれだ」と。。。

山口真美さん5

岡村さんの悩みは、

最近赤ちゃんを産む友達が多いものの、

その赤ちゃんが、なかなか自分になついてくれないことだとか・・・

 

<山口真美さんのHPはこちら>

http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~ymasa/

 

2012年2月18日放送 ゲスト:坪田一男さん

悲し涙に、嬉し涙、悔し涙・・・

いろんな「涙」がありますが、

どうして涙が出るのか、涙の役割とは・・・

そして、涙をめぐる「ドライアイ」の問題について、

今夜は、慶応大学・眼科医教室の、坪田一男(つぼた・かずお)さんを

お迎えし、お話を伺いました。

坪田一男さん1

坪田さんによると、

「涙は海」。

 

人類が海から陸に上がってきたとき、

体の様々な部分が、陸上生活に適応してきた中で、

目には涙を与え、つまり、「目に海を持ち込んだ」とのこと!

 

さらに、坪田先生の専門、ドライアイについて話が及ぶと、

あなたの目が、ドライアイかどうか、スタジオでテスト!

10秒間、目を開けていられるかどうか・・・

坪田一男さん2

松尾さん、岡村さん、そして構成作家の3人でチャレンジすると・・・

坪田一男さん3

あ・・・

閉じちゃった。

あなたは、ドライアイです。

坪田一男さん4

「そんなドライアイの方には、僕の開発した眼鏡がオススメ!」

坪田一男さん5

どこに工夫が???

坪田一男さん6

 付け根の部分を見ると、なにやらタンクのようなものが。

坪田一男さん7 

実は、このタンクは取り外しが可能。

ここに水を入れることができ、目にとっての「加湿器」のような役割をしてくれるとのこと。

坪田一男さん8

<坪田一男さんのHPはこちら>

 http://www.tsubota.ne.jp/

 

2012年2月11日放送 ゲスト:渡部潤一さん

♪見~上げて~ごらん~

天体・宇宙の話と聞いて、鼻歌が止まらない松尾さん。

今日のゲストは、

天体学者の渡部潤一(わたなべ・じゅんいち)さんでした。

渡部潤一さん1

天体のことなら、何でも聞いて~という渡部さんに、

今回は「天文学入門」として、お話を伺いました。

 

前半は、「星」について。

まずは、星はどうして"またたいて"見えるのか。

そのキーワードとなるのが、「シンチレーション」というもの。

天文学者にとっては、この「シンチレーション」が無いほうが、

観測しやすいとのことで、気流の少ないハワイ♪に観測所があるそうです。

 

その「星」の興味深い話が・・・

「北斗七星が崩れてきている」という事実!

数万年後には、ほとんどの星座の形が崩れてしまうのだとか・・・。

 

その他、

「星座の猛獣は、皆西を向いている」事実や、

「織姫と彦星が、3秒に1回会っている」という驚愕の事実を教えていただきました。

渡部潤一さん2

後半は、宇宙の惑星について。

水・金・地・火・木・土・天・海・・・

教科書で覚えたことが、今では変わってきているようです。

渡部潤一さん3

 <渡部潤一さんが所属する、国立天文台のHPはこちら>

http://www.nao.ac.jp/

 

2012年2月4日放送 ゲスト:友国雅章さん

この番組では、時々・・・

思い出したようにやってくる、「虫」の話。

 

働かないアリ・・・

素数ゼミ・・・

そして最強の生物、クマムシ。(注:これは昆虫ではありませんが。)

 

2012年の『夢★夢Engine!』も、

様々な、奥深き「虫」たちに注目してきますよ。

 

今夜の「虫」は、「カメムシ」さん。

日本のカメムシ研究界の先駆者ともいえる、友国雅章(ともくに・まさあき)さんを

ゲストにお迎えしました。

友国雅章さん2

とにかく、臭いがキツイというイメージばかりが先行する「カメムシ」ですが、

その種類は、とにかく多く・・・

実に日本産だけでも、分類が50科。種数は1200!

一貫している特長は、針のような口。

植物に口針を刺して、液状のものを摂取するそうなのですが、

なんと生き物を刺して食べる、「肉食」のカメムシもいるのだとか。

 

さらに、カメムシさんの異常な交尾事情もお聞きしました。

 

後半では、やはり気になる、カメムシの「臭い」に注目。

先生もメガネを外して・・・解説!

友国雅章さん3

あの「臭い」には、

「警報ホルモン」と「集合ホルモン」の2種類あり、

カメムシたちは、同じ臭いを濃淡で使い分けているとのこと。

しかも、多種多様なカメムシは、その「臭い」も十人十色。

友国さんクラスになると、

その「臭い」を種によって、ある程度嗅ぎ分けられるのだとか!!!

カメムシソムリエです。

友国雅章さん4

松尾さんが手にしているのは、1993年に友国さんが編集して発売した、

『日本原色カメムシ図鑑』。

なんと、第2巻も出ているそうで、今年中には、第3巻も出すそうです。

3巻、ぜ~んぶ揃えると、日本産のカメムシの85%を、

写真でカバーできちゃうよ~~~♪

 

<友国雅章さんのHPはこちら>

http://www.kahaku.go.jp/research/researcher/my_research/zoology/tomokuni/index_vol2.html