2011年11月アーカイブ

2011年11月26日放送 ゲスト:安藤寿康さん

「行動遺伝学」を研究する、

教育心理学者の安藤寿康(あんどう・じゅこう)さんが今夜のゲスト。

その穏やかな表情の先生を前に、

松尾さんは「一流シェフのような雰囲気~♪」と。

お腹、空いていたのでしょうか・・・

安藤寿康さん1

その安藤さんが主に研究するのが、「心は遺伝するのか」という問題。

人格の形成には、環境がものをいうと考えていたそうなのですが・・・

研究をすればするほど、

「遺伝」が大いに関係していることが分かったそう。

その研究のために参考としたのが、「双子」。

一卵性双生児と、二卵性双生児、

それぞれどう似ているのかという比較を、統計学を用いながら、

お話していただきました。

安藤寿康さん2

さらに「遺伝」、「DNA」の問題を、

「オーケストラ」や「長方形の縦横」を例に挙げ、分かりやすく解説!

しかし・・・

結果として分かったことは・・・

やっぱり「心」や「性格」の問題は、難しいということ・・・

 

<安藤寿康さんのHPはこちら>

http://www.futago-labo.net/staff/staff01.html

 

 

2011年11月19日:放送 佐藤克文さん

佐藤克文さん3 

「これ、な~~~んだっ?!」

松尾さんが手に持つ、この2つの黒い円筒形の物体。

この、小さな物体が、今夜の話題の主役。

しかし・・・松尾さんの表情が・・・なんだか緊張気味?

 

それもそのはず、この小さな物体は2つ合わせて、100万円以上・・・。

「データロガー」と呼ばれるこの機械は、

鳥や動物の背中に付けられ、その生態を調べるためのもの。

佐藤克文さん2

この軽くて小さな「データロガー」を武器として、

世界に立ち向かうのが、今夜のゲスト、海洋生物学者の佐藤克文さん。

今話題の・・・

「南極大陸」でも、ペンギンやアザラシに「データロガー」を取り付けて研究中!

動物に取り付けるのも、とても大変ということなのですが、

この「データロガー」によって、佐藤さんはたくさんの発見も!

佐藤克文さん1

例えば、ペンギンやアザラシの潜水方法を明らかにしたり、
 
中学理科の教科書を覆すような事実も発見!
 
 
さらに、南極の氷の上で聞こえるという、
 
「アザラシの不思議な鳴き声」もお持ちいただきました。

佐藤克文さん4
佐藤さんが研究のベースとする、
 
「東京大学大気海洋研究所付属国際沿岸海洋研究センター」。
 
こちらは岩手県・大槌町にあり、3月の震災で津波の被害に遭いました。
 
佐藤さんの研究チームが、「三陸の皆さんを元気づける募金」を行っています。
 
詳しくは、佐藤さんのHP( http://katsufumi-sato.net/ )まで。
 
 
<佐藤克文さんのHP>
 
 

2011年11月 5日:放送 川幡穂高さん

「遺跡の解明!」と聞くと、文系・考古学の印象が強いですが・・・

意外にも、古代の謎をめぐって、

理系が力を発揮している!ということで・・・

東京大学・大気海洋研究所教授の川幡穂高(かわはた・ほだか)さんをお迎えしました。

 

川幡さんの専門は、

「古環境(こかんきょう)」、「古気候(こきこう)」!

古い地層や泥を調べると、何千年も前の、気温や人々の生活環境が、

デジタルを駆使することで明確に分かってしまうとのこと!

 

川幡穂高さん1

特に、川幡さんが研究の対象とする遺跡が、青森県にある「三内丸山遺跡」。

今から5500年前~4000年前の縄文文化の大きな集落跡である

これだけの大きな集落が、どうして衰退してしまったのか・・・

その理由が、三内丸山遺跡から20Kmほどの陸奥湾の海底に!!!


川幡穂高さん2

さらに、川幡さんが現在研究しているのが、大阪湾の海底。
 
京都・大阪・奈良を政治の中心としていた頃、
 
聖徳太子、紫式部、豊臣秀吉などの歴史上の人物は、
 
どんな気温の中で生活していたのかが、明らかになるのだとか!
 
 
<川幡穂高さんのHP>
 
 

 

2011年11月 5日:放送 千葉聡さん

今年、世界遺産に登録された「小笠原諸島」。

ここに住む生き物を、長年に研究しているのが、千葉聡さん。

 

「絶海の孤島」と呼ばれる小笠原は、

一度も陸と繋がったことが無いことから、

独自の進化をしてきた、地球上で小笠原にしかいない生き物がたくさん!

 

そんな珍しい生き物の中でも、千葉さんが研究しているのは・・・

 

マイマイちゃん!

 

千葉聡さん1

・・・・・・・カタツムリです。

日本には800種類以上もいるといわれる「カタツムリ」のうち、

小笠原には120種類以上の固有種が存在!

さらに、その120種類の中で、千葉さんが新たに発見した「カタツムリ」は、

なんと40種類!!!!


千葉聡さん2

小さな島だからこそ、歩みののろい「カタツムリ」が遂げた進化とは!
 
千葉さんが特に注目する、踏んでも壊れない「カタマイマイ」を中心に、お話を伺いました。
 
 
千葉さんがお持ちくださった、
 
小笠原からのお土産、「パッションフルーツジュース」も、大変美味い逸品!!
  
 
<千葉 聡さんのHP>