放送後記 第380回(2014年7月19日放送)
オープニングトークは、この2014年にまさかのゲーム「どこでもいっしょ」話。
プレイステーションで発売された直後の1999年、いかにこれに夢中になっていたか......という話。
若い人は「?」だったかと思います。
そんなパーソナリティの熱弁を聞きながら、スタジオ扉の前ではNegiccoさんたちが乱入に向けてステンバーイ。
いらっしゃいましー。
Kaedeさんと
Nao☆さんと
Meguさん。
3人でNegiccoネギネギ!
あっと言う間の出演時間ですいません!
オリジナル・ラブの田島貴男さんプロデュースの新曲「サンシャイン日本海」。
現在絶賛発売中! 曲も素晴らしい上に、PVも最高ですよ!
平常運転に戻って夜10時20分からは「週刊映画時評ムービーウォッチメン」。
扱った映画は、本年度アカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞した
スパイク・ジョーンズ監督の『her/世界でひとつの彼女』。
オープニングで『どこでもいっしょ』の話をしたのはこの映画のためだったんですね。
スパイク・ジョーンズ参考資料の一部。
そして来週のムービーラインナップ。
宇多丸さんが夏フェスシーズン突入につき、大ネタの4本です。
ガチャいれーの
レバー回しーの
あ、出た。
いろいろと賛否両論を巻き起こしている中島哲也監督の『渇き。』です。
夜11時からはJ-POP MIXコーナー「ディスコ954」。
この日はDJミッシェル・ソーリー(奥)と小荒井D a.k.a. DJキット・コアライ(手前)による、アイドルグループ「乃木坂46」楽曲専門DJユニット「キット・ソーリー」が出現。
小荒井Dが乃木坂46のYouTube番組『ソニレコ! 暇つぶしTV』のディレクターをつとめているのをいいことに、乃木坂46の高山一実さん、深川麻衣さんらの録り下ろしコメントをふんだんに使用。
普通のMEGA MIXとしても完成度の高い、あらゆる意味で贅沢なDJ MIXでした。
トーク以外は。
夜11時20分からは特集コーナー「サタデーナイト・ラボ」。
放送作家・紅白歌合戦愛好家・デパート評論家などの活動で知られるマルチな狂人・寺坂直毅さんが登場。
彼がプレゼンする「脳内レジャー」とは一体......?
寺坂さんが幼少時代、自分で書き留めていた、架空のバス会社「プラシス交通」のバス路線図。
表紙の幾何学模様がプラシス交通のロゴだそうです。
ち、緻密!!
そしてさらに寺坂さんが妄想している理想のデパートの見取り図。
デ、デカイ!
上の写真をExcelでまとめてリーフレットにするとこうなる。
こうなると、もはやこういうデパートが本当にあるとしか思えない。
けどよく見るとありえないテナントばかり集中しているので、やはりつくり物だと分かる。
これがマジックリアリズムか......(違う)。
そんな寺坂さんが世界最大のテレビゲーム『グランド・セフト・オート5』と出会った時、どんなケミストリー、もしくはトランセンデンスが起こったのか?
やはり路線バスでした。
ロスサントス市内を走る路線バスの交通網。
これで市内の通学通勤もすっかり便利になったと大好評だそうです(※あくまで寺坂さんの脳内にあるロスサントスの話です)。
この特集を受けた宇多丸さんの感想......
「無法に振る舞うのが自由なのではなく、自分の中に快適な秩序を持つことが真の自由」
という言葉に謎の感銘を受けた人も多かったのではないでしょうか。
そして寺坂さん、ゲーム本編にまったく関心がないため3人の主人公の名前をちゃんと覚えておらず、トレヴァーのことを「大地康雄さん」、マイケルのことを「伊吹吾郎さん」と呼んでいました。
もうひとりの主人公フランクリンのことはなんて呼んでいたのか、激しく気になります。
夜12時からはしまおまほさんとの「ぼんやりイイ話」。
先週の雑談を受けて初めてオロナミンCを味見しました。
しまおさんの感想は「あ〜〜〜......風邪薬ですね。子供のころに飲んだ」。
また、「ぼんやり相談室」時代に「映画関係の仕事がしたい」と相談してきてくれた「豆ひじき」さん。
この調子で頑張ってね!
今週から「超ぼんやりイイ!」に選ばれた人には、しまおさんの作ったビニール財布がプレゼントされることになりました。
放送終了!
寺坂さんのデパート見取り図の大きさがよく分かって頂けると思います。
寺坂さん、お疲れさまでした!
それではまた来週〜。
【オマケ】番組専属カメラマン・小荒井Dのタマフル写真館
(文・構成作家 古川 写真・小荒井D)