放送後記 第108回(2009年5月2日)
第46回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞パーソナリティが
やっている番組のブログへようこそ!

たくさんのお祝いメールや祝い花、ありがとうございました!
すべてにニヤニヤしながら目を通しておりました。

放送中もわりとニヤニヤしていました。
宇多丸「ギャラクシー賞の賞金、何に使おうかなぁ」

と、そこに橋本P乱入。
橋本P「実はギャラクシー賞に関していくつか伝え忘れていたことがありまして......
まず、賞金なんてありません」
宇多丸「えっ」
そんな恒例の茶番をお届けしたのち、
「授賞式で一発カマしてこそ真のギャラクシー賞」と、
6月2日の授賞式で宇多丸がカマすチャレンジを
リスナーの皆様から募集することになりました。
偉大な先達(例:オムツに秘放尿)に並ぶにはどうすべきか......
アイデア募集!

「シネマハスラー」、今週の映画はジョナサン・デミ監督『レイチェルの結婚』。
ネタバレになるので詳しく言えませんが、
手持ちカメラ撮影はいったい誰の視点なのか?
という視点はかなり鋭いと思います。
鳥肌!

翌週の映画は、アカデミー賞8部門受賞『スラムドッグ$ミリオネア』。
スタッフ一同、ガッカリ。
(『グラン・トリノ』を当てて欲しかった)

「申し訳ないとフロム赤坂」のお時間。
滝口順平のモノマネで軽いジャブを放ったのち(その後のトークとは一切無関係)、
ギャラクシー賞の報道部門狙いで
「風邪とインフルエンザの見分け方MIX(うろ覚え)」を試みるミッツィー申し訳。
4月からの時間拡大後、明らかに小芝居が伸び伸びとしています。

風邪ものの曲は名曲が多い。
勉強になりました。

ギャラクシー賞のシャウトが聴けるのはタマフルだけ!
で、11時からの「サタデーナイト・ラボ」では、
10代タマフル・リスナーの人生を折れ線グラフにして送ってもらい、
そこからよく分からないけど何かキラリと光るものを見出していこうという
10代応援実験企画「タマフル・ティーン白書2009」(前編・後編)。
グラフを紹介したのは以下の3人の若者。
グイグイと前に出るタマフル・ティーン代表【KOUHEI君(16歳・男子)】

出生時点ですでに80ポイント。
プラス志向!
続いて、KOUHEI君とは何かと対照的な【小林仁さん(13歳・女子)】

プラスよりマイナスゾーンのほうが広い。
彼女の淡々とした人生観を物語っています。
最後は、怪物【すずめ君(17歳・男子)】


17歳にして有頂天を3回経験。
放送を聞いてもらえば分かりますが、その絶頂っぷりがマジでハンパじゃないです。
パーソナリティと紹介しながら思わずマジHATEしてしまいました。
またグラフが溜まったらやりたいね!

深夜0時から、しまおまほさんが登場して
「ミューズのぼんやり情報部」。

「原宿竹下通りにいる黒人の人たちはどんな人生を送っているの?」
というしまおさんのぼんやりクエスチョンに対して
頂いたリスナーからの回答を紹介していきました。
で、開始20分くらい経ってからでしょうか。
急きょ宇多丸に臨時ニュースが手渡されました。
「(小声で思わず)これ俺が読むのかよ、くそっ......」
数あるTBSラジオの番組の中で、
清志郎さんと共作経験があるパーソナリティなんて宇多丸ぐらいでしょう。
その宇多丸の生放送中に、しかもギャラクシー賞受賞を発表したこの日に、
清志郎さんの訃報が飛び込んで来るなんて......なんという巡り合わせ。
RHYMESTERとの共演曲 "雨上がりの夜空に35"を流したあと、
そのレコーディングの思い出話などを語りつつ、
最後は宇多丸自身が選んだ"スローバラード"で見送らせて頂きました。
謹んで忌野清志郎さんのご冥福をお祈り申し上げます。

喜びも悲しみも乗り越えて、進め僕らのラジオのキング。
(バックの2人がいい仕事)
【今夜のじまんTシャツ】

マクドナルドのクォーターパウンダー・Tシャツ。
着ていく場所を選びます。
お花もありがとうございます!

実るほど頭を垂れる何とやら。
これからもよろしくお願い申し上げます。
(構成作家・古川 耕)