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2007年11月 3日

放送後記 第31回

祝・藤井隆さん&乙葉さん第一子ご出産!

オープニングトークでも熱弁を振るいましたが
オレたち(“タマフル”スタッフ)はずっとこの一報を待っていた。
どれくらい待っていたかというと、7月くらいから毎週恒例のミーティング(a.k.aカレー部)で
必ず一度は「まだ生まれねぇかなぁ……」と話題にのぼってたくらい。
おそらく御両家の親族を除けば我々が一番日本でこの出産を待ち望んでいたはず。

なぜそこまで熱望していたかというと……

歌手・藤井隆特集がしたくってたまらなかったからよっ!


なので、木曜夜まではW-inds特集で行く予定だったところを急遽、
乙葉さん女児出産の報を受けて藤井隆特集に切り換え本番に臨むことに。
 

本番直前まで藤井隆情報をチェック。

と、そこに「しまおまほアーマータイプ」が登場。
カッコいいスね、そのソレ!
ピッチャーの人が肩を冷やさないようにベンチで着てるヤツみたいっスよ!

 

などとキャッキャキャッキャ騒いでいるうちに番組開始。

オープニングトークは我々がいかに歌手・藤井隆特集を待ち望んでいたか。
そして乙葉さんもなかなか音楽的趣味が良さそうで、本当にふたりはナイスカップル!
というような話。
いったい我々は何者なんでしょうか。

10時台からは悩み相談「ラッパー志望です」のコーナー。

Q「4ヶ月に1回は階段から落ちます。もし公の場で階段落ちしてしまった場合、その場をどううまく切り抜ければラッパーらしく見えますか?」(by グリーンキッズ)
A「僕はよく落ちるんですよねぇ……とくにライブ中。ステージから消えることもしばしばです。ただそこで僕がいつも言うのは、『俺でよかった……この大惨事がムロ君やジブラに起こったらと思うと……本当に俺で良かった』。ただね、ジブさんだって絶対にライブ中転んだりしてるはずなんです。そこでジブさんはなにを言うかって想像すると……たぶん……転んだあとにすくっと立ち上がって……『この調子でガンガン上がっていくぜ!』と。たぶん。それでいいんじゃないかな」
Q「好きなひらがなはなんですか?」(by 黄緑)
A「“め”です(即答)」

10時台からはミッツィー申し訳さんによるJ-POP MIX SHOW「申し訳ないとフロム赤坂」。
今回は前回のフリースタイル・トークの反省を活かしてトーク短め。
しかも予告していた「耳寄りSEX情報」を取りやめ、
こちらも急遽“最近の若者がSEXより夢中になっている”と評判の「トレイン」ネタ。
題して「電車でGO!地下鉄大江戸線の最初の名前は『夢もぐら』だった申し訳MIX」

これがまた予想通りというか予想に反してというか、すこぶるナイス!
「電車モノにハズレなし」という定説を裏付ける会心のプレイでした。

あ、それから12月23日にTBSラジオ主催で申し訳ないと10周年記念イベントの開催が決定!
申し訳ナイターズ総出演はもちろん、サロンでは日本語ラップDJ集団「蝕」のプレイや
幕間でのライブもあり。
なにより掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)と将絢(Romancrew)による
特殊ユニット「ROMANZ」が見逃せない! いろんな意味で。

詳細は番組内やこちらのサイトでも随時発表していきます。

10時40分からはしまおさんを加えて「土曜日の実験室」
以前から当コーナーの一大テーマでもある「AM感とFM感」について。
「AMは高級なロフトプラスワン
「性AM説・性FM説(しまおさんは実は家庭環境はFMだった)」などの暴論を交えつつ
「FMは5〜10分に必ず1曲流す」
「5分以上はトークしない(by J-WAVE内で高い評価を受ける小荒井D)」
「トークが盛り上がれば普通に曲はカット(by 学生プロレス出身AM育ちの橋本P)」
など、AMとFMでの現場の違いも話されました。

ちなみに写真はしまおさんが喋ってる間にアーマーを着用するミッツィーさん。
(ブレ注意。心の目推奨)



11時台からは(俺たち)待望の藤井隆特集。
「国産シティポップス最良の遺伝子を受け継ぐ男 歌手・藤井隆の世界」!

藤井隆の歌手活動と言えば“ナンダカンダ”(作詞:GAKU-MC 作曲:浅倉大介)
が有名ですが、それだけのイメージで語るのは間違っているぞ、ていうか大損だぞ!
藤井氏は音楽の趣味が非常によくて、これまで発表した3枚の作品(アルバム1枚+マキシ1枚)
にそれがコンセプチュアルな形で顕れている。
筒美京平、本間昭光、堀込高樹(キリンジ)、コモリタミノル、田島貴男(オリジナルラヴ)などの
「わかってらっしゃる」メンツを集めた不朽の名盤「ロミオ道行」。
一転、硬質で不穏とも言えるアンニュイな空気を漂わす2nd「オール・バイ・マイ・セルフ」。
トミー・フェブラリー6をプロデューサーに招いて80'Sユーロテイスト全開、
それを通じて自身のカイリー&ダニー・ミノーグ好き──つまり「ゲイ感覚」を存分に
爆発させたマキシ「OH MY JULIET !」と、どれも秀逸な作品ばかり。

中でも白眉は「ロミオ道行」の1曲目“未確認飛行体”(作詞:松本隆 作曲:堀込高樹 編曲:CHOKAKKU)。
松本隆の著作『成層圏紳士』の帯にも使われている氏のモットー「地上10センチの浮遊感覚」が
フックに引用されており、またこのアルバム全体を松本隆が作詞していることからも、
松本隆氏がいかに藤井隆に思い入れを深くしているかがわかる。
また、この曲での藤井隆のボーカルは上品で端正で、この曲の魅力を唯一無二のものにしている。
つまり、藤井隆は「歌手」としてきちんとその魅力を確立しているということ。
テクニックや知識をひけらかすことなく、ほどほどに抑える垢抜けたセンス。
都会的で洗礼されていて上品で、おそらくそれは彼の人となりと無縁のものではないのだろう。

結論としては、藤井さん、たまにでいいからまたアルバムをつくって我々を喜ばせて下さい!



放送終了後はまずポッドキャスト収録。
今回は長くなったので久々の後編

前半は下記の「DOWN WITH THE KING 〜中条ピロシキの帰還」と併せてお楽しみ下さい。

で、それが終わってから番組のジングル収録。
今回はミッツィーさん制作のJ-POPメガミックス(力作!)に宇多丸が声を被せていきます。

と、サブでそれを聴いていたしまおさんが「私もやりたい」と挙手。
相変わらず攻めの姿勢を失わない!

案の定スタジオ爆笑!

でも回数を重ねるごとにどんどんうまくなっていって最後はなんか普通に聴けちゃいました。
さすがやでこの人!

はーいお疲れちゃーん。
この後、宇多丸とミッツィーは三宿WEBの申し訳ないとへ向かいました。


【本日のじまんTシャツ】

オプティミスティックのスーパーDEFなTシャツ。
シルエットがキレイですな。


 


【特別レポート】「DOWN WITH THE KING 〜中条ピロシキの帰還」

“タマフル”ファンならば当番組の橋本プロデューサーが
学生プロレス出身だということはすでにご存知でしょう。
あるいは当ブログの熱心な読者ならば、時たま「橋本P(a.k.a中条P)」
と書かれているのを目にしたことがあるはず。
中条P、すなわち「中条ピロシキ」とは橋本Pの学生時代のリングネーム。
彼は学生プロレス界最大の団体「一橋大学世界プロレスリング同盟(HWWA)」
の元部長にしてチャンプで、その栄光の過去を知るたび(検索すると結構出てくる)
我々はゲラゲラ腹を抱えて笑っていたものでした。

そんなおり、橋本P(以下中条P)から、11月3日に一橋大学の学祭で興行があるとの情報を聞き、
その下らなくもグッとくる学生プロレスの世界を一度は見てみたいと思っていた宇多丸と筆者は、
一も二もなく土曜日の昼に一橋大学へと向かったのでした。
 

大学のあるJR国立駅前からすでに大変なお祭ムード。
おずおずと校門前で記念写真。
なぜか「可哀相な子」感が漂う。

校内をトコトコ歩いていると一等地にリング発見。
すげぇ! アガる!
 

後輩に挨拶されまくる中条P。
超尊敬されてるっぽい。

特等席でビールをかっくらう。
やはり場違い感は否めない。

で、やっぱ予想どおりやってることは下らねー!

その証拠に……。

小学生3人組を完全にロック!
ここにまた新たなボンクラの種がまかれた!

と、そこにOBの方が近づいてきて中条Pに謎の布を手渡した。
必死に固辞する中条P。
キョトンとする我々。

この布の正体は……


ザ・デストロイヤーのマスクでした。

(参考映像)

要は、しきたりとしてこのマスクを渡されたOBは
デストロイヤー(得意技は足四の字固め)のモノマネで最終試合の認定宣言を行なわなければならないらしい。

最高!
面白いから絶対やんなよ!

最初は嫌がっていたものの、覚悟を決めてからの行動は早かった。
衆人環視の中……。

早くもデストロイヤーに変身。
なにやらネタ打ち合わせをしている。

劇場開幕!
なにやらわめきながらリングに接近。

セコンドの手を借りてリングに入場。
(※本物のザ・デストロイヤーはすでに70歳を超えています)

カタコトの喋りで認定宣言スタート。
立ち方がヤバイ!
リング後方からは宇多丸が爆笑する声がかすかに聞こえてくる。

話がだいぶグダグダになってどう締めるのか心配していたら……

「ソレデハ……恒例ノ アノ挨拶デ締メタイと思いマス……
1……2……3……ヨーン!

意外と受けてました。

仕事を終えて退場する男の背中。
中条Pに対する我々のプロップがマックスまで上がった瞬間です。



それにしても……学生プロレス、想像通り最高でした!

これほどいい意味で「学生気分」という言葉を使いたいものもそうはない。
学生プロレスの学生とは「アマチュア」って意味じゃないんだぜ!

というようなことを思ったり思わなかったり。

みなさんも機会があればぜひ一度。
ビール飲みながらゲラゲラ見る娯楽としては最高です。

(構成作家・古川)
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