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2007年6月23日

放送後記 第12回


スペシャルウィーク2週目!
今週も宇多丸にとってストレスフルな週末が始まるよ!

まずは放送前、観客として見に行ったはずの
「ファンキー大百科」に急遽出演してきた宇多丸。
20年前に「ヒップホップの呪い」をかけたいとうせいこうさんとついに初共演……
感無量!!

だが、あまりのノープラン、かつ急な出番で緊張度MAXだった模様。
(詳細はライムスブログにて
この時点で宇多丸の蓄積ストレス40%。 


スタジオ入りして一息。
放送後に向かうDJ用にCDを選んでいます。


そのころ別室の作業コーナーでは……

ミッツィーさん持ち込みの奇怪な企画のため、
極秘台本の作成が急ピッチで行なわれていました。

写真右端は構成作家の寺村女史(フェイバリット・カレーはゴーゴーカレー)。
左端は申し訳コーナー及び音楽ディレクション担当の小荒井D。
小荒井Dは某FM局のディレクターを勤めるかたわらDJとしても活動。
「仕事もオシャレなら車もオシャレ(ミニクーパー)」
「デスチャとも顔見知り!?」
「DJブースの前にたむろするギャルと普通に喋れるなんて」
など学生プロレス出身・橋本Pのコンプレックスを一手に引き受けています。

 

スタジオ内で打ち合わせ中。
後方ではミッツィーさんがリハーサル中。
小荒井Dが宇多丸からの視線をガードしています。
これもディレクターの重要な仕事。


そんなことやってる間に放送スタート!

■21:30(定時)
「いとうさんに強引に誘われてレキシのステージに飛び入り。
『ワッ、ワッ!』『プチャヘンザッ!』など精一杯頑張ったが、
池ちゃん(レキシのリーダー)に『ちょっとうるさいんですけど』と言われた」。

■22:00
【悩み相談「ラッパー志望です!」】
Q「(前回の「“ジャンル批判”批判」を受けて)私はジャンルにこだわって音楽を聴いていません。こだわりがなくて軽薄なのかなぁ?」(RN:いちまつ)
A「そんなことありませんよ! 『音楽のジャンルに貴賤はない』と偉そうに言っている“自称・音楽ファン”が時にアイドルソングをバカにしてたりする、そういう欺瞞を批判しているんです」
Q「日本語ラップをやるのにアメリカのラップを聴いたほうがいい? 師匠はアメリカのラップ詳しいですか?」(RN:不言)
A「なめんな! USラップ批評の第一人者だったっつーの! それと一般論で言えば、やはりアメリカのラップを聴き、一から『日本語でラップすること』の方法論を考えていったほうが斬新な表現が出来るはず。『日本のラップはまだまだ』と思ってるくらいがちょうどいいんだよ」
Q「都内のおすすめ涼みスポットを教えてください」(RN:DJカクタス)
A「デパートを地下から屋上までまんべんなく見て回れば一日はあっという間」

【申し訳ないとフロム赤坂】
本日のDJはミッツィー申し訳。
ここで秘密裏に進めていた企画を発表。題して……

「宇多丸 in the UKとミッツィー申し訳フロム・パリスがお送りする
セレブ限定お取り寄せ番組『申し訳通販DJフロム赤坂』」!


『通販DJ』という深夜番組のタイトルに怒ったミッツィーさんが、
本当のDJ、そして本当の通販とはなにかを突きつける怒りの新企画。
ミッツィーさんの選曲に合わせた商品が「漁港どっとこむ」の通販で
購入できるという番組初のタイアップでもあります。
(例:オレンジ・レンジ“イカSummer”→紋甲イカ250g/750円)

 

 全世界のDJよ、仇は俺がとる!
(例のドリンクを相棒に)

「これをボクが読むんですか……?」
直前に渡された商品紹介ナレーションを読み上げさせられる宇多丸。
(ストレス70%)

「えー、続いての商品はこちら。
新鮮なすけそうだらを原料に……」
(ストレス80%)
 

ちなみにミッツィーさんの手許にあった選曲メモ。
おそらくDJ史上初(そして最後)のセットリスト。


この後は「数字を稼げる企画」第2弾として、
「花嫁に憧れるジューンブライド未来予想図申し訳Mix」。

「やべ、結婚したくなってきちゃった!」(宇多丸)


【土曜日の実験室 feat.しまおまほ】
MBS「ヤンタン」公開録音に潜伏捜査したしまおさんが
大阪の飲み屋の店先から電話で生レポート。
登場BGMを“やっぱ好きやねん”に指定したのはしまおさん本人です。
(宇多丸のストレス90%)
大阪の人に怒られるよ!

レポートは思いの外、興味深い内容で勉強になりました。
しまおさん、レポートもイケるじゃん!


■23:00
いとうせいこう×宇多丸対談の後編。
「印篭はカッコイイぞ、宇多丸! 印篭はヒップホップなんだよ!」。
要するに、日本古来から伝わる「取り合わせ」の文化は、
組み合わせのセンスを競うという意味で、
ヒップホップを先取りしていたものであったと。

また、現在のいとうさんの活動すべてはヒップホップに繋がるものだ、
という発言はちょっと感動的でさえありました。


ところで、いとうさんとの対談は事前収録です。

それなのに……



途中でかかった“歴史ブランニューデイ”にアガり、思わずタオルを振り回す宇多丸。
いとうさんの話、聞いてなかったのかよ!
(ストレス50%)



というわけで放送終了!

宇多丸にとっては負荷の強い二週間でした。

よかったことと言えば……。
 

まるで絡まってない!

ヘッドフォンのコードがストレートタイプに変更されたからである。

 

「もう一生絡まないぜッ!」

ストレス過多の反動か、
ちょっとしたことでテンションが上がってしまうようです。

 

0013.JPG

「それじゃあ行ってきまーす!」
(ストレス0%)

吉祥寺のイベント『eff Vol.100』までDJイングに向かいました。


おつかれー。

 

 

 

残ったミッツィーさんはHP用に黙々とセットリストを入力中。

企画のクレイジーさに反して仕事ぶりは丁寧。
勉強になります!

(構成・古川)

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