TBSラジオへ

2016年1月

2年ぶり、2回目の登場。

時代劇研究家の春日太一さん!



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前回のAV男優論(インタビュー論)の中でも
名前が出た春日局員。


時代劇に関する多数の著書。
仲代達矢さん、松方弘樹さんなど、
名だたる大物俳優へのインタビューも。



深めたい話はたくさんありますが、
まずは、年末イベントで話した仕事論に絡んだ話を。




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例えばマキタ局員は、
ヒット曲の法則でテレビに出たら
いつしか音楽がとれてしまい、
「法則を話せる人」、法則おじさんになった。



鹿島局員は、プレゼン仕事をしていたら、
先日、「5分でわかるスターウォーズ」という発注が。
スターウォーズはわからないから やらなかったけど、
プレゼンおじさんから、5分でまとめるおじさんに。



タツオ局員は、国語辞典についての本を出したら
英和辞典についての仕事が!
日本語を教えてはいるけど、英語はなぁ・・・




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春日さんにも同様のことがあるそう。


時代劇の本などで批判の論調を書いていたら、
何でも批判ができる批判おじさんだと思われ、

「春日さん、あれの批判してください!」という発注が。


つまりは平成の張本であると。


春日 :そういう仕事を受けてタレント化すれば
    世界は広がるかもしれないけど、
    いずれは消費され捨てられる。


    出版の世界で生き残るなら、
    そこに乗っからず
   「お金を払って僕の意見を聞いて下さい」という状況を
    絶えず作っていないと、食べていけない。




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続いて、話はAV男優=インタビュー論に。

春日さんが語る、インタビューの成功の法則とは・・・



春日 :マキタさんの話の続きで言うと...
    インタビューアーは、いいAV女優になること

    自分が男優になっちゃうのはダメ。
    自分が転がそう転がそうと思う聞き手は下手。



インタビューアーの基本はリアクションであると。


   
春日 :リアクションをしながら相手を乗せていく。
    でも、相手=男優が乗り過ぎたら、
   「私、そこ感じてないわよ」と、リアクションで温度調整する。


   

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先週 話した、あまりにマグロなインタビューアーについては・・・


春日 :十把一絡げの風俗嬢みたいな
   「はい、〇分で、こういうことやれば終わりですね~」という態度では、
    男も乗ってこない。その時間は擬似恋愛をする。


タツオ:でもインタビューアーも お金のためで、動機がないことも。
    動機がお金だと、十把一絡げになるでしょう?


春日 :いい風俗嬢は、「お金のため」とは見せない。
    それで言うと、もう1つインタビューのコツは、
    処女のフリをすること




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私は処女で、どうすればよいのかわからないので、
そちらから始めてもらえませんか?


という姿勢で臨んでみる。


春日 :相手がどう始めてくるか。荒々しい?丁寧なタイプ?

    処女になると相手の出方がわかって、
    その出方に合わせられる。



タツオ:鹿島さんなんて、永遠のトーク童貞じゃないですか?!
    毎回 初めての気持ちで話してる!


鹿島 :へっ?わかんないぃ。



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春日 :役者さんで、いますよ。何回でも童貞で来て、
    同じ話を何回聞いても面白くて、
    こっちも新鮮なリアクションができますね。


タツオ:童貞のフリと処女のフリ
    春日さんと鹿島さんが同じことずっとしゃべってても
    成り立ってるのってそういうことか!
    


日常会話にも通ずる話が詰まっています。
詳しいニュアンスは、是非ポッドキャストで聴いてみて下さい。




そんな春日太一局員とタツオ局員の共著
『俺たちのBL論』もよろしくお願いします!

http://www.amazon.co.jp/dp/4309024416


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2016年1月28日 20:40

マキタ:色々と取材を受けるわけですけど・・・

 

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マキタ:僕に対して興味の無い人がインタビューアーの場合もある。

    Wikipedia情報を携えてくる人は、わかる。


タツオ:日常茶飯事ですよ。発注する人に熱があっても、

    実際にインタビューに来るライターさんは違う。


マキタ:インタビューするときにも、相手となるべく生きた会話をしたい

    でも、Wiki的な情報を基準にしゃべる人が結構いるんです。

    僕はそれを、インタビューマグロと呼んでる。


タツオ:雑誌の納期は短いし、知らない相手だったら、

    そこに頼らざるを得ないって、出てくるよね。


鹿島 :職業としてのインタビューアーの方でしょ。


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マキタ:インタビューマグロに対しては、AV男優の気分でいく。

    相手がどんなにマグロ状態できてもギンギン!

    しゃべりたい気満々で。そうしないと、やってられないし。

    インタビューアーがポロリと本音が出てくるようなところまでいけたら。

 

タツオ:Wikiで調べてたけど、会ってみるとマキタさん、

    こんなにすごい人だったんだ!と思わせたらね。


マキタ:僕が、CDリリースしますって言ったって、

    誰も興味がないかもしれない。

    でも、興味をもってもらわないといけないから、ギンギンで。 


タツオ:そんなこといったら、春日太一さんは俳優たちを喜ばせてる。


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一橋大学で、留学生に日本語を教えているタツオ局員。

授業で最初に書いてもらう課題は、


知らない日本人に、1万円貸してもらえる文章
を書いて下さい

だそう。



タツオ:いきなり「貸して」とは言えないから、相手に信用してもらう。

    いつまでに返すっていう保証ものっけて、初めて貸してもらえる。

    インタビューにも近いものがあるよね。

 

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鹿島 :この間、インタビューアーの方が

   「今月、インタビュー3連戦だったんですよ」と。

    オカダ・カズチカ、高橋みなみ、プチ鹿島!!

    自分が聞き手になったら、どうするのコレ...。


タツオ:全然知らない人だったら難しいよね。

 

マキタ:興味の無い状態では行かないよね。

    事前に資料を読み込んで、なるべく気持ちが高まった状態で

    行くようにしてる。でも、終わってみたらほとんど、

    この人は海外に何年いて、10歳の頃こんなことが...

    というデータは役に立たないよね。


鹿島 :想定内の流れからはみ出すのが腕。いかにはみ出せるか・・・。



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本やCDを出すと、インタビューを受ける機会が増えて、
タレントも、広く知ってもらうためにしゃべります。
そんなときに、ふと感じたこと。


インタビューされることもあれば、インタビューアーになることもある。

両方の気持ちがわかるからこそ、見えることも多いんですね・・・。

2016年1月27日 20:22

『ゆうゆうワイド』終了について、ちょっとだけ時事放談。

2016年1月25日 11:00

番組ではお馴染み、映画史・時代劇研究家の春日太一局員をゲストに迎えて、「仕事論」「AV男優論」を深めました。

2016年1月25日 11:00

【本日のキーワード】
SMAP解散騒動/どん兵衛/お客様のものになる/ジャニーズ事務所/技芸/人物相関図/お家騒動/読み比べ/朝刊スポーツ紙/タブロイド紙/情報戦の面白さ/原監督解任/スポニチ/ご冥福論/終わらないアイドル/球団がなくなるときの喪失感/ベッキー=高田純次説/清川虹子/メタ目線/もののあはれ/100点の謝罪会見/北川景子・DAIGO/ダイコー/ASKAのブログ/セクハラ漢字問題集/駿台予備校/

※放送に入りきらなかった部分を入れたロングバージョンです。

2016年1月25日 11:00

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