M-1グランプリが復活する。
詳細はよくわからないが、夏に決勝。
以前、お笑いコンテストについて話した回は、こちらを参照。
お笑いコンテストが求心力をなくしている。
一攫千金の夢もない。
未知なる強豪が、バラエティの組織図をひっくり返すような革命も起こらない。
システムも安定して、ガヤガヤみる要素もない。
そんな状況の中、「THE MANZAI」と「M-1」という、
大きな大会が2つ。つまり、チャンピオンが2つになる。
2つになって、どうなるわけ?統一チャンピオンができるの?
なぜ、新しい大会じゃなく、「THE MANZAI」という名前が
復活するのだろう?
タツオ局員が番組で共演している「もふくちゃん」。
彼女はアイドルをプロデュースしているんだけど、
「アイドルを、ブームじゃなく文化にしたい」と話しているそう。
ブームは点。文化は線にする作業。
お笑いの場合・・・、「文化」になっていない。
いかに小さいタイトルであれ、乱立していれば、
文化になるのではないか。
そう考えると、M-1の復活をポジティブに捉えられる。
関西には漫才のタイトルがいくつかあるけど、
東京にはタイトルがない。
関西の人がお笑いを誇る気持ちは、
そんなタイトルがあることにもつながっているのではないか。
必要はあるの?
再び、お笑いコンテストについて、
あれこれ考えをめぐらせました。