オリンポスの果実/田中英光

淡い恋心を描いた青春文学の傑作、田中英光作『オリンポスの果実』
 田中英光は、1913年赤坂に生まれました。
早稲田大学を出た後、同人誌に小説を寄稿。
それが太宰治の目にとまりました。 太宰は「君の小説を読んで泣いた」と田中に葉書を送ったとされています。
太宰が心中した翌年、師匠、太宰治の墓の前で自殺を図りこの世を去りました。
そんな無頼派として位置づけられる田中英光ですが
最も有名なこの『オリンポスの果実』では、スポーツと恋という 青春の二大テーマを瑞々しい文体で描きました。
『オリンポスの果実』は、作者の田中英光の実体験がベースになっています。
田中自身、早稲田大学に在学中にロサンゼルスオリンピックにボート選手として出場した経験があります。
この作品は、1977年にNHKの銀河テレビ小説で映像化されました。

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