現場にアタック

2015年12月14日(月)

担当:阿部真澄

 

 

 

 

先週この番組でも内閣府の食品安全委員会が健康食品について、「今の自分に本当に必要なのか考えてください。」と注意を促しているというニュースをお伝えしました。
多くの人が利用している健康食品と言うと"サプリメント"
そんなサプリメントに関して厚生労働省の研究班が驚きの調査結果を今年発表したんです。
どんな調査結果だったのか?調査で主任研究者を務めた
国立健康・栄養研究所・情報センター長の梅垣敬三さんにお話を伺いました。

 

 

サプリメントの利用が今は大人にも広がり子供にも広がっていると想定された。
そこで1歳~6歳の子供を持つお母さん約2千名に対して、ネットを使った全国規模の調査をした。
この調査では錠剤とカプセルに限定したが利用率は8%でビタミンDやカルシウムが一番の多くて、食事だけでは栄養が足りないと思って与えていた。

 

 

子供にサプリメントって言うだけで驚きなんですが、8%のうち乳幼児にサプリを 与え始めた年齢は2歳からが最も多く27%を占め、なかには0歳児からと答えた人もいました。
そして8割のお母さんが大人と同じ製品を子供に与えていたそうなんです。
チョット驚きの調査結果なんですが、実際に子供にサプリを与えているお父さんやお母さんはいるのか?街で実態調査をしてみました。

 

 

◆普通の食事で栄養を取らせた方が良さそう。家がそんな事していないのでピンとこない。心配になっちゃう
◆考えもしなかった。よろしくないんじゃないですかね。子供には?
◆サプリはビックリです。イヤイヤ食べ物から。サプリは必要以上に与えすぎる気もするしどう考えても人工的でなんでその道を選んだかなって思っちゃう
◆別に悪い事ではない。栄養的に良ければあげてみたい。1歳だが離乳食が終わったらあげてもいいかなと思う。

 

 

調査と同じように1歳~6歳のお子さんをお連れの親御さんにお話を伺ったところ残念ながらお子さんにサプリを与えている人には出会えませんでした。
ただ、子供にサプリ?と驚きの声を上げている人が多い一方で、肯定的な意見もあって、割合的に見てみると子供にサプリを与えているお母さんが8%と言う調査結果にも納得がいくような印象を受けました。


子供にサプリが必要なのか?必要ないのか?
親御さん同士でも議論となりそうですが、実は最近では大手・中小の様々なメーカーから"子供用サプリメント"が数多く販売されています。
インターネット上で子供用サプリに関するサイトも多いんです!
そんな事から子供にサプリを与えるお母さんが増えているのかな?と思ったんですが、
「子供用だから安心するのは早計だ」と、梅垣さんはこんな指摘をしていました。

 

 

子供用のサプリと言うのは企業にもよるがそれなりにチェックはされているが、製品が本当に安全なのかは正確には分からない。
例えば自分の子供に実験をするから被験者になってと言っても誰も同意しない。
お菓子なら良いと言っても特定の成分が濃縮されたモノを使って安全性や有効性の試験に参加する子供を集めるのはまず無理。
そういう事に賛同する人はまず居ないので安全性や有効性のデータは正確にはないはず。

 

 

正確なデータがない上、子供がサプリを過剰に摂取した場合、
・ビタミンD 高カルシウム血症
・鉄分    臓器障害
・カルシウム 泌尿器系の結石
など、一部の子供は健康被害を受けてしまう可能性もあるそうです。

安全性・有効性という点以外でも、梅垣さんは「長い目で見ても子供に安易にサプリを与えないで欲しい」と話していました。

 

 

子供の偏食をサプリで補おうとする考え方があるが、子供の偏食は将来改善出来ない。
いま生活習慣病が問題になっているが生活習慣病は例えば食習慣にある。
食習慣を改善しなければいけないが、小さい頃に身に着けた食習慣は改善しにくい。
色々な物を食べるって言うのが重要だし何をどう食べるかを子供に教えていけば将来、偏食しないので生活習慣病になりにくい食事をするので医療費削減になる。
食育は重要!

 

 

食事から栄養を取ることが将来的な医療費の削減にもつながる...改めて食育が重要だと認識させられますね。

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