現場にアタック

2011年11月29日(火)

         担当 山崎景子
     
 今日は、高視聴率番組の話題。名前は「ゴッズガーデン」というんですが、、。
 高視聴率とはいえテレビの番組ではありません。
 これは、ニコニコ動画や ユーストリームなどのネット配信サイトでやっている番組です。
 (インターネットなどで見る番組ですね。)
 では、「ゴッズガーデン」どういうものか、東京ゲームナイト発起人、宮尾ヒデミさんの話です。
      

     インターネットではニコニコ動画とかユーストリームとか、生配信系が
     ここ2年ぐらい流行っているんですが、その中でもかなり大きな人気を集めているのが
     ゲーム系の生配信番組で、その中でも「ゴッズガーデン」が飛び抜けて人気。
     簡単に言うとゲーム大会。宇多田ヒカルさんのラストライブを
     中継された時の1イベントの総接続者数が35万人だが、
     この夏のゴッズガーデンが1イベントの数で
     87万人なので、2倍から3倍くらい配信数が伸びていたりして、
     我々も非常に驚いている。
      


  87万人が見た番組とはどういう番組なのか、、、
 簡単にいうと、ライブハウスを貸し切ってやっているゲーム大会の生中継
 ストリートファイター4という格闘ゲームで、誰が一番強いかを競うのを見る番組。
 ストリートファイターは、2人のプレイヤーがそれぞれの格闘家を使って対戦するゲーム。
 必殺技を繰り出すには、複雑なコントローラーさばきが必要で、そこも見せ場のひとつ。
 (→例えば、ひとつの技を繰り出すのに、右・下・右下・など、ひとつのボタンではダメなんです。)

 この視聴者が87万人。ゲームの世界では、国内最大と言われるイベント、
 東京ゲームショーの総来場者数が延べ20万人なんですが、その4倍以上がこのゲーム番組を
 見ている事になります。

 人気の背景には、テレビなどこれまでのメディアとは違った視聴者の楽しみ方があるようです。
 再び、宮尾さんの話です。


     それぞれの選手やスタッフ、参加者がブログ、ツイッターで全部情報 
     発信する時代になっていて、自分達が気になる選手やスタッフがどういう思いで、
     この大会に向けトレーニングをするのが
     日々、書き込まれ、そこで選手同士の「あいつには負けたくない」という書き込みも。
     見ている人のモチベーションはテレビよりも長い時間かけてあがるので、
     興奮が高いところまでいくのかな。  

 


 ブログやツイッターで大会までの過程も楽しんでいる訳なんです。
 ネット配信サイトを見る世代=ブログやツイッターをやる世代というのがうまくはまって
 「ゴッズガーデン」などゲーム系配信番組の高視聴率につながっているよう。
     
 そして、高視聴率・・・・といえば、スポンサー。・・・・スポンサーといえばお金。
 お金が入ってくるメドが出てきて、ゲーマーの世界に大きな変化が出始めています!
 ゲーム大会『ゴッズガーデン』を主催する、総師範KSK(ケーススケ)さんの話です。


     僕ら「ゴッズガーデン」という格闘ゲームのイベントをやって来て、
     格闘ゲームのプロゲーマーというのが生まれ始めていて、でプロが生まれた事によって、、
     それに憧れをもつ人たちを出てきていて、ゲームをする事が仕事につながるのでは、
     との可能性をもつプレイヤーも。海外だと優勝賞金1000万円とか年収1億円の
     プロゲーマーとか、凄い華やかな世界で、日本でもそういった文化が
     生まれていったらな、と思いながら活動しています。
          

 

プロゲーマーがいるんです。 
プロゲーマーというのは、基本的には世界のゲーム大会に転戦して、そこで勝った賞金で
食べている人。日本人の感覚で言うと、「ゲームが強くて、飯が食えるの?」と思いますが・・・・
現実は、1億円を稼ぐプロゲーマーも数千万稼ぐプロゲーマーもゴロゴロいるそう。
理由は、先程の話にもありましたが、海外の「ゲーム大会」が、ひじょ~に華やかな世界だから。

例えば、ヨーロッパを舞台にしたインテル・エクストリーム・マスターという大会。
スポンサーはインテル。賞金総額8000万円!
フランスで行われた、エレクトロニクス・スポーツ・ワールドカップは、スポンサーがプジョー。
世界最大とされる、ワールド・サイバー・ゲームス。全世界スポンサーはサムスン。

海外の若者が「ゲーム大会」に注目。そこにスポンサーも注目、賞金もアップという流れが世界では
既にあり、日本も「ゴッズガーデン」が出てきて、遅ればせながらその動きが出てきた形。

でも、まだ日本のプロは数少なく、生活が出来ているのは、片手に満たない状況。
ただ、「ゴッズガーデン」 の例などゲーマー界は今、追い風。そうした事もあってか、
新たな動きも出てきました。
ゲームを「eスポーツ(エレクトロニック スポーツ)」と呼んで、プロリーグをつくろうという話です。 
日本eスポーツ・エージェンシー代表取締役、カケヒ・セイイチロウさんに伺いました。


     eスポーツのプロリーグを作っていきたい。eスポーツのプロリーグ、
     日本のフランチャイズチームを作り、そのチームの対抗戦によるリーグ戦を
     やっていこうと考えている。
     簡単に言えば、サッカーのJリーグをイメージして頂ければいい。
     3年後プロリーグを目指す。海外では本当にスポーツ
     アスリートとして認められている。一例で挙げると、
     FIFAサッカーだと、FIFAが主催する
     インタラクティブサッカー(ゲーム大会)で優勝すると、
     FIFAの年間最優秀選手を決める
     記者発表会、こちらに呼ばれ、サッカープレイヤーと並んで表彰されている

 

一方、ゲーマーの方々は、今の変化をどう感じているのが。
サッカーゲームで日本代表として世界大会にもある出た事がある、
ゲーマーの前田トモキさんは、    
 「プロになりたいが、結婚してしまったので、、・・・・
       ただ状況が変わってきたの感じますけどね。」
と話してくれました。    

追い風をうまく利用していきたいですが、日本の場合、
"たかが、ゲーム"という認識が足かせになっているようです。

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