現場にアタック

2011年09月22日(木)

担当:大澤瞳

 

読書の秋ですが、今日は、新しい読書の仕方が広まっているというお話。
「ソーシャル・リーディング」と呼ばれているものですが、
一体どんなものなのか、ソーシャル・リーディング関連の事業を行う
株式会社ブクペの鳥羽悠史社長に伺いました。

 

 


元々は電子書籍で引用を共有したり、好きな本の感想を共有するのがソーシャル・リーディング。
そこから転じて読書体験を共有するものです。
アメリカで行われる読書会などもそうで、個人のオリジナルの意見が入っていて、
それを共有することで、違った読書体験ができる。それがソーシャル・リーディング。

 

 


ただ、ひとりで読書するわけじゃなく、感想を他人と分かち合うことで、
より深い読書体験をするものが、ソーシャル・リーディング。
ブログに書評を載せて、読んだ人から感想をもらったり、
アマゾンにコメントを乗せたりするものもそうです。
また、実際に会うものとして読書会があります。
読書会サークル「猫町倶楽部」を運営する猫町株式会社の山本多津也社長に
読書会とはどんなものなのか伺いました。

 

 

 

月に一回私が課題の本をネット上で、指定してその本を全部読んできたメンバーだけが
参加できる読書会を、毎月、東京・名古屋・大阪・京都でやっています。
普通考えると読書は孤独な作業なので、本を読んで感動しても、
その感動を共有できる場というのは最近は昔に比べて持っていないと思う。
それが、この会に来るとどんな話をしても簡単に乗ってくれる人がたくさん居て、
そういう意味ではすごく感動してくれているんじゃないかと思いますね。

 

 

 

 

映画を見に行った帰りに喫茶店で感想を言い合う感じに近いそうです。
本の感想を共有するための読書会ですが、思わぬ副産物もあったようです。
再び山本さんです。
  

 

 

読書したいというよりディスカッションしたいという欲求で参加してくる人が多いという感じですね。
ただ読書会ということで本の話をしたいとうことではなくて、
そこで縁ができてこの5年間で5組結婚しているカップルができています。
コミュニケーションとしていろいろ良い会ができているんですね。

 

 

 

 

コミュニケーションということは人が集まる!ビジネスチャンスだ!と考える人もいます。
冒頭に登場したソーシャル・リーディングを利用したビジネスを展開している
株式会社ブクペの鳥羽悠史社長に伺いました。

 

 

 


「ブクペ」という本の要点まとめサービスをしている。本の要点を2000字でまとめ、
その本が売れるとサイトに入る広告収入の中からお金が分配されます。
「ブクポップ」というサービスでは、店舗内にあるような店内販促ツールの
「ポップ」の文言やデザインをする。良いポップは実際にジュンク堂の店舗に並びます。

 

 

 

ブクペに感想を載せることでより多くの人に見てもらった上で、収入が入る仕組み。
ブクポップは自分が作った「ポップ」が書店員に評価されて実際に店頭に並ぶ喜びが。

しかし読書会の猫町倶楽部もブクぺも「株式会社」。
ソーシャル・リーディングビジネスの実際の売り上げはどうなのか?
お二人に聞きました。

 

 

 


○株式会社ブクペ社長 鳥羽悠史 さん
今は正直赤字。ウェブの仕事は3年で黒字にするもの。

 

○猫町株式会社社長 山本多津也 さん
今社員としているのは私ともう1人だが、実は一銭も給料を取っていない。
だから本業とはいえない。

 

 


ブクペは今年できたばかりで、投資された資金で会社を拡大している途中。
猫町倶楽部は社長の山本さんが経営する住宅リフォーム会社が本業で副業・・・にもなっていない!?
ただ、山本さんは「わざわざ本を読んでくる読書会メンバーのパワーはいずれビジネスにつながる」と話していました。

ただ読書するだけでなくソーシャル・リーディングにチャレンジして、
ビジネスチャンスをゲットしてはいかが?

 

猫町株式会社

http://www.nekomachi-club.com/

 

株式会社ブクペ

http://bukupe.com/

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