現場にアタック

2010年10月14日(木)

担当 山崎景子

チリの落盤事故現場の救出活動がが昨日から始まりました!
14日(木)朝、7時半現在27人の作業員が救出されましたが、
実は事故発生から閉じ込められた33人の作業員を元気付けようと
日本のチリ大使館には色々な物が届いていたようなんです。

どんな物が送られてきたかチリ大使館の
エマ・アルバレスさんに聞くと、、、

 ★日本中からメール、FAX、葉書で温かい言葉が沢山届いた。
  他にも蛙の置物やお守り、自分が使っていた良く効く薬。
  あとはプチプチ、彼らのストレスを解消できればという
  気持ちで送ってきた。 

今朝の新聞では日本製品バッチリ活躍の見出し。
救出カプセルに使われたのが日本製モニターだったり、
地下の様子を映し出したのがソニー薄型テレビだったり、
グンゼは下着33人分。ヤマザキナビスコは宇宙食に認定された飴など。

この他にもチリ大使館には日本各地から義援金や食料品、衣料品、
千羽鶴や作業員を元気付ける絵など多くの物がチリ大使館を経由して
事故現場に送られていたそうなんです。
そんな中、チョット気になったのがエマさんのお話にもありましたが
ストレス解消にとプチプチが送られたということ。

一般的にプチプチというと電化製品やクッキーなど衝撃に弱い物を
包む気泡シート。潰すとプチプチと音がするから「プチプチ」。
ただこの気泡シート、包む用なのにでストレス発散というのも疑問?
しかもわざわざ日本から送らなくてもいいのでは?と思い
実際にプチプチを送った川上産業の杉山彩香さんにお話を伺いました。

  ★プチプチは色々あるが潰す専用の商品がある。
   単純な作業だが簡単に他の道具や電気も使わず出来るので
   暗くても平気。
   プチプチで少しでも気晴らしになってもらえばと思った。
   受け取った側はどう思うか分からないが大使館に相談したら
   是非と言われたので送った。

梱包用じゃなく潰す専用の物を送ったんですね。
チリに送られたのはプッチンスカットという商品。
もともと川上産業は気泡シート製造で国内シェア5割を占めるの会社で
杉山さんたちは2001年から気泡シート(プチプチ)の梱包以外での
使い方について研究して出来あがったのがプッチンスカット。
(大きく良い音がする。10センチ四方だから地下にも送れる。)
少しでも役に立てばと人数分の33セットをチリに送った。
実は杉山さんたちは災害時にプチプチが何か役に立てばと
いつも研究していて過去にこんな使い方も実践していたんです。
    
  ★災害をキーワードにすると中越沖地震ではプチプチの持つ
   断熱性を活かした寝袋。今回のチリの場合だと本来の役目ではないが
   複合的に潰してのストレス発散。
   プチプチは様々な所で沢山使われているもので
   災害などが起こった時、当社が作っている製品でできることは
   チョットでも常に役に立てればと考えている。       

残念ながら救出された作業員が実際にプチプチしたかは不明ですが、
大使館では「これを潰してストレス発散してください」と
スペイン語で説明書を書いてチリに送ったと話していた。

今も続いている落盤事故からの救出活動は世界各国の技術や商品が
役立っているとのことですが、日本国内から大使館を通じてチリに
送られた日本人の心意気は世界各国に引けを取らないと
チリ大使館のエマさんはこんなお話をしてくれました。

  ★今日も激励や応援の声。チリ人として日本人の温かい心が反対側にある
   裏の国なのに皆一生懸命で素晴らしい元気になる。でももしかして
   日本人だからかと思うのは他の国のチリ大使館にその国の人から何か
   来たという話を聞かない。多分日本人は他の国で災害があっても
   同じ事をすると思う。 

日本は地震等の災害も多いので、
激励や支援に抵抗がなく参加出来るのかもしれないですね。


putiputi.jpg↑潰す用ぷちぷち


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