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2016年06月26日Part8(外伝2)「有名税とのつきあい方」

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※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

○『フジロックに政治を持ち込むな!』を考える
・4月までは炎上が全然無かったのにこのところガンガン炎上(津田)
 →Twitterをやっている限り炎上から逃げられない(charlie)
・「公衆」とは何かを考えるのは不可欠(大澤)
 →どこを相手にするのか考えなければならない時代(大澤)
 →今言っている「公衆」は「単なる色んな奴ら」(charlie)
 →有名な人は宣伝上手(charlie)
 →公衆がPRの対象である中の炎上はPRの失敗とも言える(charlie)
 →「PRに向かないからやめろ」と言うのは何か違う(charlie)
・SEALDsってものすごくPR(津田)
 →戦後民主主義というある意味古いものを新しく見せた(津田)
 →それに乗れない人がパブリックエネミーとして叩く(津田)
・政治的なPR がうまくなる中で公衆が何かのリアクションをとる(charlie)
 →新しいAnnieの映画でのニューヨーク市長選(charlie)
 →そこではPRのためのものがそうと理解されている(charlie)
 →そうでないところに持ち込むと戦場になる(charlie)
・ PRに向いているものと向いてないものがある(charlie)
 →大学もそう(大澤)
 →80年代の広告代理店の手法が形を変えて拡散されている(大澤)
 →今は再帰的だと消費者も分かっていて敢えて誘導される(大澤)
 →みんなパフォーマーになれるくらい再帰性を理解している(charlie)

○フォーマットとテンプレ
・学生のプレゼン力は上がってるけど中身が伴ってない学生は多い(大澤)
 →高校の「何でもいいから発信しろ」は止めるべき(大澤)
 →フォーマットって大事(矢野)
 →何も持ってないやつがどう参加するか(矢野)
 →参加しなくてもいいのでは?(大澤)
 →Occupy Wall StreetではWeb上に整備されたドキュメントがあった(津田)
 →社会運動はフォーマット・方法論自体が大事(津田)
・「討議できなかった人を討議の場に持ち込むことに真の政治がある」
 というジャック・ランシエール(矢野)
 →音楽性という誰でもできる身体のふるまいは本来政治とは無縁(矢野)
 →だからこそ政治的に非力だった人が参入できる(矢野)
 →音楽ってもともと政治的だから、というのは飛躍(矢野)
 →津田・奥田が嫌いという話から『音楽に政治を持ち込むな』へのズレ
・フォーマットがあってのれる、とは音楽じゃなくて踊り(charlie)
 →踊れるというのは政治的だがそれは誰かの振り付けでもある(charlie)
 →フォーマットとテンプレの違い(津田)
 →フォーマットには創意工夫の必要があるが学生たちの発表はテンプレ(津田)
 →テンプレを使うことでさも意見があるように振る舞える(大澤)
・フォーマットが振付になりやすい(charlie)
 →「ここにこんなに意見が集まっている」
  という振付・コピペになってしまう(charlie)
 →自分はフォーマットを大事にしても振り付けはしない(charlie)

○ネット社会で「歓待」は可能か
・炎上が数の問題にされて回収され、
 批判が殺到という事実だけが独り歩き(charlie)
 →津田さんがリプライするのは数の論理から抜け出して
  対話したいのかな?と(charlie)
 →津田さんが「来たら一杯おごる」と書いていたのは教育的(大澤)
 →萩本欽一さんがチャップリンの家の前で一週間粘った話(charlie)
 →歓待の精神が有名性、固有性の背景にあった(charlie)
 →コピペ・テンプレを掲げてくる人とはうまくいかない(charlie)
・ネット時代のノーブレスオブリージュ(津田)
 →ライターの藤井良樹さんが電話番号を公開していた話(charlie)
 →そのようなことが何かできないか(charlie)
・有名税は「数の論理の公衆対個人」のアンバランスさが問題(charlie)
 →有名税へのリターンがないからどう脱税する? という話になる(charlie)
 →固有性を持った一主体として他の主体と交渉・決裂することもできない現在(charlie)
 →そうでないあり方を提示できればアトミックカフェは成功(charlie)
・カジュアルブロックを解除した(津田)
 →歓待の精神で(津田)
 →チャネルのあり方というのもある(charlie)
 →速水さんは慣れていないので炎上の仕方が初々しい(津田)
 →自分のステートメントは連載やラジオへ(速水)
 →短絡で突っかかってくる人へのコストを払いたくない(速水)
 →人それぞれ固有性に対してリアクションする場がある(charlie)
 →チャネルをひとりひとり用意すること(charlie)
・高校生の時にオープンキャンパスを見て社会学部に、という生徒(charlie)
 →皆がみんな責任は取れないが、歓待の精神をどの程度発揮するか(charlie)
・チャーリーのオープンキャンパスにかける情熱はすごい(斎藤)
 →見に行きたい!(一同)Lifeツアーとか(矢野)
 →違う意味でオープンキャンパスが炎上するよ!(charlie)

○Life助手・新井亜主美さんからのメール
・ツイッターの有名税に恩恵を受けた(メール)
 →高校時代はLifeを聞いてはツイートしたり、文化系の人と意見交換をしたり(メール)
 →あの頃のツイッターは平和だったな、としみじみ(メール)
 →今はフォローフォロワー比が高いだけだと嫌な思いも多い(メール) 
 →9年続けたツイッターアカウントを捨てることに(メール)
・ Lifeは青春であり教養の根幹(メール)
・Life助手新井さんが今月で退任
・この番組のお手伝いをした人の多くがその後固有性で仕事をする人に(charlie)
 →教員の理想のあり方は踏み台(charlie)
 →この番組も誰かの踏み台になってくれれば(charlie)
 →無名の学生時代に津田さんとサシで呑みに行った話(矢野)
 →この番組を人生の一時期に深くかかわったものとして考えていただければ(charlie)
・この夏Lifeは10周年
             text by Life助手;千葉彩佳


○参考URL


○Life関連アーカイヴ  

参考資料↓


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