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2012年04月22日「動員とマネタイズ」未読メール特集

2012年4月放送の「動員とマネタイズ~文化系コンテンツのゆくえ」、
番組中に読めなかったメールの中から、いくつかピックアップして
掲載します。


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ただいま育児休業中

しつこいですがいちリスナーとして通してます(笑)

気になるのは、「どうやって」マネタイズするかという話と同じくらい
「誰を」マネタイズするのかということかと思います。
ソーシャルメディアを用いたプロモーションにせよ、評価経済にせよ、
個人、あるいは少数のチームでマネタイズすることを目指している。
言い換えれば、コンテンツホルダーがメディアや企業体を中抜きして、
ある程度の規模でお金を回せるようになったということではないかと。

一方で、複数のコンテンツを乗せる媒体、あるいはその媒体を
運営する企業をマネタイズするということになると、おそらく評価経済
的なモデルでは採算がとれないくらいの大きさの収益と、それを
支える市場が必要になる。

Lifeは、昨今流行のコンテンツホルダーによる小規模経済の
マネタイズモデルのように見えちゃってるので誤解されがちなんですが、
実はTBSという企業体の持っているラジオという媒体のいちコンテンツ
でしかないんですね。
ので、Lifeを主語にしてマネタイズを考えるとき、それってTBSから
スピンオフしてもLifeが続けばいいのか、Lifeというコンテンツ込みの
TBSラジオをマネタイズするのかでだいぶ話が違う。

というのを思ったのは、今日の話を聞いて、
やっぱり「コンテンツホルダーによる小規模経済」は、同じようなモデル
でコンテンツを提供する人のレッドオーシャンでしかなく、無数の赤字
コンテンツの中でごく少数の人だけが生きられている世界なのかなと
思ったからです。

評価経済なんて言わなくても、エンタメなんかは全部そんな感じだと
思うんですけど、そこには儲かっていない人まで抱え込む媒体や企業、
それを支えるだけの市場という環境がないので、
「売れるものは何やっても売れる」けど、サステナビリティが低いのでは。

そしてLifeのような番組の「よさ」は、ある意味では
「ある規模で回している市場の力学の惰性で食べていく」ことから生まれる
エッジの鋭さにあると思うので、Lifeがコンテンツ単体としてマネタイズ
を始めると、なんか既存のファンの濃度だけが上がっていく結果になりそう
だなあと思ったのでした。

まあそう考えると、Lifeクルーがこの番組から出世して得たギャラを、
個人寄付という形で番組に還元していけばいいのかな。
「出演回数に応じてよそで儲けたギャラを還元しろ」なんて、まるで外の
お仕事の報酬を上納させる大学みたいですが。

# その場合僕の還元率がえらいことになる。


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よっしー2号 埼玉在住大学4年

「あなたが、何かにお金を払うようになったきっかけを教えてください」
ということですが、私が思わずお金を払ってしまった瞬間はずばり
津田メルマガです。月額630円、年間約7500円は貧乏学生には中々
厳しいなぁ~と思っていたのですが、Twitterで津田さん直々に
「1号だったの157円、ペットボトル価格だよ」と言われ、そう言われたら確か
にそれ程高くないなぁと妙に納得してしまい思わず購読してしまいました笑
でも、これって結構重要な事だと思うんですよね。同じ物を買うんでも、
値段の言い方によって買い手の購買意欲は全く変わってるくると思いますし、
課金の方法一つ取っても銀行振り込みと携帯料金からの引き落としじゃあ
購入することのハードルって全然違いますよね。マネタイズのヒントとして
こうした「環境設計の仕方」をもっともっと追求していく方向ってあっても
良いんじゃないでしょうか。

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ナイーブさん 33歳 会社員 千葉県市原市

いつも楽しく聞いています。
「Lifeが存続するための、マネタイズのアイデアを教えてください」
とのことですが、私を営業として雇ってくれたら、スポンサーを
引っ張ってきます!と言いたいところですが、私でなくてもライフリスナー
はきっといい営業マンになると思うんですよね。
とりわけ、ライフリスナーにはこれから就職活動を控えている
学生リスナーが多いような気がします。
そうした学生リスナーにインターンシップを始めてみたらよいのでは
ないでしょうか?自分が思い入れのある商品をスポンサーになって
もらえそうな企業へ提案に行くのは結構たのしいと思います。
また、マスコミ志望の学生にとってもはかなり貴重な体験になるのでは
ないでしょうか?ソーシャルメディアを活用したマネタイズのアイデアが
頻出している中で、泥臭い提案ですみません。


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年中無休のチャック・ノリスK 茨城県神栖市

どこにお金をかけるかですが、近年は周りの人との差別化というか
優位性を得たいから金を払うという人がかなりいると思うんです。
知識とかステータスとか。
ならば、番組を聴くことで『明日職場や学校で自慢できるような番組』
にすればいいのでは?
そして有料アーカイブとして販売すればバックナンバーも売れるはず!
早速文化系トリビアでも募集してみてはどうでしょうかw


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がんばろう大崎市 (宮城県)


テーマ:「Lifeが存続するための、マネタイズのアイデア」


(1) 津田大介氏の肩書きネーミングライツ売却

毎回、津田氏が何という肩書きで紹介されるのかを
楽しみにしているリスナーは少なくない。その注目度の高い
命名権であれば買い手が現れること間違いなし!


(2) Life総選挙

Lifeの次回出演者を選抜する選挙。事前にテーマを発表し、
そのテーマで出演してほしいLife crewに投票する。
投票資格は番組グッズの購入者に与えられ、スポンサーにも
その広告費に応じた量の投票権を行使できる。候補者は予告編に
おいて、そのテーマに関する知見を有権者へアピールする。
Twitterによる選挙運動は禁止されない。


(3) 柳瀬博一氏の着ボイス販売

「うっとりする声」の持ち主、柳瀬博一氏。
その声の着ボイスを販売。
柳瀬氏が歌に自信のある場合は「着うた」でもよい。


(4) charlieの育児日記

メルマガ有料配信。


(5) USTREAM中継の有料化

音声だけではなく、スタジオの様子が見られるなんてまさに「プレミアム」。
有料でも観たいリスナーは多いだろう。
私も、ニッポン放送の某番組が生放送のスタジオを100円で
ustream配信したときには払いそうになった。


(6) Lifeメディアミックス

番組本の次は、番組DVD。
私も、「オードリーのオールナイトニッポン」のDVDは買いそうになった。
DVD発売後は、Life crewの人脈を生かし、漫画化、アニメ化、ゲーム化、
そして映画化も?


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さるけー 青森県十和田市 28歳

震災以降様々なボランティアグループが活躍しました。
特に今回はSNS等の発達により、広く動員をかけることが可能になり、
ボランティア参加への敷居がだいぶ低くなりました。
僕の見る限り、以前から様々な活動をしてきた団体と震災を機にできた
団体では、大きく質が異なっています。
古くから活動している団体は、経験値が高く運営や交渉に長けていて、
安定している一方、やはり団体の歴史や規模に比例して「お役所仕事」
的な傾向があるように思います。
それに対して新設団体は、柔軟で流動性が高く、臨機応変に動けている
場面もありつつも、運営がずさんだったり責任の所在が曖昧だったり、
内外でのトラブルも大事になってしまったりと、「烏合の集」的な傾向が
あるように見ています。
「伝統宗教対新宗教」と似た構図だなと感じています。
インターネット社会において「動員」をすることは容易になりましたが、
その後どのようにコントロールしていくのか。
爆発的に動員することはできても、その後の活動を続けていくことを
きちんと考えていかなければ、インターネットでの「動員」は一発屋の
集まりとしてしか認識されなくなっていくのではないかと、
少し危惧しております。


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港区赤坂 無職 30代女性

私は今朝!「ゲンロン友の会」に入会しました。
東浩紀さんが代表取締役を務める「株式会社ゲンロン」から
提供される商品やイベントを優先的に体験できるサービスだそうです。
社外取締役に津田さんが就任されたそうですね。頑張ってください。
影乍ら応援しております。

会員費を納めようと思った直接的なきっかけはTwitter上で「ゲンロン」
関係者の方が「会員限定参加のfacebookグループがあり、そこが
面白くてしょうがない」というようなことをつぶやいていらしたからです。
私は障害を抱えているのでなかなか自由に外出できず、その結果
人間関係が極めて狭いのです。

今まではTwitterを楽しんでおりましたが、著名人をはじめfacebookに
流れている傾向があるようですし、私自身も140文字では建設的な
会話はできないなと強く感じていました。
(津田さんも「2012年はfacebook元年」と仰っていましたよね?)

要はfacebookグループといえども「新たな人間関係」を手に入れる為
に課金したようなものです。とかく孤立しがちな障害者にとっては、これは
幾らお金を積んでても手に入れたいものなのです。
勿論、「思想地図」などの書籍や会報誌が今後届くのも楽しみではあり
ますが、それがメインではありません。


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ハルエ 青梅市 62歳

金生活者で、去年、ボランティアで、一年間南三陸町に1ヶ月に2回、
2,3泊していたら、すっかり、家計が火の車になってしまいました。
(350万円かかりました)お金を得ることは難しいです。これからも
ボランティアを続けるには1ヶ月に1回行くしか、解決策が無いと頭を
抱えています。

ライフもお金を求めているのですね。何にも協力できないのが残念です。

私はこの4月からキンキンtvを有料で会員登録しています。
なぜかというと、13年間、ずっと、見ていたこの貴重なニュース番組が
打ち切られたからです。それで、愛川さんがインターネットテレビを開設
しました。その心意気に感動したのです。それで、家計が苦しいけど、
何とか、食費を切り詰めたり、図書館通いで、本の購入費を節約しようと、
硬く決意したのです。ライフも、1ヶ月1000円を限度に会員登録制度したら
いかがでしょうか?またまた、わたしのうちのおかずが減るかもしれません
が、私は登録します。何とか、この文化系トーク番組を続けてほしいです。
よろしく。


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もやしなマーチ 静岡県三島市

某大学院大学で、大学院生を集めた学際的な異分野イベントの開催団体
(GakuSayNet)を運営しているものです。私がこういう団体で活動を行って
いるのは、自分の研究分野以外の人間と交流して考え方の違いを知り、
そこから自分の研究にアイディアを反映させたいと思ってです。
さて、LIFEが資金を得るためのアイディアですが、これだけ放送に参加されて
いる文化人がいるのですから、イベントを開催してはいかがでしょうか?
確か一昨年あたり、トークイベントを開催していたと思うのですが、そのような
ものを頻繁に開催すれば、皆さまと意見を交換させ合いたい人間があつまる
のではないでしょうか?グループディスカッションのように密に話せる企画など
があれば面白いかもしれません。

私を始め、すくなくとも交流活動に参加してくれた友人はお金を払ってても
皆さんと直接会ってトークしたいと思うでしょう。
もちろんそういう活動をすると、ただ自分のことをべらべらしゃべりたがる人も
いらっしゃるのですが。。。そしてテーマとそんなに関係のない自分の活動の話を
メールに書いてしまっている自分もそうかもしれませんが。。。。 すみません。


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かにかま 28歳求職中、大阪府在住

パーソナリティーの方々はご多忙だと思うので、
中々その時間を使ってというのは難しいのかもしれませんが、
有料DLの放送大学のようなものはどうでしょうか?
例えば韓国に行ってしまわれましたが、渋谷さんの家族論講義など
非常に興味があります。パーソナリティーの一部をカリスマ化する
というものではありませんが、私も5年以上Lifeを聴いているなかで、
出演者の方に対してやはり親近感をもっています。
そしてそれはラジオならではなのだと思います。
柳瀬さんの仕事論やビジネス話。海猫沢さんの小説談義や萌話。
そしてチャーリーのSQの話。
著書がある方については、その宣伝にもなるかと思います。
テキスト化するコストもかかりませんし、
リスナーも声で聞くことで勉強が出来ることにメリットを覚えるのでは
ないでしょうか。パーソナリティーの話を、ラジオ口調で聴けるという
ものがあれば、私はお金を出したいです。

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ねこまんまねこ 国立市 学生 24歳

Life 存続サミットということで、
クラブでイベントをやってみてはいかかでしょうか。
これまでも公開録音を行っていましたが、
これには決定的な弱点があると思います。

それは、デートに誘いづらい!
「ラジオの公開録音に行かない?」と
「クラブ行かない?」って誘われたら
そりゃークラブに行きますよ。
しかも誘うのは文化系の男子か女子。
萌えるじゃないですか!

と冗談半分で書いてみましたが、行かなければ楽しめない
イベントが一番マネタイズをしやすいのかなと思います。

lifeは特にトークラジオなので、
公開録音とラジオの違いがつけにくいと思います。
あるとすれば、目の前でパーソナリティの方々の姿を拝見して
直接質問できることくらいでしょうか。(間違っていたらすみません)

これではヘビーなlifeリスナーならともかく、ライトなリスナーは
「配信されたら聞けばいいや」と行く気になりません。

ただlifeを存続させるには、そのライトなリスナーをどれだけ
ヘビーリスナーにできるかが大切だと思います。
そこでライトなリスナーを呼び込むため
普段のlifeにプラス現場でしか味わえない(ポッドキャストにできない)
ようなことを行ってみたらどうかなと思います。


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