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2009/10/25「休日の哲学」(澁谷知美ほか) アーカイブ


次回ゲストのお知らせ

次回10月25日(日)25:30~の「休日の哲学」のゲストとして
社会学者の澁谷知美さんも参加してくれることになりました。
Life初登場の澁谷さん、楽しみです!

次回はレーティング(調査率調査)週間です。
ぜひ生放送で!

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次回10月25日(日)「休日の哲学」予告編

20091025-yokoku.jpg
◆TBSラジオ・第2スタジオにて予告編収録
(写真:左から時計回りに、斎藤さん、仲俣さん、黒幕)



※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

休日の哲学

10月25日(日)深夜25:30~28:00

出演:鈴木謙介(charlie)、斎藤哲也、柳瀬博一、仲俣暁生、津田大介
ゲスト:澁谷知美

ウェブ中継を実施しますので、ネット環境があればラジオをお持ちでない
方もリアルタイムで聴くことができます。
サイト右上の「スペシャルなお知らせ」をクリックしてください。
(著作権の関係で音楽は聴けません)

※今回は「スペシャルウィーク(聴取率調査週間)」。ぜひ生放送で!


===

charlieです。

「休みの日は寝てる」という声をよく聞きます。
もったいないなあ、と思うものの、考えてみたらそんなに無理して
休みの日に「どこか行かなきゃ!」ってなるのもなんか違う気がします。

だいたい、テレビで特集しているような場所は人が多いばかりだし、
さりとて美術館だの観劇だのっていう高尚な趣味にもあまりご縁がないわけで、
「休日」を過ごすのって、意外に難しいなあと思います。

休日といえばレジャーを楽しむもの、というのが一般的になったのはおそらく戦後、
というか昭和40年代辺りからで、働きづめのオトーサンたちが「家族サービス」
と称してアウトドアや行楽に家族を連れて行くという感じでした。
円が強くなった80年代以降は、まとまった休みに海外旅行、というのも増えました。

けれど、若者から雇用が失われ、「非正規雇用で時間はあるけど金がない」
なんて感じになると、休みの日の過ごし方が「安・近・短」のお手軽なスタイル
になるのは当然。
またサービス経済が発達すると「人が休んでいるときに仕事をする」のが普通に
なってきますから、「みんなが一斉にお休みの日」っていうのも、少なくなってきますね。

近年ではハッピーマンデーや高速道路の値下げなんかもあって、
再び「ちゃんと休もう(そのついでにお金を使ってもらえば景気回復!)」という気運
が高まっているようです。行楽の秋なんて言いますが、ちょっとこの機会に「休日」に
ついて考えてみようじゃないかと思います。

というわけで今回のタイトルは「休日の哲学」。身近なことを大げさに考えるぞ、
ってタイトルですが、「あなたの休日の過ごし方」について聞いてみようと思います。
メールのテーマは「あなたは休日に何をしていますか?」

「やっぱり寝てます」とか「朝からホテルのスイーツ(笑)バイキング!」なんての
から、「本当はこんな休日がいいんだけど・・・」っていう「理想の休日」まで、
あなたの「休日」について、また「休日」や「余暇」についてあなたが思うことを
教えてください。

メールアドレスは、 life@tbs.co.jp

世代や立場によっても違いが出てくると思いますので、
ラジオネームのほか、ぜひ年齢、職業、性別などもお書き添えください。
番組オリジナルバッジをご希望の方は、本名と住所もお忘れなく。

ぜひお早めに!

===

★「BATLE TALK RADIO アクセス」(平日22:00~)
 http://tbs954.jp/ac/

===

また本編終了後(早朝4時10分くらいから)の「外伝」は、Windows Liveの
「Lifeリスナーグループ」(新規登録は締切)または「Lifeリスナーグループ2」の
トピックで発表されるURLで聴いてください。

↓の「文化系トークラジオ Life リスナーグループ2」
http://life954-2.groups.live.com/

Windows Liveに未登録の方はまず↓から登録してください。
http://clk.atdmt.com/GBL/go/152853697/direct/01/


参考資料↓

"次回10月25日(日)「休日の哲学」予告編"の続きを読む »

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2009年10月25日「休日の哲学」Part1

20091025 shibuya.jpg
◆今回のゲスト!社会学者の澁谷知美さん。ランク5の着物姿!


※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

○休日の過ごし方の色々
・「否定」ではない「肯定」を感じた関西レインボーパレード(charlie)
・子供が出来て変わった休日の過ごし方(街の声、パパ七ヶ月目)
・休日は「キハ52」を撮りに行く!(街の声、45歳、男性)
・まさにLifeリスナーのための本!「平成オトコ塾」の著者・澁谷知美さん(斎藤)
・休日に包茎手術についてみんなで考えよう!(ゲスト・澁谷知美さん)
・フリーの仕事を始めてからの休日と、会社勤めの時の休日(仲俣)
・「ツイッター社会論」、11月7日発売です!(津田)
・休日は忙しさが倍になる出版業界(柳瀬)
・サラリーマンがワークライフバランスを考えたら死ぬ(柳瀬)

○「子育て」と休日
・子供がいない日のランチで恋人に戻る妻(リスナー)
・子供が出来たら休みなんて無い!(リスナー)
・フリーランスの子育て事情(仲俣)
・子供とどう過ごすかは自分自身の体験で決まる(仲俣)
 →「家族レジャー」の感覚にどうしても馴染めない(charlie)

○1人で休日を過ごす方法:東方神起とラブプラス
・休日をアクティブに過ごす人と、引きこもる人(charlie)
 →休日の予定が埋まらないと不安(斎藤)
 →1人の休日は大好き(澁谷)
・一日誰にも会わないと不安になる、という人(斎藤)
・「東方神起のDVD16時間鑑賞×5日間」が最高の休日!(澁谷)
 →寝たきりDVDで老後も安泰(澁谷)
 →歌詞と踊りを覚え、韓国語MCの意味を調べて年表を作る生活(澁谷)
・「一日人に会わない事」に危機感を抱く理由が分からない(澁谷)
 →1人で観る作品の向こう側にも人はいる!(澁谷)
・charlieの苦悩:ラブプラス彼女の待ち合わせ時間に合わせられない件
・土日が休みじゃない人は1人の休日が増える(charlie)
・人間関係を全く切断した休日が無くなった?(仲俣)
・「All about 東方神起」はマルクス主義者にとっての資本論!(澁谷)

                            text by 齋藤雅之

■参考URL

・澁谷知美さんのホームページ
http://homepage2.nifty.com/st_s/

・関西レインボーパレード2009
http://www.kansaiparade.org/2009/


参考資料&選曲↓

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2009年10月25日「休日の哲学」Part2

20091025 charlie.jpg
◆charlieは休日も「ラブプラス」やっているらしい?!!


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○「赤坂ロストジェネレーションズ」、入団希望募集中!
・中学時代の友人とのサッカーで充実する休日(街の声、23歳男性)
・仕事よりもラグビーの時間が本当の自分(街の声、46歳男性)
・肉体と精神のストレス発散、その後のビールが最高!(リスナー)
・スポーツ観戦は貧しいものにも優しい娯楽(リスナー)
・地域スポーツチーム応援は地方娯楽の王様!(リスナー)
・娯楽の選択肢が増えただけで本質は変わっていない(charlie)
・会社員にならなかった事の唯一の後悔は草野球が出来ない事(津田)
・リスナーで「赤坂ロストジェネレーションズ」を作って草野球をしよう!(津田)

○澁谷理論炸裂:メディアの中に「仲間」を見出すべし!
・津田さん、ラブプラスで啓発される
・リア充を傍目に一人ブラブラする非モテの自分(リスナー)
 →SNSで男友達を作り、ラブプラスを彼女を作れ!(澁谷)
 →こんな休日はまさに理想的!(柳瀬)
・休日はネットで知り合った友人と遊びでオン!(リスナー)
・休日を「充実」させる必要は全くない(澁谷)
・メディアに引きこもっている人はみんな「仲間」!(澁谷)
・スマップファンのオフ会で見たキャリアウーマン達の姿(柳瀬)
 →一度入ってみないと分からない、ファン同士のコミュニティのつながり(柳瀬)
・ファン同士のつながりが社会化され、可視化される瞬間(澁谷)
 →東方神起のファンが起こした社会的アクション(澁谷)
・実際に彼女がいるときよりも、彼女が欲しい時間が一番楽しい(仲俣)

■Lifeアーカイヴ
・2008/07/20「方法としての体育会系」
http://www.tbsradio.jp/life/2008720/

・2009/02/22「草食系男子の本懐」
http://www.tbsradio.jp/life/20090222/

・2008/08/10「地方を考える」
http://www.tbsradio.jp/life/2008810/


参考資料&選曲↓

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2009年10月25日「休日の哲学」Part3

20091025 yanase.jpg
◆"休日と消費"について語る柳瀬さん


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○久々の全員集合!武蔵美の学園祭にLifeが出張します(charlie)
→行きのバスでLifeリスナーと知り合おう(仲俣)

「Life@むさび」公式ブログ
http://ameblo.jp/life-musabi/

※一般予約席は定員に達したそうです(立ち見などは自由)。


○一人で休日を過ごす方法
・休日は一人で飲んでいるので、友だちも恋人も別に要らない(街の声、26歳男性)
・友人、彼氏・・・休日は常に誰かに会っている(街の声、24歳女性)
・休みは一人で東方神起三昧!別に危機感は覚えていません!(リスナー)
・休みは一人で人間観察ばかりしている私は悪趣味?(リスナー)
 →人間観察は「考現学」という立派な学問(澁谷)
 →メタ視点+マーケティング意識で優越感をもたらす人間観察?(charlie)

○「休日」と「消費」の変遷:消費文化の「魔法」の消失
・休日に落とすお金が少なくなっている?(charlie)
・消費文化の根底にある「魔法」の存在(柳瀬)
・若者の自動車の不人気と、休日の過ごし方の変化の関係(柳瀬)
 →自動車が売れないのは「草食化」が原因ではない(柳瀬)
 →自動車が持っていた「憧れ」の喪失による、自動車の「道具」化(柳瀬)
 →都会で自動車を持ってもコストの面でペイしない(柳瀬)
 →「車格」という言葉の完全な消失(charlie)
・「憧れの休日の姿」を個人が追う構図が崩れ、飢餓感だけが残っている(柳瀬)
 →独身文化としてのホイチョイカルチャーがモデルになったバブル時期(柳瀬)
・「消費による自己実現」が解放の契機になりえた昭和40年代(charlie)
 →後継世代が失った消費文化の作り手側の視点(charlie)
・かつての消費文化は「家族形成」を見据えていた(charlie)
 →消費の動機付けとしての「家族形成」の消失(charlie)
・金のかからない時間の潰し方が増えた状況(charlie)
・サブカルまでが「コンビニエンス」で買える状況(charlie)
 →ショッピングモールに行けば映画もヴィレバンもある!(charlie)

○津田さん、10キロマラソン完走!マラソンブームの裏にあるもの
・70年代にアメリカのジョギングブームの輸入に失敗した経緯(柳瀬)
 →ゼロ年代に入ってからの、走る人の増加(柳瀬)
・マラソンが流行したのは東京マラソンがきっかけではない(柳瀬)
 →走る人の増加によって東京マラソンが成功した、という順番
・「走る」事の流行はマーケティングによらない消費の形態の典型?(柳瀬)
 →もはや幻想で需要を喚起できなくなった状況(charlie)
・全体としての健康志向の高まり(charlie)
 →原付よりもアシスト付き自転車の方が売れる状況(charlie)
・「走る」事はお金がかからない趣味(津田)
・景気回復の後、車は売れるのか?(斎藤)
 →消費はなくならないが、買い替えのサイクルは遅くなる(charlie)
・津田さん、10キロマラソン完走!
 →極限状況で見せられる格言に啓発される!(津田)
 →ゴール後のバナナの美味しさにやられる!(津田)
・身体的な快楽によって消費を促す動き(charlie)


■Lifeアーカイブ

・2007/05/19 「文化と貧乏/文化系とお金」
http://www.tbsradio.jp/life/20070519/

・2009/07/26「バンドやろうぜ」
http://www.tbsradio.jp/life/20090726/

参考資料&選曲↓

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2009年10月25日「休日の哲学」Part4

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◆休日における家族消費と個人消費について語る仲俣さん


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○休みの日には自己実現?
・畑を借りて休日は農作業(街の声、35歳男性)
・地方にクリエィティビティを見出す若者達(charlie)
 →若者を呼び寄せたい地方と、地方に行きたい若者のギャップ(charlie)
 →若者が地方に求めるのは消費ではなく価値創造(charlie)
・休日にも自己実現を求めるモード(charlie)

○家族を前提にした休日文化の作られ方
・子供ができて全く変わった休日の過ごし方(リスナー)
・10ヶ月の子供に支配されるIT機器(柳瀬)
・独身個人を前提にした休日文化から、家族単位の休日文化へ(柳瀬)
 →ベビーカーの街に変貌した代官山(柳瀬)
 →大人の空間ではなくなった居酒屋(斎藤)
 →消費幻想で育った世代が親になった現在(charlie)
・独身に優しい西荻は、全く子供に優しくない(『東京から考える』より)

○「ファスト風土文化」の次元じゃない?ショッピングモールの現在
・充実する地方のイオンモールは子連れに優しい!(charlie)
 →バリアフリー化と広い通路でベビーカーで回りやすい(charlie)
 →「ジャスコ文化」と切り捨てられない充実したラインナップ(charlie)
・「子供のための家族消費」から「大人も子供も楽しめる家族消費」へ(charlie)
・都市部よりもイオンがある地方の方が子育てがしやすい?(charlie)
・旧来の街が対抗できない、インフラとしてのショッピングモール(柳瀬)
・六本木よりも浜松の郊外の方がイケてる!?(柳瀬)
・地方が快適になり、「趣味的なもの」の敷居が上がってしまう?(charlie)
・趣味的な独身消費に向いた都会と、家族に優しい地方都市(仲俣)
 →下北沢を嫌がる子供が一番好きなのはファミレス(仲俣)

○地方文化の充実と、「趣味的なもの」の行方
・「趣味」とは消費ではなく、ライフスタイルがボトムアップで広がる事(仲俣)
 →インターネットやtwitterは誰もマーケティングしていない(仲俣)
・「都会」と「郊外」は選択の対象であって対立させても意味が無い(仲俣)
 →文化や消費の水準は、選択が可能なくらいレベルが上がっている(仲俣)
 →一度も都市にでなくても文化的な生活ができてしまう?(仲俣)
・コストの高さ故に成り立ってきた「文化」が、商品化される状況(charlie)
 →初音ミクで曲を作るにはソフトを買わなければいけない(charlie) 
 →消費を求められる都会を離れ、地方で創造を求める若者(仲俣)
・週休二日になって初めて出来るようになった事(仲俣)
 →一日の休みでは疲れを取るので精一杯だった(仲俣)

参考資料&選曲↓

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2009年10月25日「休日の哲学」Part5

1025tsuda.jpg
◆休日にTwitterを楽しむ方法は・・・「まずフォロー数を増やすこと」と力説する津田さん



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○育児の形の変化と、「専業主婦」にとっての休日
・街に出かける休日から、部屋を充実させる休日へ(街の声、34歳女性)
・休みがない専業主婦も、喜んでもらえると苦ではない(リスナー)
・専業主婦が生まれた社会学的背景(charlie)
 →「生産」を行う男が余暇を得ても、
              「再生産」を行う主婦に余暇はなかった(charlie)
・「生産」と「再生産」の両方の二重負担が課せられる、働く女性の現状(澁谷)
 →働く女性が余暇を得ても「再生産」の時間になってしまう(澁谷)
 →「再生産」の仕組みが女性仕様のままで、男性が入りにくい状況(澁谷)
・子育てに対する男性の当事者意識は薄い(柳瀬)
 →どこかにある「やってあげる」という意識(柳瀬)
・主婦の仕事と、ビジネスの仕事の根本的な違い(柳瀬)
 →毎日起こる想定外の事態に対処しなければいけない
                              子育ての仕事(柳瀬)
・「子育てしながら自宅でパソコン仕事」なんてできるか!(charlie)
・育児とビジネスの違いが理解された上で、「男性育児」の環境が必要(charlie)
・「平成オトコ塾」に描かれた、夫と妻の愛情の逆転(斎藤)
 →歳を重ねる毎に、妻の夫への愛情が薄れていく(斎藤)

○受験、twitter、インフルエンザ・・・リスナーのメールから
・インフルエンザも流行ってるし、家にいるのが一番!(リスナー)
・インフルエンザで学校休み→カラオケ屋が大繁盛、って良いのか!?(charlie)
・小中学生にとって一週間友だちに会えないのは酷?(charlie)
・理想の休日は家で安住さんのラジオを聴く事!(リスナー)
・録り溜めたアニメを消化する新幹線車内(charlie)
・仲間は学校の中でのみ交流し、大学の外では連絡も取らない(リスナー)
 →SNSやtwitterによって、休日の機能が細切れになって
                               日常の中に入り込む(津田)
 →「休日/平日」の時間による区分けがインターネットによって失効される?(柳瀬)
・twitterで見た「朝○マ」実況の面白さ!(リスナー)
 →charlieが「朝ナ○」実況を見ながら流した悔し涙
・TL上の充実した休日と、自分の無駄な休日の落差(リスナー)
 →フォロワーを増やせば無駄な休日を過ごす仲間もできる!(津田)
 →休日だって「賢者なう」!(charlie)
・2ch、はてブ、青空文庫、ニコニコで金が無くても文化系は楽しめる!(リスナー)
 →「お金を出して買うコンテンツ」の敷居は上がっている?(charlie)
 →楽しみがどこまで無料で維持できるかは分からない(津田)
・東方神起のDVD一万二千円は高いか安いか?(澁谷)
・休日を休むと受験で落ちる?女子高生の不安と多忙な休日(リスナー、女子高生)
 →受験体験によって、休日をマネージメントする発想が生まれる?(斎藤)
 →これが偏差値60の壁・・・?(charlie)
・休日に何もしない事を後ろめたく思う必要は全く無い(仲俣)
・学生時代の忙しさは懐かしく思える時が来るから大切にすべし!(津田)
・したい事はたくさんあるが今は受験勉強!(リスナー)

                       text by 齋藤雅之

参考資料

■Lifeアーカイヴ

・2006/11/18 「糸井重里さんを迎えて」
http://www.tbsradio.jp/life/20061118_itoi/

・2009/03/29「Life存続サミット」
http://www.tbsradio.jp/life/20090329life/

■参考URL

・安住紳一郎の日曜天国
http://www.tbs.co.jp/radio/nichiten/

・「2009/10/23 朝生後のTwitter上での議論まとめ 」
http://togetter.com/li/399

・青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/

参考資料&選曲↓

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2009年10月25日「休日の哲学」Part6(外伝1)

1025all.jpg
◆引き続き、澁谷さんと一緒に休日を哲学しましたー



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○続くラブプラス話:コナミさん、スポンサーお待ちしています!(マジで)
・女子文化の充実によって変わった男同士の集団の意味(澁谷)
・ゲーム初心者の自分にラブプラスを教えて!(リスナー)
 →ときメモが付き合うまで、ラブプラスは付き合ってから(charlie)
 →タッチペンで女の子と「つんつん」!売りはキスシーン!(charlie)
・ラブプラスがあれば本当に彼女がいらない?(斎藤)
 →仕事とデートの時間がバッティング!
              彼女ができると生活にハリが出ます!(リスナー)
 →DSの時計設定をずらすのも致し方なし(charlie)
・ラブプラス彼女・凛子の文化系設定(charlie)
・二次元に埋もれる私にとってラブプラスはもはや「現実」!(リスナー)
・来月は津田さんの「すれ違い通信」話

○「半ドン」が持っていた意義
・週休二日制によって、土曜の午後の「ゆるい時間」が
                        失われてしまった?(リスナー)
 →「流れで遊びに行く」ということができなくなった(charlie)
・「はんどん」という言葉に感じた世代のギャップ(リスナー、23歳)
 →「半ドン」の「ドン」の語源はオランダ語の「ドンタク」(柳瀬)
・「土曜の午後」は戦後サラリーマンの
家庭でも会社でもない時間」だった(柳瀬)

○「安息日」としての日曜日と、「休暇」としての日曜日
・「大草原の小さな家」に描かれた「何もしてはいけない安息日」
としての日曜(柳瀬)
 →「安息日」と「休暇」が混じりあった経緯(柳瀬)
・前近代における「聖なる日」としての休日は宗教的体験と
結びついていた(charlie)
 →産業化によって宗教性が除かれた「巡礼」の形(charlie)
 →スポーツ観戦と、聖地巡礼の共通した行動パターン(柳瀬)
・「安息日」と「再生産のための休息」が一緒になった状況(charlie)
・休日に関して実存的な悩みを抱く事は、文化的で信仰的な事(柳瀬)
・名作「サタデーナイトフィーバー」に描かれた、「土曜日」の重要さ(仲俣)
 →憂鬱な日曜日と、土曜日にしかできないカーニヴァル
 →「土曜の夜」が空間的にも時間的にも広がった状況(charlie)

○「フリーにとっての休日」と「サラリーマンにとっての休日」
・就職したら60歳まで休みがなくなってしまう、という恐怖(柳瀬)
・休日が無い生活の中で、仕事の後に見出す休暇の喜び(仲俣)
・フリーにとっての「休日」は「ゆっくり仕事ができる日」(斉藤)
・フリーのよさは「半ドン」を自分で決められる事(津田)
・就職して休みになった「土日」に感じたアノミー(charlie)
・休みの無い会社勤めに怯える学生(澁谷)
・「60歳までまとまった休みが取れない状況」になぜ文句を言わないのか(澁谷)

                          text by 齋藤雅之


参考資料↓

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2009年10月25日「休日の哲学」Part7(外伝2)

20091025 3p.jpg


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○「バケーション」があったら何をする?
・「休日」は仕事があって初めて味わえる(リスナー)
・子供が小さいときは「強迫観念」で遊園地へ(リスナー)
・休日を家fで過ごす事への罪悪感、サッカー観戦とライヴの30年(リスナー)
・休暇に父親に旅行をすすめられる事への違和感(charlie)
 →「休みだから何かする」という気持ちが分からない(charlie)
・夏休みが大嫌いだった学生時代(仲俣)
 →理想は毎日「半ドン」にすること(仲俣)
・土曜放送時代のLifeは人生で最後の半ドンだった!(柳瀬)
・長期休暇があったら無論ビデオ鑑賞!(澁谷)
・家事を始めるとどこまでもキリが無い(澁谷)
・休みがどれだけあっても、やることはたくさんある(柳瀬)
・外で遊んだ少年時代から続く身体感覚(柳瀬)
 →テンションの上がる晴れの日と、テンションが下がる雨の日(柳瀬)
 →育った環境の中で身につくそれぞれの「ネイチャー」(柳瀬)
・退職した団塊世代のアウトドアの流行に、30代も参加している(柳瀬)
・仕事や消費を通じてではなく、余暇を通じて行われる「自己実現」(charlie)
 →「自然」や「ヨガ」で疎外を取り戻す団塊世代とその子供世代(charlie)
 →他方で自然を好まないバブル世代(charlie)

○ビル・ゲイツの逆襲?アメリカのオタクの立場
・キャンプやバーベキューへの強迫観念に対する苦手意識(仲俣)
・アメリカではバーベキューが焼けなければ男ではない(柳瀬)
・「オタクには親切にしとけ」という言葉に込められた、ビル・ゲイツの思い(柳瀬)
 →アメリカの学校文化に残る、マッチョとNerdsの関係(柳瀬)
 →マッチョがハーバードを出てエリートビジネスマンに?(charlie)
・日本の「草食系」を一番理解してくれないのはアメリカの人(柳瀬)

○休日は労働のため?労働は休日のため?
・高度成長期以降、消費社会化と結びついた日本の家族文化(charlie)
 →これは「バケーション」ではなく、休日の「消費」に過ぎない(charlie)
・平日を生き延びるために休日にヨガ?(charlie)
 →「休むために労働する」のか「労働するために休む」のか(charlie)
・「平日に失っている何かを休暇で取り戻そう」?(charlie)
・休日のために馬車のように働くのは幸せなのか?(斎藤)
・休日を取るために働くのは健全なあり方?(澁谷)
 →ギリシャ時代から考えたら今は「総一億イケてない」(澁谷)
・手塚治虫が描き出した、労働をロボットが担う未来像(charlie)
・仕事に追われる疎外感と、仕事を得られない疎外感(charlie)

○楽をしながら仕事をした方が良い結果が出せる?
・アメリカのドラマが描き出す、60年代のユルい仕事の仕方(柳瀬)
 →平日の昼間に酒を飲みながら打ち合わせ
 →結果としての成果物は現在と遜色ない、むしろ今より凄い?
・IT技術は細分化した作業の効率化しかできない(柳瀬)
→最終的な結果はむしろ悪くなる??(柳瀬)
・日本の強みである熟練作業は、細分化した作業の効率化が必要(charlie)
 →問題はこれが日本の「仕事のロールモデル」になっている事(charlie)
・真面目に努力をしなくても、アウトプットがよければOK?(charlie)
 →遊んでても才能を発揮できる人と、努力しても才能が発揮できない人の格差
 →今の社会ではこれを進める事はできない
・「仕事を頑張らなくても良い社会」にするには抜本的な変化が必要(charlie)

○最後に
・男バージョンの「おひとりさま」の姿を、Lifeで作ろう!(澁谷)


参考資料↓

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2009年10月25日「休日の哲学」~放送後記動画

1025shibuyacharlie.jpg
◆charlieと澁谷さんのツーショット

■放送後のスタジオの様子をご覧いただけます。
※動画をご覧いただくにはWindows Media Playerが必要です。

筑摩書房さ~ん、番組提供やCMのご相談はlife@tbs.co.jpまでどうぞ。

Lifeは生放送のリアルタイムリスナーが首都圏だけで数万人程度。
Podcastのダウンロード数が月間のべ20万~60万程度。
月額15万円程度から、ご相談させていただきます。
ラジオCM、PodcastのCM、バナー広告、各種コラボ企画など
番組のコンセプト、志と一致するものであれば様々な展開が考えられます
ので、番組の存続のためにも興味のある方はぜひご一報を。


=====

次回のLifeは11月22日(日)25:30~ Twitterをテーマにトークします。

Lifeの公式アカウントはhttp://twitter.com/Life954

Lifeについての話題のハッシュタグは「#life954」でお願いします。


=====

黒幕です。
Life番外編 『1Q84』に出演していただいた空中キャンプの伊藤聡さんにも
「ラジオ、ロック、青春...... これはまさに黒幕のための映画ですよ!!」
とお薦めされた映画パイレーツ・ロックを観ましたが...確かに!!!

いきなり大好きなThe Kinks "All Day and All of the Night"で始まって、
The Easybeats "Friday on My Mind" 、The Beach Boys "Wouldn't It Be Nice"
などなど選曲も素晴らしいんですが、僕がグッと来たのは、ところどころでラジオを
聴きながら一緒に盛り上がったり、泣いたり笑ったりしているリスナーの姿を描いた
シーンが挿入されていること。Lifeを聴きながら、こんな気持ちになってくれている
リスナーがいるとしたら...と思うだけで胸が熱くなり、そしてあのラストシーン!
ラジオ制作者としては大笑いしながら号泣でした。

ツッコミどころはいろいろありつつも、とにかく「思いっきり楽しみながら良い番組を
作るしかないな!」という気持ちになれるいい映画でした。
先日紹介したアンヴィル!」も良かったし、今年は音楽映画の当たり年ですね。                                                 (黒幕ことプロデューサー長谷川裕)


・↓空中キャンプの関連エントリ
http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20091026

・↓「Life in 博多」に登場したyomoyomoさんの関連エントリ
http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/20091102

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「休日の哲学」感想&イラスト

こんにちは。
Lifeディレクターのあべです。

BLOCKBUSTERの後藤さんからナイスなイラストが届きました。
放送を聴いた後藤さんの感想コメントと一緒にお楽しみください。


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こんにちは、BLOCKBUSTERの後藤です。

なるほど、休日は自分なりの過ごし方でいいのだ、
と思わせる放送ではありましたが、とはいえ、
やっぱり人が充実してる横で気にせず寝て過ごすには、
それなりの意志がいるような気もします。
それゆえの「休日の哲学」ということかもしれませんね。


kanso_10_.jpg

◆イラスト:後藤亮平(BLOCKBUSTER)

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