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2009/09/13「『ニッポンの思想』をめぐって」(佐々木敦、小林浩ほか) アーカイブ


Life番外編「『ニッポンの思想』をめぐって」 Part1

20090913 afternoon sasaki.jpg 20090913 afternoon kobayashi.jpg
『ニッポンの思想』著者の佐々木敦さん          月曜社の小林浩さん

出演;斎藤哲也、佐々木敦、仲俣暁生、charlie(鈴木謙介)
ゲスト 小林浩(月曜社ウラゲツ☆ブログ


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○「ニッポンの思想」のできるまで
・書店の現場で見てきた「ニッポンの思想」の状況(ゲスト・小林浩さん)
・なぜ佐々木敦が「超メジャー」な思想家を論じたのか?(斎藤)
・二転三転したテーマ設定(佐々木)
 →最終的に扱ったのは「構造と力」以降の思想動向(佐々木)
・僕が音楽を論じる事と、思想を論じる事の違い(佐々木)
 →思想に関してはマイナーなものを囲うとは思わなかった(佐々木)
・ディケイド(10年期)で区切らずに一続きの流れを書きたかった(佐々木)

○「ニッポンの思想」には何が書かれているのか
・思想の一続きのの流れを追いつつ、個々の思想家を丁寧に見る構造(斎藤)
 →浅田彰と中沢新一の違い、蓮實重彦と福田和也の共通点(斎藤)
・僕はベタに歴史を書きたかった(佐々木)
 →パフォーマティビティを意識した本ではない(佐々木)
・「ゲームボード」の状況は描いたが、そこへの価値判断はしていない(佐々木)
・図らずもこの本が「リトマス試験紙」になってしまっている状況(佐々木)

○「ニッポンの思想」が描き出した、「同じパターンの繰り返し」
・僕も佐々木さんが描いた流れの中にどっぷり浸かっている(charlie)
 →何を発言してもその流れの中に回収される(charlie)
・「佐々木敦は実はネットをチェックしているんじゃないのか説」(津田)
・新しいものの登場に見えても、実は思想の流れの内側にある(佐々木)
 →どんなものでもグダグダにして飲み込んでしまうニッポンの状況(佐々木)
 →マイナーなものを書いてもメジャーなものを書いてもあまり変わらない(佐々木)
 →「ストリートの思想」も「ニッポンの思想」も同じなのでは?(佐々木)

○ニッポンの思想は2009年で終わり?
・佐々木敦は「ニッポンの思想」の後に何を書けるのか?(charlie)
 →「それ言っちゃった!」(charlie)
・実も蓋も無い事を書いた意識はある(佐々木)
・ニッポンの思想は2009年で終わり(佐々木)
 →講談社現代新書2009点目!(佐々木)
・80年代に思想家が4人、90年代に3人、ゼロ年代に1人・・・次はゼロ(佐々木)
 →「別の流れ」が生まれる事への期待(佐々木)

                            text by Life助手 齋藤雅之

「ストリートの思想」と「ニッポンの思想」に関する東浩紀さんのブログ記事
http://d.hatena.ne.jp/hazuma/20090723/1248295457

参考資料↓

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Life番外編「『ニッポンの思想』をめぐって」 Part2

20090913 afternoon saito.jpg 20090913 afternoon nakamata.jpg
斎藤哲也さん                   仲俣暁生さん


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○90年代以降の、「ニッポンの思想」の現場の変化
・西武系の社員に「構造と力」を薦められた高校時代(小林)
・90年代前半まではニューアカブームの残照が残っていた(小林)
・ファッション雑誌にアンチオイディプスの書評が載った時代(小林)
・出版不況以降の、出版業界の方向転換(小林)
 →「多面展開する売り場」からの転換(小林)
 →思想家の数の減少は、編集者の数の減少に比例している?(小林)
・なぜ「左翼本」「賢者の教え」「東浩紀もの」しか無くなってしまったのか?(仲俣)
・「ニッポンの思想」の流れには団塊世代の論客は一人も出てこない(仲俣)
→吉本隆明一派が見えなくなるような流れが作られた(仲俣)
・オウム事件を機に、西洋思想と日本のブリッジがなくなった?(斎藤)
・90年代中盤以降に書店に起こった変化(小林)
→浅田彰も柄谷行人も知らない書店員(小林)
→「職人が作る棚」から「誰でも作れる棚」への変化(小林)

○思想業界の内幕
・出版界の「場外乱闘」にしか面白い所がない?(仲俣)
・「ニッポンの思想」の先に何があるのか(仲俣)
・「論壇プロレス」という喩えの妙(charlie)
 →「お約束(=全日)」から「リアルファイト(=新日)」へ(charlie)
 →宮台真司、福田和也の喧嘩殺法(charlie)
 →イベントで見られる「お約束の乱闘」が無くなった(charlie)
・東浩紀は「ルールの設定」を意識的にしている(斎藤)
・笠井潔は三十年来に渡る「ニッポンの思想」の批判者(佐々木)
・80年代から現在まで、同じ編集者が思想界をバックアップしている(佐々木)

○「ニッポンの思想」と「日本の思想」
・小熊英二に代表される、近代的なアカデミズムの見直しの動き(仲俣)
 →丸山真男再復興?(仲俣)
 →佐々木さんの丸山真男への距離感は?(仲俣)
・僕が描いた日本の姿は、丸山真男が描いた姿と殆ど同じ?(佐々木)
・アカデミズムの復興は必要だけど、僕はアンチアカデミズムの立場(佐々木)
・東浩紀のアカデミズムとの距離の取り方(佐々木)
 →「ニューアカ」はなぜ「アカ」なのか?(佐々木)

                      text by Life助手 齋藤雅之


■Lifeアーカイヴ
・「現代の現代思想」
http://www.tbsradio.jp/life/20090524/

・「ぼくたちの失敗学」Part3(佐々木さんが「ゲームボード」について言及しています)
http://www.tbsradio.jp/life/2008/10/1026part3.html

参考資料↓

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Life番外編「『ニッポンの思想』をめぐって」 Part3


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○「テン年代」に何を求めるのか
・仲正昌樹と佐々木敦の、展望の落差(斎藤)
・僕はテン年代のプレーヤー宣言をした訳ではない(佐々木)
・そろそろ新しいものが出てきてほしい、という思い(佐々木)
・出版界の勝ち馬を狙った「やる気のある若手」しかいない(佐々木)
 →「やる気がなくても凄い奴」を見つけるのが編集者では?(佐々木)
 →そういう奴の本はガンガン買うよ!(佐々木)
・佐々木さんの言う「思想」とは具体的に何を指している?(charlie)
 →「世界を分かるためのもの」ではなく「世界を変えるためのもの」(佐々木)

○「テン年代」は「天然」の時代?
・橋本努さんは世界を変える「天然」!(charlie)
・佐々木敦は「天然」なのか「天然を見つける人」なのか(charlie)
・「テン年代は天然の時代」は激マジで言っている(佐々木)
・「天然」とは「正解だけではない余剰を抱えている人」(佐々木)
  →「クリアネス」が求められた80年代以前に存在した人(佐々木)
 →解析できない晦渋なものへの待望(佐々木)

○テン年代は「大きな物語」が復権する?
・ゼロ年代は茂木健一郎と佐藤優の時代だった?(佐々木)
 →茂木健一郎はクオリアを出しちゃダメ!(佐々木)
・ゼロ年代に見られた「神秘主義の回帰」(佐々木)
・テン年代は中沢新一の存在感が増す(佐々木)
・大文字のものが回帰することへの、東浩紀の格闘(仲俣)
・テン年代の「浅田彰待望論」(佐々木)
 →浅田彰にガンガン新書を書いてほしい??(佐々木)
・次の世代の人は何を吸収していけば良いのか(charlie)
 →押さえるべき教養は押さえておくべき(佐々木)
 →ゼロ年代は知識の穴を戦略で埋める事ができてしまった(佐々木)
・海外の思想動向はどうなのか?(斎藤)
・ケン・ウィルバーはアメリカで生き残れるか(小林)
・テン年代は「天然を装った詐欺師」の時代(小林)
 →詐欺師が活性化すればそれを暴く学者も活性化する(小林)
・茂木健一郎、香山リカ、齋藤孝で人間ができる(斎藤)
 →脳があって心があって身体がある(斎藤)
・次作「未知との遭遇」は自己啓発本です!?(佐々木)

                          text by 齋藤雅之

■Lifeアーカイヴ
「未知との遭遇」
http://www.tbsradio.jp/life/2009125/

「サブカル・ニッポンの新自由主義」
http://www.tbsradio.jp/life/cat199/

「2009年のチェ・ゲバラ」
http://www.tbsradio.jp/life/200901172009/

参考資料↓

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「『ニッポンの思想』をめぐって」追補 

今月の「午後のLife vol.2」で収録・配信した「『ニッポンの思想』をめぐって
にゲスト出演していただいた月曜社の小林浩さんが、自身のブログに
補足となるメモ「人文書の購書空間の変容から見る80年代~ゼロ年代」
を公開しています。

『ニッポンの思想』のテーマになっている80年代からゼロ年代まで
(ニューアカからゼロアカまで)の風景を、本の販売/営業サイドから
裏書きする貴重な証言になっています。小林さんにはまたあらためて
「午後のLifeなどで」お話を伺いたいと思います。

ウラゲツ☆ブログ 人文書の購書空間の変容から見る80年代~ゼロ年代

※次回「"居場所"の現在」のテーマメールと「Tシャツオフ会」の参加申し込み
(当日受付で申し込みも可)、受付中ですので、よろしくお願いします。

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