荻上チキ&外山惠理でお送りした木曜Dig。
ニュースはいつものように柴田秀一デスク。
「政府・日銀が円売り・ドル買いの為替介入に踏み切る」
というニュースを解説。

さらに、今回の為替介入をどう評価するのか?
駒澤大学准教授で、経済学者の飯田泰之さんに電話で伺いました。
テーマは、「時は西暦2011年。SF小説は時代遅れなのか?」
小松左京さんが7月27日にお亡くなりなったというニュースを受けて、
SF小説は時代とともにどう歩んできたのか?
今、どういう状況なのか?を考えていきました。
書評家の大森望さん。
若手評論家を見る目は、厳しくもあり、優しくもあり...

大森望さんから推薦いただいたのが、
大森さん責任編集、書下ろしSF短篇作品集の「NOVA」の第5弾。
東浩紀さん、伊坂幸太郎さん、石持浅海さん、上田早夕里さん、
須賀しのぶさん、図子慧さん、友成純一さん、宮内悠介さんによる競作。
海洋SF、未来SF、時間SFなどそれぞれに趣向を凝らした8編。
NOVA 5 (河出書房新社・998円)
そして、「結晶銀河・年刊日本SF傑作選」(創元SF文庫・1,155円)
年度別SF作品集。こちらは、2010年度、第2回創元SF短編賞受賞作を収録。
第一世代の超ベテランから未知の新人まで、14人の作家による作品集。
編者は大森望さんと日下三蔵さん。
荻上さんの様子
SF評論家の藤田直哉さん。1983年生まれ...若い!

藤田直哉さんから推薦いただいたのが、
神林長平さんの「言壺」(中公文庫・980円)
そして、瀬名秀明さんの「希望」(ハヤカワ文庫・756円)
DigのヘビーリスナーでもあるSF評論家の海老原豊さん。
1982年生まれ...こちらも若い。
いつもラジオから声が聴こえてくるだけの外山さんが、
現実世界に存在する人間であることを確認...
海老原豊さんから推薦いただいたのが、
伊藤計劃(いとう・けいかく)さんの「ハーモニー」(ハヤカワ文庫・756円)
私は、SF(= Science Fiction)じゃないわよ...
でも、少し不思議(= Sukoshi Fushigi)かも?

毎週木曜23時38分頃からは、NEC Wisdom Square
ビジネスの現場で役立つ情報をお届けするコーナー。
今月お話いただくのは「自分の話を『通す』技術」。
Garden-City Planning 代表取締役の藤木俊明さんの担当。
今週のテーマは「『声』と『たたずまい』で話を通せ」。
藤木俊明さんの著書
「5分で相手を納得させる!プレゼンの技術」(同文館出版・1,470円)
0時のニュースでは、
「児童買春・児童ポルノ禁止法改正案、民主党案がまとまる」
という話題を取り上げ、翻訳家の兼光ダニエル真さんに伺いました。
DigTagコラムチキチキ塾では、
「おまえ うまそうだな」というDVDを紹介。
食うのをやめたティラノサウルスと、
「ウマソウ」という名前になったアンキロサウルスとの親子の愛情物語。
女優の原田知世さん、子役の加藤清史郎くん、声優の山口勝平さんが
声の出演をしています。
荻上さんから「あらすじ」を聞いただけで、目をウルウルさせる外山さん。
原作は、宮西達也さんの絵本作品「おまえ うまそうだな」。
ポプラ社から1,260円で発売中。
そして、今週のオマケ。
先週のDigTagのコーナーで「いわて三陸・復興食堂が東京にやってくる」
という話題を取り上げましたが、
7月30日・31日の2日間にかけて渋谷区・代官山の
「奈良県代官山 i スタジオ」で行われたイベントに
荻上さんと飯田泰之さんが登場するということでお邪魔しました。
復興食堂の入口
外山さんも訪問。
運営スタッフとして携わっている飯田泰之さん、
そして、せんとくんと一緒に貴重なスリーショット!
せんとくんがいるのは、奈良県が所有するスペースだからです。
屋台も出ました。
こちらは、短角牛の炭火焼き。

先週のDigにもお越しいただいた、
復興食堂のプロデューサーでミュージシャンの松本哲也さんのライブ。

荻上チキ&飯田泰之のコンビも軽やかなトークで魅了。

足を運んでくださったリスナーの方もいらっしゃいました。
ありがとうございました。
きょうのOA曲
アテンションプリーズ / 能瀬慶子
タイムマシーンでいこう / すかんち
(担当:瀬尾)