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プロフィール

菊地成孔(きくちなるよし)
●生年月日:1963年6月14日生
●出身地:千葉県銚子市
音楽家、文筆家、音楽講師。
85年にプロデビュー、ジャズを基本に音楽活動を展開。
現在は「デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン」、「菊地成孔とペペトルメント・アスカラール」、「菊地成孔ダブ・セクステット」で活動中。
文筆家としては「スペインの宇宙食」、「歌舞伎町のミッドナイトフットボール」、「ユングのサウンドトラック」など。

IPサイマル radiko

第87回(2013年1月6日)相倉久人さんをおむかえしての新春ジャズ放談・写真館です。

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菊地さんの到着を待つラジオブース。相倉さんがお持ちいただく音源対策としてアナログのターンテーブルもスタンバイ。
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「あけましておめでとうございます」と菊地さんがスタジオ入り。インフルエンザも完治して元気そうです。
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そして番組がスタートする直前に相倉さんも出版社の方と一緒にスタジオ入り。
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PM6:30生放送がスタート。前回インフルエンザの菊地さんに代って見事代役をつとめた長沼マネージャーに対して、「驚くに値しない。ビュロー菊地(菊地さんの事務所)は超人集団。長沼はマネージャーだと思われているけれども私よりもAM(ラジオのパーソナリティー)はうまい」と発言(笑)。
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前回の功労者、長沼マネージャー。今週は本来の業務(ツイッターのタイムラインを追う)にいそしむ。まあ、それは業務ではありませんが。
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PM7:00すぎ。ついに相倉さんと菊地さんの対談がスタート!!!!
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菊地 おじいちゃんっていう世代の(笑)...評論家の先生方には、随分かわいがっていただいて。
相倉 ええ。
菊地 平岡先生とかですね。あと、亡くなっちゃいましたけど、清水先生ですとか。...に、随分かわいがっていただいて。...かわいがっていただいてると、その先生が亡くなっちゃうんで、「死神」って呼ばれてるんですけど(笑)。
相倉 (笑)。
菊地 相倉先生だけは、ずっとかわいがっていただいてるまま、ずーっとお元気なんで。
相倉 僕自身がそうだからですよ。
菊地 あ、ほんとですか。
相倉 だいたい僕がね、なんかシステムに入ると、その秩序壊れちゃうんですよ。
菊地 (笑)。
相倉 それから、付き合ってると相手が死んじゃうんですよ。
菊地 (笑)。
相倉 もうこれの繰り返しでね。
菊地 おっかねえな、死神同士じゃないですか。
相倉 そうなんですよ。死神同士でもって、賑やかにやりましょう。

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相倉 それで生まれて初めて書いた原稿というのが、頼まれた原稿なんですよ。
菊地 はいはい。
相倉 それはね、あるカントリーの歌手が、アメリカの人ですけども、死んじゃった時に、雑誌の編集長が自分で追悼文書こうとして、途中でめんどくさくなって、「相倉君、続き書いてくれよ。」って言われて...。
菊地 その時相倉先生は、どういうお立場だったんですか?
相倉 いや、ただのファンで...
菊地 (笑)。
相倉 編集部に押し掛けてって遊んでたの。
菊地 ああ、そうですか。
相倉 それで書かされて。それを見て編集長が、漣(さざなみ)健児って人ですけどね。
菊地 その方も亡くなられ...
相倉 亡くなりました。
菊地 そうですか(笑)。
相倉 で、彼が「こいつ多少書けるな。」と思ったらしいんですね。
菊地 なるほど。
相倉 それでその季刊誌の方に、時々原稿書いてたんです。

菊地 なるほどね。
相倉 で、本誌に...「ミュージック・ライフ」って雑誌に初めて原稿を書いた時に...
菊地 はい。
相倉 なんと、22歳の男がですね、いきなり5頁ぐらいもらって、「クール・ジャズは何か」って凄い文章書いたんですよ。
菊地 はいはいはい。
相倉 そしたら漣さんが、「この文章、なかなか良く出来てるから、最後に名前入れてあげるよ。」って言われて。
菊地 はあ~。
相倉 で、(相倉久人)ってのが入ったんです。
菊地 もう最初から署名原稿だったってことですね。
相倉 それはその本誌の方ではね。
菊地 なるほど。

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相倉 で、最初にそれがあったのが、セロニアス・モンクの来日コンサートの司会だったんですよ。
菊地 ですよね。司会業ですよね。
相倉 それだって、あれですよ。ただ僕、観に行ってたんですよ。
菊地 (笑)。
相倉 そしたら呼び屋の御大が来て、「ちょっと、司会者がいなくて幕が開かないんだけど、やってくれませんか。」って。言われた瞬間に「ああ、そうですか。」って...
菊地 当時はね、「ジャズコン・ブーム」ってのがあって。ジャズ・コンサートの部分があったんだけど、必ずMCがね、司会者がいて、当時は芸能なんでもそうですけど、司会者がいて朗々とひと節やって、「それではセロニアス・モンク・トリオの登場です!」っていう...。
相倉 そうそう。
菊地 それやる人がいなくなっちゃったんですか。
相倉 いや、というかね、頼んでなかったらしいんですよ。
菊地 あ、頼んでなかった?
相倉 はい。それで「じゃあ、いいですよ。」って言って、パッと上がったはいいんだけど...
菊地 「あ、いいですよ」って上がっちゃったんですか(笑)。

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相倉 こっちはだって...お客で来てるわけでしょ。だからね、メンバーのすべての名前を知らないんですよ。
菊地 (笑)。
相倉 しかも頭が呼び込みなんですよ、一人ずつ。
菊地 はいはいはい。
相倉 で、「テナー・サックス、チャーリー・ラウズ!」って、これはいいんですよ。
菊地 はいはい。有名ですからね。
相倉 有名だから。...で、「ベース...」って言ったまま、名前知らないんですよ。
菊地 (笑)。
相倉 で、一瞬困って「ウッ...」ってなったらね、親切な客っているもんですね。目の前の客がね、言ってくれたの、名前を。
菊地 はいはいはい。
相倉 で、それをそのまま復唱して...
菊地 助かったと。
相倉 ええ。それぐらいとにかく、頼まれればやってしまうという...。
菊地 はい。

(文字起こし djaponさん)
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ジャズへの愛情に満ちた2人の対談は、57分の番組ではとてもじゃないが時間が足りませんでした。
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聴き入るサブ。
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最後に菊地さん相倉さんが書いた山下洋輔トリオの「キアズマ」の解説の一節を朗読。相倉さんの指摘がいかに先見性に満ちたものだったのか語った所でタイムアップ。番組はプッツリとカットアウトしてしまいます。放送をお聴きになれなかった方は、ポッドキャストでどうぞ。
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相倉さんが音楽監修をつとめた映画「毛の生えた拳銃」のサウンドトラック盤。
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「僕も女装して映画に出演していたんだよー」とスタッフに裏話を披露してくださいました。
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さあお待ちかね。今回もキレキレの天才画伯の新作です。
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そして、帰って来たツルツル画伯の新作群です。
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そして札幌のまことさんからの作品。当番組のスポンサー、ザウンドインダストリージャパンのPLATAN、冬バージョンお買い上げありがとうございました!
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放送を終えて記念撮影。相倉さん、ファッションが若い!足元がコンバースの名作、ジャックパーセル。
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おしまいに恒例のファッションチェック。帽子はボルサリーノ、コートはディースクエアード、パーカーはピンク、Tシャツはゲットー、シューズはY3。お疲れさまでした。