【前編】宇多丸『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』を語る!【映画評書き起こし 2023. 5.19放送】

アフター6ジャンクション

TBSラジオ『アフター6ジャンクション』のコーナー「週刊映画時評ムービーウォッチメン」。宇多丸が毎週ランダムに決まった映画を自腹で鑑賞して生放送で評論します。

今週評論した映画は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(2023年5月3日公開)

※この日は番組のオープニングゾーン(18:00~20)を使って映画評をスタート。

宇多丸:……ということでこの後、ムービーウォッチメン『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』評をお送りしたいと思います。どの順番で行こうかな? リスナーメールの紹介を先にやっちゃうって、あり? 結構長めに紹介できるからっていうんで。これだって、番組にいただいたメールなんですからね。

じゃあちょっと、ムービーウォッチメン、普段とは構成を変えまして。この『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』をもう観たよ、というリスナーのみなさま、<ウォッチメン>からの監視報告(感想)、メールをこの時間を使って、ちょっと普段よりゆっくりめ、多めに紹介していこうと思います。皆さん、本当に熱いんで、ご紹介していこうと思っております。

メールの量は、当然のことながら「とても多い」ということです。これが少なかったら私はもう本当に、「え?(怒)」っていうね。「おいっ!」っていうね。叫んだところでどうにもなりませんけども(笑)。わめいたところでどうにもなりませんが、ちゃんと多かった。

賛否の比率は、褒める意見が「およそ9割」。まあ今やね、もうみんな大ファンですからね。主な褒める意見は、「最高の三部作の締めくくり!」「全てのキャラクターへの愛を感じる見事な着地だった。ありがとう、ジェームズ・ガン」「はみ出し者たちが支え合いながら自分たちの社会を築いていく。現代社会にふさわしいメッセージだ」などがございました。

一方、否定的な意見も多少はございました。「弱者への優しい眼差しがある一方で、住んでいる星をあっさり爆破される住民たちなど、倫理感の描き方がちぐはぐ。モヤモヤする」「ギャグがくどい。上映時間も長すぎる」などございました。まあ、特に『Vol.2』から顕著なあれとして、やっぱりオフビートなギャグっていうのが売りだけれども、それがなんていうのかな、ある意味、そこでストーリーが停滞するっていうか……しかもなんていうか、「バカなやり取り」だから(笑)。完全にバカなやり取りだけで、話が停滞するわけだから。で、劇中の人物たちもイライラしているわけだから(笑)、まあ(観客も)イライラしてもおかしくはないっていう場面も……まあ、例のドラックスがしつこくソファーに寝ようとする、みたいなね。「別に寝かせてやれよ」っていう気もするんだけれども(笑)。

■「ありがとう、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』! ありがとう、ジェームズ・ガンを教えてくれた宇多丸さん!」

しかし、非常に皆さん、熱いメールが多かったです。代表的なところをご紹介しましょう。ラジオネーム「カニノコ」さんです。「宇多丸さんはじめましてカニノコと申します。ガーディアンズ完結編ということで初メールさせていただきました」。ありがとうございます。

「自分が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の1作目を見たのは高校1年生の頃。宇多丸さんのラジオを聞いて『スーパー!』の監督だ!というので映画館に駆けつけました」。ねえ。これ、僕も本当に大騒ぎしました、公開前から。「その時思ったのが『やっと俺のだ!』でした。というのも、自分は1999年生まれでスター・ウォーズも大好きでしたが、物心ついた頃にはプリクエル(1、2、3)は終わっており、オリジナルサーガも父親世代のお下がり、みたいな印象がありました。

そこにやってきたのが『ガーディアンズ』でした。『ホドロフスキーのDUNE』……」。これはドキュメンタリー作品で、実際には作らなかった『DUNE』。現在は(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による二度目の)映画化されたものがやっていますけども、『ホドロフスキーのDUNE』のビジョンというのがありまして、これが実は影響を……結構近い感じがあって。「『ホドロフスキーのDUNE』のクリス・フォスやメビウスのアートワークのような、熱帯魚のように鮮やかでカラフルな宇宙やメカニックなどと、そこにかかる(音楽の)『Awesome Mix』。当時の宇多丸さんの言葉を借りるなら、自分にとってまさに『センス・オブ・ワンダァア~!!』でした」。

これ僕、当時たしかに……思い出しました。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、とにかく画的なセンス・オブ・ワンダー、SFのもう本当にワクワクする部分みたいなのに溢れてる!っていうんで、なにかというと、「こういう感じの宇宙船で……センス・オブ・ワンダァァ~!」みたいな(笑)。骸骨型のいろんなものが詰まったのが結局、今回の彼らの根城になるノーウェアっていうところで、最初はコレクターという人が仕切ってますが、「骸骨型のあれで、そこでデヴィッド・ボウイがかかって。で、行くんだよ。センス・オブ・ワンダァァ~!」みたいなことを言ってました(笑)。

で、カニノコさん。「ジェームズ・ガン監督の作り出す宇宙はリチャード・ドナー監督の『スーパーマン』や『Vol.2』で引用されていた『メリー・ポピンズ』にあるような夢幻さや浮遊感があり、そこも当時の自分に新しく思え、惹かれた点でした。こんなに楽しい作品を自分も作りたいなと思いながら、ウガチャカ♪歌って小躍りして帰ったのを覚えています。そして現在、美大で映像を学び、巡り巡ってゲーム会社で働く社会人3年生です。

前置きが長くなってしまいましたが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』公開初日に見てきました。最高でした! 檻の中の小さなアライグマにグーッと伸びてくる巨大な手からレディオヘッドの『Creep』アコースティック版、どこか悲しげにところどころ歌うロケット。明らかに前2作と違い、胸の奥を握りつぶされそうな緊張感とエモーショナルな感じがあり、『何が起こってもこれで終わってしまうんだ……』という覚悟を決めさせられたような気がしました。

肉でできた人工惑星や肉パワードスーツ……」最高! 肉襦袢ね(笑)。「……これまでのMCUでのノウハウの賜物のようなワンカットアクション、ラストの逆ロボコップ的キメやら……」。そうだね! だから「ロボコップ野郎!」って言って、そいつに逆襲する一言は、完全に(ポール・ヴァーホーヴェン監督の映画)『ロボコップ』の意趣返し、っていうか……そうですね! はいはいはい! そうだよね!

「よいところをあげ始めたらキリがありません。ウッとこらえながらも静かに泣くネビュラのショットもいいなぁとか……。個人的には本作の『作家ジェームズ・ガン=ロケット』のような作り的に、美大時代に共に映像を志した仲間や、途中で物を作る苦しみに耐えられなくなってしまった仲間、そして現在会社員としてものづくりに向き合う自分、いろいろと重ねてしまい号泣メーンでした。

そういう意味で少し仕事にも慣れ、大学の頃などを振り返るようになってきた社会人3年目という時に見れてよかったなと思いました。ありがとう、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』! ジェームズ・ガン監督! ジェームズ・ガンを教えてくれてありがとう、宇多丸さん! これからもラジオ、楽しみにしています!」ということで。ねえ。いやだから本当になんか、人生のすごくいいタイミングで出会って、それぞれに、一緒に育ってきたっていうか、並走してきた、っていう感じでしょうしね。そうなんですよね。そして、さっき言ったみたいに「ちょっとしたあの一言がああで、こうでさ」みたいなのがあったりする、っていうのもね。

あと、ラジオネーム「野菜炒め炒め炒め」さん。「今回は特に熱量の高いメッセージがたくさん届いてると推察しますが、自分も矢も盾もたまらずこの報告を書いてる1人です。結論はもちろん『賛』です。約10年に及ぶシリーズの締めくくりが本作で本当に良かったです。

前作までは、『社会からのはみ出し者たちが仲間(家族・親友)という共同体を獲得し、個々の個性を活かして協力して世界を救う』という物語でしたが、今作は小さなサークルに閉じてしまわずに、どんどん拡張し、ついに『社会的包摂』へと至るという物語になっていたのだと思います。

瀕死の怪我を負った『家族・仲間・親友』のたった1人の存在であるロケットを救うために始まった物語は、最終的に被検体として囚われていた子供たちや動物たちに加えて……」。要するに、仲間たちだけを救えばいい、という話にとどまらなかった。

「敵対していた組織の人間(?)や、作中で何度もガーディアンズに脅威を与えたアダム・ウォーロックまで救ってみせます。またネビュラ、ドラックス、マンティスの三人が船内に侵入するシーンでは、ドラックスを非難するネビュラに対し、マンティスは『彼はバカだけど優しい』という趣旨の言葉で擁護し……」。ただ、ドラックスは「ええと、そのフォローの仕方は全然嬉しくないんですけど……」みたいな(笑)。で、「次のシーンではドラックスはネビュラにはできなかった囚われの子供たちと打ち解けることでチームの役に立ち、さっきの言葉を証明してみせます」。

ドラックス、元々ね、妻子がいる身で……要するに、妻子が殺されちゃって復讐鬼と化していただけの人ですから。本当に、だからロケットはそれの代表格だけど、みんな本当にひどい生い立ちだし、ひどい経験をしてきた人たちばっかりなんですね。本当は。こんなに明るい話だけど。

「(今回のヴィラン)ハイ・エボリューショナリーの思想とは、個体に優劣をつけ、役に立たないものは排除する無謬主義、能力主義に基づく新自由主義で、我々の生きる世界の延長線上にある思想です。対して、はみ出し者たちが示してくれた、一面的な能力の多寡ではなく、長所も短所も全て個性である、という考え方は現代においてはとても大きなメッセージになっているように思いました」ということです。いろいろ書いていただいて、ありがとうございます。その名前のね、つけ方みたいなところの話みたいなこともね、書いていただいて。

まさにそれはクライマックスでの、さっき言った「ロボコップ野郎!」って言ったやつに対して、映画『ロボコップ』のラストに比する……そして映画『ロボコップ』のラストっていうのは、言っちゃえばMCU第1作目『アイアンマン』のラストとも通じる切れの良さでもあり、みたいな。だし、ある種、対サノス戦のクライマックスとかね。要所要所で出てくる、「私は○○だ」っていうことですね。「私のアイデンティティは私が決める」っていう。そういうメッセージという意味でも、(MCUは)一貫性がありますよね。はい。ありがとうございます。

■「倫理感が物語の都合で動いてるように見えてしまうのはうまくないなあ」

ちょっと否定的な意見もね、ちゃんとあるんでね、ご紹介しましょう。これもね、もちろん納得できるところはあるんです。「ワイルドコブン」さん。「終盤のワンカット風チームアクションやガモーラの落としどころなど、面白かったのですが、『ザ・スーサイド・スクワッド』に続き、ジェームズ・ガンが苦手だなというのは改めて思いました。気になるのは倫理感の描き方です。実験台にされた子供や動物を助ける弱者への視点があるかと思いきや、星ごと滅んだカウンター・アースの住民に対しては救う素振りや悔やむ言動すら見せない」。

まあ、「ひでえことをしやがる! なんてことをしやがる!」とは言っていたけども。たしかにまあ、星一個まるごと(滅ぼされてしまうという、取り返しがつかないレベルの悲惨さ)っていうのはね、ありますよね。まあ、それを言ったら『スター・ウォーズ』の1作目も、デス・スターでドーン!って……レイア姫は、故郷の星を爆破されてるんですよ? お父さん・お母さんもいる故郷……(我々にとっての)地球を爆破されてる、みたいなことなのよ? でもほら、途中から「イエーイ!」みたいになってますけど(笑)。そういうのって、ありますよね。

で、「これだけ長い映画でムダにギャグを入れているなら、誰かしらがショックを受けるぐらいの描写を入れられないのかと思ってしまいました。そんなことを考え出すと、カウンター・アースで子供の顔面にボールが当たって石を投げられるギャグや、ドラックスが急にバイクを奪うギャグも笑えないどころかムカついてきさえします。スースクでも思ったのですが、倫理感が物語の都合で動いてるように見えてしまうのはうまくないなあと引っかかるのです」。まあスースクも、途中、ちょっとひどいなっていうところ、ありますからね(笑)。まあ、ギャグなんだけど。

「それとタイカ・ワイティティ同様に、面白くもない話の腰を折るギャグはやめてほしい。ドラックスの『ソファで寝るな』のくだりは死ぬほどイライラしました。ジェームズ・ガンは『スーパー!』みたいに思いっきり振り切るか、大作だったら『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の1ぐらいの抑えた感じが好きです。結果的にモヤモヤはありましたが、面白い映画であることは間違いないと思います」といったご意見。

まあ、たしかにちょっと、要はなんていうか、一種露悪的なというか、そこももちろんジェームズ・ガンの持ち味のひとつでもあって。だから、それとの食い合わせ的なことっていうのは、ご指摘……気になる人がいるのはもちろん全然、理解できる、っていう感じですかね。ということで皆さん、本当にありがとうございます。いっぱいメール、いただいてまいりました。

■全編IMAX画角、かつ奥行きとレイヤーを強調した絵作り。つまり、IMAX 3D字幕がおすすめです!

宇多丸:残り5分ぐらいを使って、ムービーウォッチメンの時間を短縮するためにですね、「これこれこういうセッティングで観てきました」という話を、先にしてしまいますね。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』、私もバルト9ドルビーシネマ字幕3D、109シネマズ二子玉川でIMAXレーザー字幕3D……これはもう気合い入れて、グランドエグゼっていう一番いい席で。これはもうベスト席。真ん中の一番正面で。これ、最高でしたね! 最高! あと、バルト9の日本語吹き替えでも観てきました。

本作に関してはですね、IMAXバージョンは、全編1.90対1のIMAX画角が続く……要するに、部分的なIMAXとかでもないんで。ぶっちゃけ、ぜひIMAXで観るべき!ですね。前作『Vol.2』の時評でも言いましたけど、監督のジェームズ・ガンは、かなり意識的に「3Dが映える」奥行きとかレイヤーを強調した画面作りを、今回も引き続き、明らかに全編でしていたりするので。そういう意味でもIMAX 3D字幕、おすすめです。

たとえばファーストショット。ワーッているアライグマの子供たちがいるところに、カメラが寄ってく中で、網があって。その網の向こう側から、人影が寄ってきて……もう既にここ、レイヤーがありますよね? で、その群れの中で一匹、おびえたように残った後のロケット、みたいなところが、そこもやっぱり……周囲に対してポコッと浮き上がったロケット、で、そこに伸びてくる手、みたいな感じで。既に奥行きとかレイヤーみたいなものが、ここだけでも生かされた表現をしてますし。「2」の時もそうでしたけど、普通の会話シーンでもやっぱり、手前にいる人物と奥の人物、みたいな感じで、なんというか奥行きとか、ちょっとクッと視線が奥に行くような演出であるとか、明らかに意図的にやってますし。

その意味ではそのクライマックスシーン、縦の長い空間を縦横無尽に動きながら……みたいなものも、やっぱりそういう(3D的な)効果というのをより意識したものとも言えるし。他の場面も、ほぼほぼ全編にわたって……逆に3Dで観てからそうじゃないので観ると、「ああ、ここは3D的効果に見える。これでも見える」みたいなのが、より際立って見えると思いますんで。IMAX、本当におすすめでございます。

で、まあIMAXで観てほしいんだけど、ただ例によってというか、日本特有の劇場事情というか、日本特有の市場の傾向ゆえか、上映回が、あまりにも少なすぎる! 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の完結編ですよ? はっきり言いましょう。IMAXで観なきゃいけない要素なんか1ミリもねえ作品も、まあまあIMAXスクリーンを占拠していたりするなか、これは大変腹立たしいんですよね。IMAXで撮られてもいないどころか、IMAXスクリーンを「額縁上映」で小さく使っていたりする、クソみてえな上映方式のやつは、どけよ! 早く!(笑) どけよ、お前、マジで!ということでございます。

ちなみに、例によって吹き替え版は非常に充実した内容でございました。山寺宏一さんのクリス・プラット、ピーターは最高ですよね! で、タイトル文字がね、吹き替え版は日本語にしっかりなっていたりして。こういうところが嬉しいあたりですよね(※宇多丸補足:他にも、たとえばガーディアンズの面々の楽しい言い合いとか、オルゴコーブで部下に執拗にキツく当たるアイツのくだりとか、日本人観客にもよりストレートに笑える仕様になってます!)。

といったあたりで(18時)18分。まあ、こんなもんですかね。(ノートのメモを)あと3ページ分ぐらいは進んでおくべきでしたけども。大して消化できなかった気もしますが、大丈夫なんでしょうか? 私、(時間内に評論が)入るんでしょうか?(笑)。しかも途中で、いろんなことを思いだしたりすると思うんだよね。「ああ、そういえばここが!」みたいな。

山本:アハハハハハハハハッ! 今日、拡大版がいいな。なんとかならないのかな? もったいない。

宇多丸:危ねえな、こりゃどうも。本当になー、どうにもこうにも。まあ、結論はもう本当に、ありがとう! 最高でしたよ!っていうことですよ。1作目の時に自分のした大騒ぎが、一個も間違ってなかった、っていう感じで。むしろそれがすごいやっぱり……自分だってもちろんね、たとえば「これは完全に、この時代の『スター・ウォーズ』になるから!」みたいなことを言っていたんだけど、その時はやっぱり、わかんないじゃん? それは。ひょっとしたら言い過ぎに終わっちゃうかもしれないな、みたいな。「そうあってくれ」っていうことも含むんだけれども。でも、今になってみればそれ、結構、言い過ぎじゃなかったよね。マジで。影響を与えた深さ、広さを考えたら、『スター・ウォーズ』ぐらい、根本からいろんなモードを変えちゃった、ゲームチェンジしちゃったし。

ちなみに私、どれだけ当時トチ狂っていたのか? 1作目、上映時間が121分なんです。で、「『スター・ウォーズ』エピソード4の公開時の上映時間と同じ……これは明らかに意図的!」とか言って(笑)。そしたらね、当時のリスナーのね、コウヘイくんという男の子ですね。彼はすごい、アタック魔なんです。

いろんな人にガンガンアタックしていて。彼、ジェームズ・ガンが来日した時に、聞いてたんですよ。「121分、『スター・ウォーズ』と同じ上映時間なのって、意図的ですか?」って聞いたら、「そんなこと、考えても見なかったよって爆笑されました」って言っていて(笑)。ねえ。ということですから。コウヘイくん、元気ですか? っていうのはありますけどね。まあ、(上映時間の件は)たまたまだけど。でもその、結果、あとに残したものというのは、それ級になっていて。

先ほどのメールがまさにその証明でしたね。『スター・ウォーズ』ではなかった世代が、自分たちにとっての、巨大な……しかもこの三部作、こんなにちゃんとなってるなんてのは、ないからさ! はい。ということで、この後ムービーウォッチメンをお送りしたいと思います。

【後編に続く】

◆過去の宇多丸映画評書き起こしは

こちらから!

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