「明日、役に立ちません!」大人気「ゆる言語学ラジオ」水野太貴

TBSラジオで金曜午後10時~11時30分に放送中「武田砂鉄のプレ金ナイト」。
5月5日の放送回のゲストは「ゆる言語学ラジオ」から水野太貴さん!
「ゆる言語学ラジオ」とは、
身近な言語の事象を取り扱いながら、それが「なぜそうなっているんだろう」というお話や、言語学者の研究を明るく楽しく話している、大人気インターネットラジオ番組!
「水野は広辞苑と付き合ってるんでしょ」
小学生のころから、言葉に対する探究心が強かった水野さん。
難読漢字を大量に覚えたり収集したり、ホトトギスの漢字表記を20~30くらい覚えたりしていたそう。
常に辞書が手元にあり、学生の頃には「水野は広辞苑と付き合ってるんでしょ」と言われたことも…!
水野さん「あれはショックでしたね」。
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「象鼻ね」
この度の著書『言語沼』では、「言語の面白さは、証明にある」とお話されています。
日頃使っている言葉、定着してるんだけど、なんでその言葉は定着してるかと問われると、ほぼ答えられないものばかり。それを証明していくのは非常に面白いもの。
「聴かれている方も、皆さん言語が運用できると思うので、みんな答えは出せてるんですよね。なんでこの部分で変だと思うとか、どう聞かれたら、意見はあるんですけど、裏には結構美しい法則が潜んでるっていうことを、日本語学者とか言語学者は明らかにしているんだけどあんまりは知られていない」。
そういったお話もYouTubeでされています。
なかでも注目されたのは、「象は鼻が長いのか」という論争。象は鼻が長いという文の主語は、象なのか鼻なのか。言語学では有名な論争ですが、さまざまな意見がありますが、正しい日本語は「わからん!!」
「タケダサテツ!!!」
砂鉄さんの「武田砂鉄」ってのはどうも言いにくいのはなぜか?
水野さんに投げかけてみると、どうやら「ゆる言語学ラジオ」も噛みます。
「何となく僕の仮説にあるのは、子音のうち調音点って言って、子音って空気の流れの内、口の中でどっかで阻害をして出す音だっていう定義をされていて。わかりやすい例で言うと「ぱ」って発音してみようと思うと唇を1回閉じるじゃないですか。なので、「ぱ」は唇で調音しているみたいな言い方をするんですけど、調音点が近かったり一緒の場所にずらっと音が連続すると噛みやすいんじゃないかと」。
「た」と「さ」は、同じ歯茎のあたりで出していて、ものすごいTS音の連続。
全て「歯茎の近くで出している音」で、「歯茎に非常に負荷がかかる」ことが原因でないか、とのこと!
他にも、「プレ金ナイト」の音量は調整できない、「パンパースでしたね」、「オノマトペは理解できる」、「言語は思考にどれだけ影響を与えるのか」、「他者理解にも役に立つ」、「役に立たないと思います」、などについてを伺いました。
「ゆる言語学ラジオ」水野太貴さん、堀元見さんの著書『言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ 言語沼』はあさ出版から発売中!
「ゆる言語学ラジオ」は、YouTubeとPodcastで配信中!
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番組へのメッセージお待ちしています!
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☆YouTube:武田砂鉄のプレ金ナイト【TBSラジオ】@prekin-905
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