「トレアイ学園」~日銀総裁の仕事とは?金融政策どうなる?

GMOクリック証券presents トレードアイランド学園

投資の始め方やお金の仕組みはもちろん、金融経済の注目ニュース、最新のマーケット動向などを学ぶ「トレードアイランド学園」。生徒の「レッド吉田くん」と「花奈澪さん」、担任の「大橋ひろこ先生」と一緒に生放送で学んでいきます。

 

4/11放送のテーマ「日銀総裁の交代」

★そもそも「日銀総裁」とはどんな仕事なの!?

★2013年から10年間続いた「黒田総裁」の金融政策(黒田バズーカ)とは!?

★「植田新総裁」になってどう変わる!?

『4月8日に「黒田東彦総裁」が退任して、9日に「植田和男総裁」が就任。日銀総裁の交代で金融政策が新しくなり<金融緩和が無くなるのでは?>という見方があったものの、植田総裁が就任会見で慎重な姿勢を見せました。』

レッド君:黒田バズーカでずいぶん物価も変わったんですけど、お金の使い方ってそんなに変わってないような感じがする。

花奈さん:数字で見ると、倍ちかくいろんなものが変わったのに体感が無いですよね。

大橋先生:だから黒田総裁はまだ金融緩和を必要だって言い続けて、そして任期になったんです。これを植田総裁が引き続きこの金融政策をやっていくのか、それとも去年から悪い円安と言われるような日銀の政策への批判が出てきていて、この政策を変えてくれるんじゃないかと期待する人たちも出てきていて。金融緩和政策の出口戦略を取るのではないか!?ということで注目しています。

レッド君:出口戦略ということは、金利を上げるということですか?

大橋先生:政策金利を上げるのは先。黒田総裁は国債の利回りをコントロールするような政策もやっているので、そういういろんな政策から修正したり撤廃したりして、市場金利を動かしていくというのはやっていいのでは?という世論になってきているんです。

レッド君:住宅ローンを借りている人は金利が上がることにヒヤヒヤしてますよね?

大橋先生:電気代も上がってたりインフレで苦しい中で金利まで上がると破綻するという人も中にはいますよね。なので<緩和を続けたい人>と<緩和を止めて欲しい人>のせめぎ合いの中で、植田総裁の就任会見の発言では、今の量的緩和政策は適切であり、まだ継続していく方向でお話しされました。なので、円高になると思って投資していた人たちが買い戻すことで、ドル円相場が上がりました。

FX実践編:今週のキーワード【スワップポイント】

→「金利差」の収入のこと。

<大橋先生の解説>

▼日本はマイナス金利を導入しているのでゼロ。アメリカは猛烈なインフレで政策金利が5%。日本とアメリカの金利差は5-0=「5%」も差がある。高い金利のドルを買えば金利差分を受け取ることができるのが金利差の収入のスワップポイント。

▼たとえば、アメリカのドルを1万ドル買って金利差5%で1年間ずっと持ち続けたとし考えてみると、1万ドルの5%は500ドル受け取れる。500ドルを円に引き直すと、今1ドル130円くらいなので500ドル×130円で「1年で6万5000円くらい」に。

▼スワップポイントは日々計算されて、日々口座に付与されるので毎日入ってくる。6万5000円をざっくり365日で割ると、毎日180円前後が口座に反映される。

▼FXでドルの売り手に回った場合、コストを支払うことになるため180円を毎日取られることに。なので、ドル円相場は現在、買い手が多くて売る人が少ないから上がっていきやすいことに。毎日払うため売りを長く持ち続けられない。それが一つの「リスク」。スワップポイントを欲しくて10万ドル、100万ドルで取引する場合はそのままずっと持っていられるという資金管理をしてないといけない。ドルが暴落したらスワップ関係無しに取引で負けることがあり得る。今年3 月、アメリカのシリコンバレーバンクが破綻でドル円相場は137円くらいから130円割れるくらいまで下がった。この7円下がると7万円が逆にいくためスワップ1年分が1ヶ月であっという間に無くなる。

※儲けたい欲が出過ぎたレッド吉田くん。大橋先生から「投資のリスク」を勉強中🖋

Youtubeのアーカイブでご覧ください!

#ライブ #tbsラジオ  #トレアイ学園

<注意事項>

GMOクリック証券、外貨exbyGMOが取り扱う金融商品のお取引にあたっては、価格変動等の理由により投資元本を超える損失が発生することがあります。お取引をする際は、それぞれのホームページや契約締結前交付書面にて手数料などの諸経費、およびリスクについて十分ご確認ください。

https://www.youtube.com/live/K5hJUrnSon4?feature=share
ツイート
LINEで送る
シェア
ブクマ