シェイクスピアから学べ!

アシタノカレッジ

3月20日(月)のアシタノカレッジキニマンス塚本ニキと、
「NO YOUTH NO JAPAN」能條桃子さんがお届けしました📡


【NexStar's Room】

シェイクスピアを中心に上演するシアターカンパニー カクシンハンを主宰し、
この4月からは、「シェイクスピアをやる みる まなぶ」として、
演劇の学校をスタートさせる、演出家の木村龍之介さんにお話を伺いました。

木村さんとシェイクスピアの出会いは大学生の時。
元々、中高生の時は音楽に熱中していたという木村さん。
当時、アメリカ同時多発テロなど、悲しいニュースを耳にするたびに「何でこんな事が起こるんだろう?」と考えていたそうで、「音楽を通して世界を良くしたい!」と漠然と思っていたそうなんですが、
高校3年生の時に、自分には音楽は向いていない…。と、勉強することに切り替えたんだとか。
そして、宅浪から東京大学文科三類に進学した木村さん。入学当初は周囲の人と中々馴染めなかったそうで、
たまたま行った図書館で、ふと手に取ったのがシェイクスピアの4大悲劇の1つマクベス でした。
マクベスを読んでいく中で、「音楽で感じていた面白さがここにはある!」と思ったそうで、
音楽的なカッコ良さや、勉強では解決出来なかったモヤモヤが晴れたんだとか。
読み終えて直ぐに「Ninagawa ・マクベス」を観たという木村さん。
仏壇の世界で、バーナムの森が桜になっているのを見た瞬間に、
「美しい!なんだこの仕事は!?」と、自分も作ってみたい!と思ったのが演劇の世界へ進むキッカケだったんだそうです。

そんなシェイクスピアの虜になった木村さん。
この4月からは、「シェイクスピアをやる みる まなぶ」ことが出来る「演劇の学校」を開校します。
演劇は「みる、やる」だけではなく、「活用する」ことも出来ると仰る木村さん。
まだ、演劇の面白さや楽しさは劇場の中に閉じこもっているように感じているそうで、これを世の中に広めたいんだとか。
普段から、私たちは色んな役を演じていて、その役をより活かしていった方が、社会や自分の人生ももっと面白く楽しく出来るのでは?と。
演劇の学校は、俳優になりたい人の為の学校ではなく、誰でも入ることが出来ます。

最後までシェイクスピア作品や演劇の魅力を熱く語ってくださった木村さん。
ニキさんや能條さんにオススメなシェイクスピア作品とは!?

 

「NexStar's Room」は、
SpotifyやApple Podcast、Google Podcasts、Amazon musicなど、各ポッドキャストで配信中。
これまでのアーカイブも聞けますので、みなさんぜひチェックしてみて下さい!
 

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【Mentor’s Voice】

月曜日のMentorは、TBSラジオ 崎山敏也記者。
20日、袴田事件の再審が確定しましたが、過去の死刑囚の再審、裁判やり直しはどのように行われてきたのか伺いました。

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