5年半ありがとうございました。最終回! 大学合格おめでとう!合格者インタビュー 3月20日放送分▼石井大裕×美空×嘉蓮(TBSラジオ ・月曜21時~)

TOMAS presents High School a Go Go!!

「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまくいろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。

パーソナリティはTBSアナウンサーの石井大裕です。

 

2023年3月20日 放送 最終回

スタジオは、高校3年生の美空(みく)さん、高校3年生の嘉蓮(かれん)さんとお送りしました。

高校生の主張

高校生の主張」、今月は毎年恒例の企画をお送りしています。見事に大学に合格し、この春に大学生になる高校生の皆さんにお話しを伺う「合格者インタビュー」です。

今週、スタジオにお越しいただいたのはお2人です。

まず、東京都内の医学部に合格した石井風輝(いしい・ふうき)さんです。ハイスクール・ア・ゴーゴーのリポーターとしておなじみ、片桐千晶キャスターがお話しを伺いました

片桐千晶キャスター:合格おめでとうございます。受験勉強を振り返っていかがですか

石井風輝さん:「まず、自分に言いたいのは『よく頑張ったな』です。僕は夏休みに新型コロナウイルスに罹患してしまい、なかなか勉強が出来ない時期もあったのですが、受験の直前になったら、毎日、一日15時間、勉強していたので、そういう自分の精神的な部分もとても頑張ったなと思っています。(受験勉強ではどんな気持ちを大切にしていましたか?)まず一回、自分の中で問題を整理しました。例えば、『問題が解けない』というような困難なことがあったら、その問題の解説を読むことで解決できますし、もっと大きな『勉強が続かない』といった問題でしたら、相談できる先輩や先生がいたので、他の人にも頼って解決していきました。(医学部を目指したきっかけは?)僕は幼稚園の頃からサッカーをやっていて、怪我で整形外科にかかることが多かったのですが、特に中学3年生の時、大きな大会の前に骨折をしてしまいました。その時に診てもらった整形外科の先生が、僕に本当に合ったというか、お医者さんは病気を治すだけというようなイメージだったのですが、僕のスポーツ復帰も前提としたような治療をして、寄り添った対応をしてくださり、医師に魅力を抱き、医学部を志望するに至りました。(本格的に受験勉強を始めた時期は?)一日に10時間以上勉強しようと思ったのは高校3年生の春頃ですね。僕としてはコツコツ積み上げてきたものはあったのですが、勉強に本格的に向き合うようになったのはその頃です。親にも協力してもらって、7時に絶対に勉強を始めると決めていて、7時から開いている自習室があったので、そこに行って22時に閉まるまでずっと勉強していました」

片桐千晶キャスター:将来はどんな専門分野のお医者さんを目指しますか

石井風輝さん:「僕が目指したいのは整形外科、特にスポーツ整形の分野です。臨床ではスポーツドクターという名称で言われることが多いです。例えば(スポーツの)日本代表の帯同ドクターといった医師もその一つです。研究分野は、臨床に還元できるような新しい手術の方法のようなものを生み出したいと思っています。(大学に進んでからの抱負を教えてください)僕はアスリートの方、スポーツをやっている方に大学時代から関わっていくことで、そういう方々が何を求めているのかとか、何が必要なのか、そうしたことを大学時代から学んで、良い医者になるために還元できたら良いなと思っています。また、高校時代はなかなか英会話が出来なかったので、留学に行けるようなじゅうぶんな英語力をつけたいです」

◇◇◇

つづいては、東京都内の医学部に合格した永石佳世能(ながいし・かよの)さんです

石井大裕アナウンサー:合格おめでとうございます。今の気持ちを教えてください

永石佳世能さん:「小さい時からお医者さんになりたくて、漠然と、夢として医師というものを挙げていたのですが、やはり、ここまで来られて、まだ信じられないというのが率直な気持ちです。(医学部を具体的に目指したのはいつ頃ですか?)両親が医師で、医師というものを身近に感じていたので、夢としては漠然とありましたが、目指そうと考えたのは高校生になってからです。(医学部に行きたいと考えて、どんな準備をしましたか?)まずは、何が必要なのかというところから調べました。私の性格としては、目標なく勉強するとあまり長続きしなかったので、『医師として何をやろう』ということをまず初めに考えて、そのために勉強をしてきました。私は循環器内科で心臓などを診るお医者さんになりたいなと思っています。志望したきっかけは、初めは両親が医師だったというのが大きいのですが、心臓に病気がある友人がいて、その友人の話を聞き、私も彼女のような人を助けられるような医師になりたいと思い、循環器内科を目指しました」

石井大裕アナウンサー:参考書選びに関してはいかがでしたか

永石佳世能さん:「まずは、実際に医学部に受かった先輩や、親が集めてくれた情報から、参考書をどれにしようか考えました。その中で本当に自分に合っている参考書はどれかということは、塾の先生に聞いたり、本屋さんで手に取って、どれを使ったらやる気が出るかを大事にしました。(具体的にやる気が出るかどうかは人によって違いますが、永石さんは?)私は、分厚い参考書があまり向いていなくて、初めは薄めの参考書、網羅されているけれどけっこう薄い参考書を選んで、大まかに知識を入れて、そこから細かいところを学んでゆくというふうにやっていました。(その探し方は自分自身で見つけたのですか?)塾の先生に提案していただきました。私自身、どうやって参考書を選んだら良いかわからない状態だったので。実際にやってみたら、本当に私に合っていたという感じです。(自分に課したことはありましたか?)私は友人や先生など、自分が頼らなければいけない時はちゃんと頼ることを大事にしていました。(息抜きやストレス発散法はありましたか?)私はモチベーションが下がるのが早かったと言いますか、モチベーションを保つのが苦手だったので、塾の休憩の時間に同じ学部を目指す友人や、高校1年生の頃から一緒に頑張ってきた友人とお喋りをしながらコンビニエンスストアに行ったり、医学部専門塾に通っていたので、医学部に詳しい先生に話を聞いたりして大学への思いを高めてストレスを発散していました」

◇◇◇

この春、合格された皆さん、おめでとうございます!

◇◇◇

5年半にわたってお届けしてまいりました「ハイスクール・ア・ゴーゴー」は、3月20日の放送が最終回となりました。長い間、お聴きいただきましてありがとうございました。最終回は高校入学時から3年間にわたって出演した美空さん、高校2年生の時に加入した嘉蓮さんと共にお送りしました。お2人とも勉強と芸能活動を両立させて、見事に大学に現役合格しました。

美空さんはこの春から教育学部に進みます

嘉蓮さんは法学部に進みます

最終回の収録には、番組の卒業生、小林萌夏さん(大学3年生)と山本楽さん(大学1年生)が駆けつけてくれました。お2人とも立派な「大人」に成長しています!

5年半、「高校生活応援プログラム」として、ゲストコーナーや取材を通して高校生の皆さんを全力で応援してまいりました。その歩みの中では、石井大裕、そして番組のスタッフ皆が、直接、高校生の皆さんの頑張りを目にし、次代の舵取りを担う存在としての頼もしさを感じてきました。そして、高校生の皆さんから多くのことを学ぶ機会にもなりました。これまで取材に応じてくださった皆さん、対応していただいた学校、関係者の方々、ありがとうございました。ゲストとしてご出演いただいた皆様、素敵なお話をご披露いただき、充実した番組を制作することが出来ました。御礼申し上げます。

そして、何よりも、番組を愛し、毎週お聴きくださった皆様、お世話になりました。皆様の存在が、番組を制作してゆく中で私たちの大きな力になっていました。番組は終了いたしますが、この先もラジオをお聴きいただけましたら幸いです。石井大裕、そして番組の出演者、スタッフ皆、これからも学生の皆さんを全力で応援してまいります。

新年度が近づき、暖かい日が続いておりますが、くれぐれもご自愛ください。

感謝をこめて。

2023年3月20日

TBSラジオ「TOMAS presents High School a Go Go!!」 出演者 スタッフ一同

     (出演者:美空、嘉蓮、小林萌夏、山本楽、石井大裕、田中ひとみ および 番組スタッフ)

番組は下記のバナーをクリックして、radikoのタイムフリーでお聴きください!放送後1週間以内、聴くことが出来ます!

ツイート
LINEで送る
シェア
ブクマ