元気ハツラツ!抱腹絶倒!91歳の大村崑さんが語る「昭和の喜劇」

サンスター 文化の泉 ラジオで語る昭和のはなし

今回は「日本を代表する喜劇役者 大村崑が見た昭和」と題してお送りしました。スタジオにお迎えしたのは、御年91歳!日本を代表する喜劇役者の大村崑さんです。

大村崑さんは昭和6年生まれ、神戸市のご出身です。高校を卒業後、キャバレーのボーイを経て、当時大活躍の司会者、大久保怜さんに弟子入りしました。昭和32年に大阪「北野劇場」の専属コメディアンとなり、その後はテレビのコメディ番組「やりくりアパート」「とんま天狗」などに出演して全国的な人気を獲得。劇団「笑いの王国」を設立し、座長を務め、テレビドラマ、舞台、コメンテーターなどで幅広く活躍されました。「崑ちゃん」の愛称で親しまれ、平成29年には、旭日小綬章を受章されています。フジテレビの長寿ドラマ「赤い霊柩車シリーズ」では、長年にわたり、葬儀社の「一級葬祭ディレクターの秋山さん」を演じ、若い世代にもおなじみの存在です。

昭和の喜劇界の中心的存在として、戦後の日本に笑いで元気を提供してこられた大村崑さん。最盛期にはなんと、「レギュラー11本、全て生放送」という驚異的なスケジュールでいらっしゃったそうです。なかでも大村さんの代表作として知られているのが「とんま天狗」ですね。今回は、主題歌「とんとんてんまの天狗さん」を聞きながら、当時の殺陣をめぐるエピソードなどをご披露いただきました。生放送ならではのハプニングも教えてくださいました。

さらに、三木のり平さん、森繁久彌さんという「喜劇の大先輩」であり、日本の芸能界の最高峰の存在であるお2人から直接受けた薫陶についてもお話しいただきました。また、大スターの江利チエミさん、高倉健さんとの交友についても披露してくださいました。

喜劇、そして昭和についてのお考えもじっくり伺いました。素敵なお話が盛りだくさん、聴けば元気になる一時間です。ぜひ、タイムフリーでお聴きになってください!

番組は「radiko」の「タイムフリー」で放送後一週間、お聴きいただけます。下記のバナーをクリックしてください

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今回の番組のエンディングでお知らせいたしましたが、2019年4月から4年間にわたってお届けしてまいりました「ラジオで語る昭和のはなし」は次週の放送でお別れすることとなりました。長い間、お聴きいただき、ありがとうございました。最終回となる次週の放送では、これまでお越しいただいた皆さんのお話しを振り返りながら、改めて「昭和」という時代を紐解いてまいります。最終回もどうぞ、お聴きください。

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