「琉球料理伝承人」津嘉山恵子さんが語る、沖縄の伝統的な食文化について

全国の皆さんをおしゃべりするニッポン列島生電話「ローカルレコメンド」では、「沖縄を愛してやまない3人」が出演!
文化、音楽、食についてご紹介いただきました。
最後は…沖縄の「食」をフォーカス。
ゲストは琉球料理伝承人で料理人の津嘉山恵子さんにご登場いただきました。
琉球料理伝承人とは、「沖縄の伝統的な食文化」の担い手として、
普及啓発活動をおこない、次の世代の皆さんに沖縄の伝統的な食文化を伝える人のことを指します。
沖縄県知事に認められた人だけがなれるもので、現在83名の方が活動しています。
「琉球料理」とは、沖縄独自の材料や調理法によって、受け継がれてきた料理で、私たちに馴染みのある「沖縄料理」はアメリカの文化などが混ざった料理も含まれているため、若干の意味合いが違ってきます。
この日は、そんな琉球料理を津嘉山さんに作っていただきました。
1つ目は「イナムドゥチ」。
豚肉をはじめ、こんにゃくやかまぼこなど、様々な具材が入った伝統的な汁物で、旧正月や卒業式、入学式などの祝い事がある際に食べられる料理です。
2つ目は「ジューシー」。
豚バラ肉と、ひじきやにんじんなどの野菜を具に、豚肉の茹で汁や昆布のだし汁で炊き込んだ沖縄風の炊き込みご飯です。
硬めに炊かれたものを「クファジューシー」、おじや風に雑炊としたものを「ボロボロジューシー」、他にも地域によってヨモギやかまぼこを入れるなど、各家庭で様々なバリエーションが存在します。
3つ目は「ゴーヤチャンプル」。
こちらは説明不要の沖縄を代表する伝統的な料理ですね。
茹でた豚肉とその出汁を使った伝統的な調理法で作られたゴーヤチャンプルは
なんと味付けは塩だけなんです。
これらの伝統的な琉球料理を食べた本仮屋さんは、終始テンションMAX!
どれも津嘉山さんの沖縄への愛情のこもった素敵なお味を堪能しました!
ということで、ローカルレコメンド3人目。
沖縄の「食」を紹介してくださったのは、琉球料理伝承人の津嘉山さんでした!