【2023/03/12】大菅小百合さんの子乗せ自転車は電動アシストなし、その理由は!?

自転車協会 presents ミラクル・サイクル・ライフ

石井正則(七代目自転車名人)と疋田智がいろんな角度から自転車の魅力を発信するTBSラジオ「ミラクル・サイクル・ライフ」(毎週日曜日18時30分~19時) 今週の「ポイント オブ サイクルトーク」はこちら!

先週に引き続き、スピードスケートと自転車の元日本代表、大菅小百合さんをお迎えしました。 

大菅さんはスピードスケートの代表として2002年のソルトレイクシティ五輪に出場。続いて今度は自転車代表として2004年のアテネ、2006年にはふたたびスピードスケートでトリノと、2年に1度の『ハイペース』でオリンピックを経験されています。(夏季と冬季、両方のオリンピックに出場したアスリートは大菅さんを含めて日本人ではわずか5人)先週も伺いましたが、同じ五輪でも夏と冬では空気感がまるで違うそうで、季節も手伝ってか、夏のほうが断然、華やかで陽気。「夏を経験したことで陽キャになれた」とご本人は語ります。中学時代にソフトボールをしていた大菅さん。アテネのときにソフトボールチームの選手村を訪ね、憧れの宇津木妙子監督にサインをもらったこともあるのだとか。 

今回はそんな大菅さんのサイクルライフをお聞きしました。 愛用の自転車、そのうちの1台はデローザの「アイドル」。何より白と赤というカラーの鮮やかさに魅力されたそうです。また、当時富士山をのぼるトレーニングをしていて、山をのぼるのに適したタイプであることも決め手の1つ。「アイドルは流麗な感じで格好良くてかわいいですよね」(疋田さん)、「アイドルという車種の名前も含めてまさに陽キャ寄りですね!」(石井さん)と2人も大菅さんの目の付け所の良さに膝を打っていました。 

そして、もう1台は今メインで乗られているという子乗せママチャリ。前側にお子さんをのせるタイプで、もうすぐ6歳になる娘さんと楽しい時間を共有されているようです。選ぶときの最大のこだわりは「電動アシストタイプは買わない」。「元オリンピック選手として電動に頼るわけにはいかない。自分の足だけで十分」という信念がそうさせたそうです。これには石井さん、疋田さんも目が点。

子乗せママチャリは頑丈にできている反面、元々の車体が重く、さらにお子さんの体重や荷物が加わるので相当な重量になります。それをアシストなしで、しかも女性がコントロールするのはふつうは至難の業。しかし、「まったく気にならない。むしろ坂を前にすると、いかに立ち漕ぎしないでのぼれるか、そういうゾーンに入るんです(笑)」と大菅さんは涼しい顔で語ります。オリンピック代表選手の矜持を見た気がしました(笑)

一方で、ママ友に「なんで電動じゃないの?」と指摘されたことも。そのときは「自分の足を信じてるんだ」と答えたそうです。「でもそのお母さんには元選手だということを明かしてないのできっとポカーンだったでしょうね(笑)」と回想。 

そのほか、今興味あるミニベロのお話や、いつか娘さんと自転車で実現したい夢について3人で盛り上がりました。詳しくはぜひ音声でお楽しみください。 

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