【2023/02/12】サイクルライフナビゲーターの絹代さんと女性の自転車用ヘルメットをものすごく考える

石井正則(七代目自転車名人)と疋田智がいろんな角度から自転車の魅力を発信するTBSラジオ「ミラクル・サイクル・ライフ」(毎週日曜日18時30分~19時) 今週の「ポイント オブ サイクルトーク」はこちら!
先週に引き続きサイクルライフナビゲーターの絹代さんをお迎えしました。
まずは絹代さんの近況から。1月に北海道北見市を訪れ、北見を拠点に活動する女子カーリングチーム、ロコ・ソラーレのみなさんと会ったそうです。選手たちも自転車好きでロードバイク乗り。一方で、北見には多くの遺跡やおいしいスイーツのお店があるそうです。市内を自転車で散策し、ライドのあとにアフタヌーンティーを楽しむ動画をYouTubeで発信。それを見た石井さんによると、わずか2~3分の間に「これでもか」との頻度でスイーツを堪能していたそうです(笑)。スイーツ好きの方も楽しめるコンテンツのようですね。
続いて、絹代さんならではの視点で女性サイクリストのファッションの変化を伺いました。ここ数年、劇的な変化が訪れたと絹代さんは語ります。少し前までは身体のラインがくっきり出ることに抵抗を感じる女性が目立ちましたが、今はその逆。堂々とレーパン(レーサーパンツ)を身につける女性が増えたそうです。「きちんとレーパンを履きこなせることが格好いい証」というのが彼女たちの考え。さらに、おしゃれに前のめりな方たちは、レーシングウエアを自分なりにコーディネートすることが楽しみのひとつになっているのだとか。
続いてはファッションつながりで、4月から着用が努力義務化されるヘルメットについて。同じ身につけるものでも、レーパンやウエアとは比べ物にならないくらい、女性にとってはナーバスなアイテムだということが絹代さんの口ぶりから伝わってきました。
おしゃれな服装にレーシーなヘルメットはどうしてもミスマッチ。女性は鏡で見たときに自分の顔にマイナスになるものはつけたがらないので、いかに女性がつけたくなるようなヘルメットを提供できるかが大切。実際に女性に対して自転車の魅力を発信する絹代さんとしては『あの人みたいになりたくない』と思われるわけにはいかないので、どんなヘルメットを被るのが理想的か、今まさに激しいプレッシャーを感じているそうです。
そんな中、いくつかのヒントを語ってくれました。たとえば、子どもを自転車で送迎するママさん向けにお子さんと同じテイストで、親子で被れるヘルメット。そして、何らかの工夫を施して小顔に見えるものを作る。そのほか、ヘルメットを持ち運ぶ上で、便利でおしゃれな収納バッグを作るといったもの。
さらに3人の間で「トップファッションブランドとのタイアップ」、「魅力的なキャラに洒落たヘルメットをつけてもらうアニメ作品とのコラボ」、「思い切ってヘルメットという名称を変える」といった大胆で夢のあるアイデアも飛び出しました。 そして疋田さんからは、現状と深くリンクする「1986年ショック」という興味深いお話も。 詳しくは音声でお楽しみください。
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