特集「100年の歴史を持つ『週刊朝日』が休刊へ。雑誌業界の現状と今後」植村八潮×荻上チキ▼2023年2月1日(水)放送

荻上チキ・ Session

TBSラジオ『荻上チキ・Session』(平日午後3時半~生放送)
『荻上チキ・Session-22』から続く、新世代の評論家・荻上チキと南部広美がお送りする発信型ニュース番組。

2023年2月1日(水) Main Session

100年の歴史を持つ『週刊朝日』が休刊へ!
雑誌業界の現状と今後
 

スタジオ出演

専修大学文学部の植村八潮さん

特集

1922年に創刊され、日本の週刊誌の草分けとして100年の歴史を持つ『週刊朝日』がことし5月末で休刊すると、
発行元の朝日新聞出版が発表しました。朝日新聞出版は、その理由について「週刊誌市場の販売部数・広告費が縮小するなか、今後はウェブニュースや書籍部門に、より注力していく判断をしました」としています。

『週刊朝日』は、100年余りの歴史がある日本でもっとも古い総合週刊誌のひとつで、派手な芸能報道や成人向けグラビアとは一線を画す硬派路線を貫き、1950年代には100万部を超える発行部数がありましたが、去年12月の平均発行部数は7万4125部にとどまっていたということです。

また、1993年には掲載されたイラストをきっかけに、新右翼活動家が抗議。朝日新聞本社で拳銃自殺する事件も発生。2012年には、自身の出自を題材にした連載に当時の橋下徹・大阪市長が抗議。朝日新聞出版の社長が
辞任する事態に発展し、週刊誌や報道のあり方も議論されました。

きょうは、週刊朝日の休刊発表をきっかけに、雑誌業界の現状を知り、それがどんなことに繋がっていくのか
専門家と考えます。
 

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「荻上チキ・Session」
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*ラジオはAM954/FM90.5
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