「街をデザインするクリエイター」特集! 福井県のデザインディレクター、新山直広さんが登場!

地方創生プログラム ONE-J

全国の皆さんと電話でおしゃべりするニッポン列島生電話「ローカルレコメンド」。
1月22日の放送は「街をデザインするクリエイター」を特集しました。

福井県のデザインディレクター、新山直広さん。
2009年に、人口およそ4,200人の町。
福井県鯖江市の河和田地区に移住し、鯖江市役所の職員を経て、
産地に寄り添うデザイン事務所「TSUGI(ツギ)」を設立。
“支える・作る・売る”をキーワードに、地域や地場産業のブランディングを行い、新たなデザイン業のモデルを築かれています。

本仮屋 「TSUGIでは何をデザインしているんですか?」

新山 「福井県鯖江市のものづくり事業所などで、まつわるデザインに困っている人の課題解決をしています。」

本仮屋 「鯖江の魅力は何ですか?」

新山 「鯖江といえばものづくり。メガネ、漆器、和紙など
半径10キロに7つ地場産業が集積している、ものづくりタウンなんです。
作ることに関して何でもできることが大きな特徴です。」

新山さんが手がけるのが、1年に1度のものづくりの祭典「RENEW」。
100社もの、工房や企業が参加し、来場者数は3日間でおよそ37000人を記録するほどの国内最大級の工房見学イベントなんです。

普段出入りできないものづくりの現場に訪れ、工房見学やワークショップ、ショッピングなどを体験できるそうです。

鯖江のものづくりは現代的なデザインも多く、お客さんの6割が20、30代の若い世代もたくさん訪れます。

そんなRENEWの初開催から約8年が経過し、周辺にはファクトリーショップが33店舗オープン。
RENEWをきっかけとして鯖江に移住してくる人も年々増えているそうです。

地元の職人さんとの関わり方で心掛けていることは、
「本質的なことは何か」を一緒に考える姿勢を醸成すること。
背伸びしないこと。フラットに接することの3つが大切なんだとか。

放送では紹介できませんでしたが、
新山さんの夢は越前鯖江エリアを日本一の産業観光のまちにすること。
産地に来てもらい解像度の高い購入体験をする、“E2C”を産地の新たな柱にすることを目指しています。
そうなることで、産地に新たな視点ができ、新たな人材が移住し、
さまざまなイノベーション起こることを期待しているそうです!

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