金田一秀穂さんに聞く「言葉づかいの移り変わり」

今日は「言葉づかいの移り変わり」と題し、言語学者の金田一秀穂さんを迎えてお送りしました。
金田一秀穂さんは、昭和28年生まれ。東京都のご出身です。言語学者の金田一京助さんを祖父に、国語学者の金田一春彦さんを父に持ち、4~5歳の頃から図鑑や百科事典に興味を抱いて、本好きの少年に育ちます。昭和58年、東京外国語大学大学院を修了。その後、中国大連外語学院、コロムビア大学講師、ハーバード大学客員研究員などを経て、東南アジア諸国での日本語教師の指導に携わります。昭和63年からは杏林大学外国語学部で教鞭をとり、現在も日本語教育、意味論、言語行動論をご専門に研鑽を重ねていらっしゃいます。また、テレビ、雑誌などでもご活躍の他、全国各地で精力的に講演活動を行っていらっしゃいます。
今回は、日本語、とくに言葉づかいの変遷や、時代ごとの特徴、最近の木になる言葉などについて、金田一さんが歩んでこられた半生を振り返りながら伺いました。例えば、近年、日常生活頻繁に使われる「大丈夫」ということばについても取り上げました。
また、金田一さんが「シンプルで誠実な言葉」をお使いになる方として挙げられたのが詩人の谷川俊太郎さんです。谷川さんの素晴らしい点などもお話しいただきました。さらに、谷川さんが詩を描いた、誰もが知る永遠のヒット曲もご紹介しました。
日本語を生業としている石澤さん、金田一さんの言葉に大きく頷いていました。
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番組は「radiko」の「タイムフリー」で放送後一週間、お聴きいただけます。下記のバナーをクリックしてください