新春企画「歌い継がれる昭和の民謡」

サンスター 文化の泉 ラジオで語る昭和のはなし

今回は、新春にふさわしい音楽をお届けしました。

日本に古くから根付く民謡のお話です。題して「歌い継がれる昭和の民謡」。日本を代表する民謡の歌い手、原田直之さんをお迎えしました。

原田さんは昭和17年生まれ。福島県のご出身です。昭和36年に民謡歌手の我妻桃也さんの内弟子となり、昭和39年に宮城県の民謡「長持唄」でレコードデビュー。昭和56年には「第2回松尾芸能賞」の歌謡芸能部門で「歌謡芸能賞優秀賞」を受賞。昭和60年にはミュージカルに出演するなど活躍の幅を広げました。NHK「民謡をあなたに」で全国区の人気となり、民謡の素晴らしさをお茶の間に伝えてこられるなど、民謡の伝統と魅力を多くの人に伝えた功績により、日本民謡協会から「民謡名人位」を、日本郷土民謡協会から「民謡栄誉賞」を授与されています。後進の指導にも積極的にあたるなど、名実ともに日本の民謡界を代表するおひとりでいらっしゃいます。

今回は、「そもそも民謡とは」というお話しから始まり、原田さんが民謡歌手を目指すきっかけとや、原田さんが若い頃に感じた民謡の魅力、師匠の我妻桃也さんから教わったことなどについて、いろいろとお話しいただきました。

さらに、原田さんがレコードデビューされた「長持唄」にまつわるお話し、師匠からの弟子へ歌い継がれてきた民謡のこれから、若い世代へ託す思いなども伺いました。

そして、日本各地に伝わる民謡の中から、皆さんがご存じの唄を挙げていただき、原田さんに解説していただきました。原田さんが挙げてくださったのは・・・

黒田節(福岡県) ソーラン節(北海道) 佐渡おけさ(新潟県) でした。

さらに原田さんが歌う「大漁唄い込み」「新相馬節」「最上川舟唄」もお届けしました。

原田直之が出演される「第11回 民謡の祭典」が1月24日・火曜日、東京の「中野サンプラザホール」で上演されます。原田直之さんを始め、山本謙司さん、早坂光枝さん、高橋キヨ子さん、松阪ゆうきさんら、ベテランから若手まで、日本を代表する民謡の歌い手が勢揃いします。チケットのお問い合わせなどは、MIN-ONインフォメーションセンター、電話:03 3226 9999 までどうぞ。

第11回民謡の祭典インタビュー | 松阪ゆうきオフィシャルブログ ...

番組は「radiko」の「タイムフリー」で放送後一週間、お聴きいただけます。下記のバナーをクリックしてください

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