今、注目の「シェアリングエコノミー」とは? 石山アンジュさん & 関東学院中学校・高等学校のインターアクト部の活動を取材! 1月9日放送分▼石井大裕×浦木柊×志村魁(TBSラジオ ・月曜21時~)

TOMAS presents High School a Go Go!!

「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまくいろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。

パーソナリティはTBSアナウンサーの石井大裕です。

 

2023年1月9日 放送

スタジオは、高校2年生の浦木柊(うらき・しゅう)さん、高校1年生の志村魁(しむら・かい)さんとお送りしました。

高校生の主張

毎週、番組のリポーターが各地の高校にお邪魔して、直撃インタビューする「高校生の主張」のコーナーです。

今週と来週、ご紹介するのは、横浜市にあります 関東学院中学校・高等学校 です。関東学院は、明治17年(1884年)創立の伝統校で、校訓に「人になれ 奉仕せよ」を掲げています。今回は、関東学院中学校・高等学校の「インターアクト部」を取材しました。小林萌夏リポーターが、部長で2年生の神戸喜太郎(かんべ・よしたろう)さん、2年生の金子慎(かねこ・まこと)さん、そして副部長で1年生の新倉千央(にいくら・ちひろ)さんにお話しを伺いました

小林萌夏リポーター:インターアクト部の活動について教えてください

生徒の皆さん:「インターアクト部は、『国際ロータリークラブ』の下部組織で、中高生のための社会奉仕クラブです。社会奉仕に含まれるものなら、思いついた活動を何でもやることができる極めて自由度の高いクラブです」(神戸さん) 「(インターアクト部は)きっちりとしたスケジュールといったものはなく、自由に活動をしています。主に奉仕活動に参加する人を決めたり、普段はどんな活動をするかを部員で話し合って、決めたことに対しての準備をしています。そして、不定期にボランティア活動や例会(ミーティング)を行っています」(新倉さん) 「毎年行っていることとして、7月から8月には他校のインターアクトクラブとサマーミーティングを行っています。また、9月から10月には文化祭で『部活展』をやっています。1月には他校のインターアクトクラブとウィンターミーティングをしています。部活展では、去年は『老人体験キット』というお年寄りの方々と同じような経験ができるセットを使って(生徒の皆さんに)簡単なアスレチックをやってもらいました。腰の矯正ベルトや視野を狭めるためのゴーグルなどです」(金子さん)

小林萌夏リポーター:個人、そして部の今後の目標を教えてください

生徒の皆さん:「来年度、私と金子は高校3年生になり、活動が出来なくなってしまいます。文化祭で金賞をとっていただきたいなと思っています。前回も前々回も、オーケストラ部やマーチングバンドに負けているので。個人としては、大学に入って『ローターアクト』に入りたいです。インターアクト部は18歳までの高校生が参加できるクラブですが、ローターアクトクラブは18歳から30歳までの大学生から社会人が入るクラブで、インターアクトクラブと比べて、もっと広い活動ができるクラブです」(神戸さん) 「自分も今、高校2年生で、もう活動の機会が少ないのですが、そのぶん積極的に活動に参加して、インターアクト部としての活動の幅を広げていきたいなと思っています」(金子さん) 「僕は来年、部活動の最高学年になり、責任感も増して大事な1年になります。その中で、個人としても部としても地域のネットワークを広げて、より大勢の人と関わることを目標にしています。そして、ひとりでも多くの中学生や高校生に部活動に加わっていただき、学校内でも自分の人脈などを広げていきたいなと思っています」(新倉さん)

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なんでも課外授業

「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」をゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。今週からは、社会活動家の 石山アンジュ(いしやま・あんじゅ)さんをお迎えしました

石山アンジュ さん

横浜市の出身。高校卒業後、国際基督教大学に進学し、平和研究を学びました。大学卒業後にリクルートに入社。その後、リクルートキャリアや、株式会社クラウドワークスの経営企画室を経て独立されました。2016年、一般社団法人「シェアリングエコノミー協会」の立ち上げに関わり、現在は協会の代表理事を務めています。デジタル庁の「シェアリングエコノミー伝道師」を務めているほか、「シェアリングエコノミー」を通じた新しいライフスタイルを提案する活動を行い、政府と民間のパイプ役として、規制緩和や政策推進にも従事されています。さらに、報道番組などでのコメンテーターや、新しい家族の形として「拡張家族」を提唱するなど幅広く活動されています。著書に「シェアライフ 新しい社会の新しい生き方」があります

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石井大裕アナウンサー:最近、至る所で「シェアリングエコノミー」という言葉を聞くようになりました。改めて教えてください

石山アンジュさん:実は、「シェアリングエコノミー」というのは古くて新しい概念です。古いという部分では、昔、皆さんのおばあちゃんたちは「テレビが2軒で1台だったのよ」とか「お醤油が足りなかったら貸し借りをしていたのよ」みたいな話を聞いたことがあるのではないでしょうか。それも広い意味ではシェアリングエコノミーなんですけれども、2016年頃から皆さんが持っているスマートフォン、当たり前にあるそのデジタルの力を通じて、お醤油を借りたい人とお醤油を持っている人を無数に可視化して、やり取りができるようになりました。これはデジタルが出てきたから出来るようになったことで、これがニューエコノミー、新しい経済としてのシェアリングエコノミーとして注目され、今、拡がっているという背景なんですね。それが「モノ」のシェアリングもあれば、自転車のようなモビリティのシェアリングもあれば、人の情報や時間やスキルのシェアリングもある。これもデジタル上で、誰が何のスキルを持っているのかを全部、可視化することによって、昔はお隣さんとしか貸し借りが出来なったものが、100人、1000人、そして海外の人と瞬時に交換したり、売買したり、取り引きが出来るということが今、インフラとして大きくなってきています。(例えばカーシェアリングですが・・・)皆さん、子供の時にお母さんに「他人の車に乗るなんて駄目だよ」とか「知らない人からお菓子をもらっても食べちゃ駄目だよ」と言われていたじゃないですか。それが今、デジタルの力で、何を信頼して他人の車に乗っても良いのか、他人とやり取りして良いのかという新しい信頼の形をデジタル上で作ることができることによって、先ほどまで知らなかった人の家に泊まったり、物を貸し借りしたり、車に乗ったりということができるようになったという背景があります

石井大裕アナウンサー:そうしたことが、まさに、石山さんの「社会活動家」としての仕事ですね

石山アンジュさん:そのような新しいものが出てきたり、どんな新しいものが出てくるのかということに対し、常にアンテナを張りながら、もう一方で、この新しいものが、どうやって今の社会の課題を解決するのだろうかということを常に考えています。例えば、車のシェアリングであれば、今、日本はどんどん人口が減っていって「過疎」と言われるような地域が全国に増えています。過疎地域のおばあちゃんが病院に行きたいと思っても、人口が減っているので電車やバスが10年前は10本通っていたけれど、今は一日に1本かもしれないので病院に行けない、行っても帰ってくることが出来ないと。ではそこにタクシーがあるかというと、お客さんがいないのでタクシーも撤退してしまうんですよね。こういった企業の資本も行政のサービスもどんどん無くなってしまう地域というものが増えていった時に、では市民同士で助け合って、乗り合い交通をしたらどうですか、送ってあげたらどうですかということを、口頭だけではなくてデジタルの力を借りれば、今の「買い物弱者」や「交通弱者」の問題が減るのではないでしょうか。あとは子育てに関しても、今、どんどん核家族化して子育てをしながら働くのは大変ですよね。子育てをシェアリングすることによって、今、お子さんを育てている方の負担を減らせるのではないかといったことを世の中に広めたり、政策として推進してもらうために行政に働きかけたり、そこにルールがなければ、法律を作るところに働きかけたりということをしています

番組は下記のバナーをクリックして、radikoのタイムフリーでお聴きください!放送後1週間以内、聴くことが出来ます!

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