イモトが語る、映画「ラーゲリより愛を込めて」の魅力、大ファンの「満島ひかりの色」とは!?

イモトが、最近見た映画やアーティストの魅力について語り尽くす!映画「ラーゲリより愛を込めて」を観たというイモトが「出ている人のお芝居が素晴らしいね!」とちょっと上から目線で大絶賛。また、ドラマや歌番組で見た「満島ひかりさん」については「ただのファンなんです!」とイモト。そんなイモトが指摘する「満島色」とは!?

イモト、映画「ラーゲリより愛を込めて」で大号泣!「お芝居が素晴らしい」
イモト:今日は“評論家・イモトアヤコ”が降臨するかもしれないですね(笑)ちょっと時間があったもので、いろいろな作品を観てまして。いくつか話をしちゃっていいですか?収録の関係で少し時差があるんですけど、最近観たばかりという熱い気持ちを皆さんと共有がしたくて。
イモト:まずね、映画ですね。「ラーゲリより愛を込めて」、皆さん、観ました??もうね、これは泣くだろうと思って、いつもはハンカチを持ってないけど、さすがにハンカチを持って行きました(笑)今までは映画を見に行って涙を流しても、ハンカチが無くてカバンの布部分で拭いていたんですけど(笑)今回は前評判を聞いて絶対に泣くからと思って、分厚めのハンカチを用意して。もうそのハンカチがびっちょびちょよ!絞れるじゃないかというほど、びちょびちょになりましたね!
「ラーゲリより愛を込めて」は実話!
イモト:映画の内容は簡単に良かった・感動したという感じで終われない、実話の映画なので。第二次世界大戦が終わった後に、シベリアで抑留されるという。それが二宮和也さんが演じる山本さんという人なんです。「ラーゲリ」というのが収容所ということなんですけど、そのラーゲリにいる男たちの日々、厳しい戦いの中で希望を忘れずに生きるというのを描きつつ、二宮さん演じる山本さんの奥さんが北川景子さん演じる山本モジミさんという方がいるんです。そのモジミさんは日本で4人の子供を強く育てていて、シベリアにいる夫となかなか会えないという、簡単にいえばそういうお話なんです。
イモト:いやでも、そんなもんじゃないのよ!すごいのよ!やっぱりこれが実際にあったという話で、わたしは映画を見ながら心が苦しくなってきてね。だって想像してごらんよ、そんな簡単に想像はできないけど、自分がもし同じ立場だったとして、1年後、2年後に帰国できるのでそれまで強制的に働いてくださいだったら、まだどうにかこうにか気持ちを保てるけど、いつ帰れるかとも言われないし。それが明日かもしれないけど3年後かもしれない、10年後かもしれない、という終わりがわからない中で、ひたすら日々を生きるという。だけど、その中でも二宮さん演じる山本という男はね、希望を忘れないのよ!どんなに絶望的な状況であっても、必ず希望を忘れず、生きようとするのよ!そこに心を打たれてね。もう、涙が止まらないよ!

「出ている方々のお芝居が素晴らしい!」
イモト:もちろん、映画のお話もそうですけど、出ている方々のお芝居が素晴らしいですよ!もう上から目線で言っちゃうけど(笑)素晴らしい芝居だったね!二宮さんはもちろんですけど、「北川景子」、素晴らしい女優ですね!(笑)良い演技だったよー、素晴らしかったよ、景子ちゃん!(笑)ネタバレになるから詳しくは言えないですけど、4人の子供を育てる強い部分と、旦那さんに会えない苦しさや寂しさみたいなのが出る瞬間もあるんだけど、あのシーンも良かったなー!良いシーンだった!二宮さんの~、ああ、ちょっと言えないんだけど・・・いいシーンがあるんだよ!他に出ている方も素晴らしいのよ、桐谷健太さんもすごいし、松坂桃李さんも出てるのよ。あと中島健人さんも素晴らしかったし。
イモト:そして!何よりも安田顕さんですよ!「すっぴんしゃん」にもゲストで来ていただいて。ほんとにあれは幻だと思いますよ!あの安田顕さんがこのスタジオに本当に来たっけ!?と思うくらい。やっぱ凄いですね、安田顕さんは!これもネタバレになるから言えないけど、最初ちょっと今風にいえば“闇落ち”している風の安田顕さんというのかな。生きることを諦めているような感じの安田顕さんが出てくるんです。特殊メイクもあって顔もボロボロだったりして。その“闇落ち”している時の安田顕さんの“目”もヤバいから!
イモト:そこから山本さんに出会って生きるということを始めるんだけど、陰から陽へ徐々に変わっていく安田顕さんの表現力、素晴らしかったですねー!素晴らしかったですね!一人一人のお芝居も素晴らしいし、そしてお話も素晴らしい。実際にこういうことがあったわけで。これはぜひ見るべき映画だなということを感じましたね!

イモト、「頭痛がするくらい泣いた!」「賞、取っちゃう!」
イモト:私はわりと早い時期に映画館に行ったら、もちろん年配の方もいっぱいいたけど、それと同じくらい若い方々もいて。これは良いことだなと思いましたね。ほんとに分厚めのハンカチを持っていくことと、ポップコーンはやめた方がいいかもね(笑)食べる状況じゃ無くなっているかも。それか前半の15分くらいで一気に食べるか(笑)あまりデカめのポップコーンはオススメしませんね(笑)良い意味でというかわからないけど、頭痛がするほど泣いたね(笑)映画が終わってトイレに行って手を洗いながら、あれ、頭痛がするとくらい泣きましたね。
イモト:主題歌も最高なのよ!私の大好きなMrs. GREEN APPLEさんの「Soranji」という曲で。本当にこの映画により沿っている歌詞で。この映画のために作られたんだろうなという。本編が終わってエンドロールが流れる時も余韻だよね。余韻にずっと浸りながら最後までいられるという。これは賞を取っちゃうじゃないの!?全員が最優秀~という賞を取っちゃうじゃないの!?というくらい、お話もお芝居も素晴らしかったですねー。ずっと上から目線ですけど(笑)
イモト:映画に出ている役者さんからしたら、やっぱりお芝居じゃないですか。なんだけど、あれだけあの環境に馴染むというか、そこにいる人達に見えるというのは、たぶんカメラが回っている時以外もすごく努力をしないと。だってさ、カメラが回る3秒前まで温かい暖房の部屋でぬくぬくして、「じゃあお願いします!」と言われて撮れる映像じゃないと思うんですよ。たぶんずっとそこにいて。じゃないと、あそこまで衣装が馴染まないと思うし、作品を見ていて出ている皆さんがまったく違和感が無いんですよ!そこにいる人達に見えるから!
いや~良かったですよ!それくらい良かったんで、ぜひ、見ていただきたいですね!私は1秒も出てないですけどね(笑)映画はまだ公開中だと思いますので、ぜひ、見てみてください!

イモト、満島ひかりさんの魅力について大いに語る「満島色があるのよ!」
イモト:そして、もう1つあるのよ!Netflixの「First Love 初恋」、見ました?ど直球のラブストーリーで。宇多田ヒカルさんの「First Love」という曲の歌詞の中の世界観を映像化して。全9話なんですけど、壮大よ!ある2人の20年間のラブストーリーを描くという。
イモト:主演が佐藤健さんと、満島ひかりさん。はっきり言いますよ、私、満島ひかりさんのファンですよ!前にも話したかもしれないけど、こっそり満島ひかりさんが出ている舞台に行ったりしているんですよ!だから、今回も満島ひかりさんが出ているから見ようと思って。これも素晴らしかったですね!最近、あんなど真ん中のラブストーリーの作品を見ないし、満島ひかりさんがラブストーリーをやっているイメージもあんまり無かったですけど、いいですね~。似合いますね~。声も良かったですね~。
イモト:もちろん、佐藤健さんも満島ひかりさんも素晴らしいんですけど、2人の若い頃を演じた2人の俳優さん(八木莉可子さん、木戸大聖さん)も最高でしたね!キュンキュンするのよ、ほんとに!ああいいな、青春ってこんな感じだったのかなという。それが年齢を重ねるとともにあれだけ真っ直ぐでピュアな想いはどんどんややこしくなっていって。大人になればなるほど、ただただ好き!というのを言えばいいのを伝わらなくなるのよ。これはネタバレになるから言えないけど、なんだかんだがあって、また再会して。

イモト、「Netflix『First Love 初恋』は衣装!」
イモト:あと、これは私の中での注目ポイントがあって。お話もお芝居も素晴らしいんだけど、衣装!この「First Love 初恋」の衣装、特に満島ひかりさんの衣装が良くて。私、今回の作品を見て確信したんですけど・・・「満島ひかりさんというのは世界でいちばん水色が似合う女性」だと思うんですよ!!世界でいちばん水色が似合う人間だと思っていて!今回の作品でも高校時代でも大学時代でも働いてからもずっと、ベースは“水色の衣装”なんですよ。タクシー運転手の役なんですけど、それも制服が水色というか、ちょっとエメラルドグリーンがかってるかもしれないですけど。独特の・・・もう「満島ひかりカラー」ですよね!あれは「満島色」ですよ、あれは!色として言いようがないの、青でもない、水色でもないし。あれは「満島色」というのがあるのよ!あれ、どこで売ってるの!?という(笑)
イモト、「満島ひかりさんの洋服」に注目!
イモト:満島さんって良い意味でいつも変わったお洋服を着られているんだよね。いろんな作品に出られているんですけど、満島さんもだけど相手役の佐藤健さんもなのかな、お話全体として衣装がとても独特で。青色の家族と赤色の家族というように分けられている家族という風に私は感じ取って。先日、満島ひかりさんが三浦大知さんと共演した「FNS歌謡祭」に出た時の歌も表現も素晴らしいけど、水兵さんみたいな衣装を着てなかった!?あれも青っぽかったし。ギタリストの方2人との共演で、荒井由実さんの「ひこうき雲」を歌った時もデニムでね。これもまたちょっと青っぽい感じでね。満島さん、水色が好きなんじゃないかな。それとも満島色なのかな。すべての色を満島色にしてしまうのかな!?

満島さんの魅力について「安室奈美恵さんを語る時と同じテンションになる!」
イモト:なんていうんだろうね、満島さんの魅力って。あの・・・これ、安室さんを語る時と同じくくらい早口になっている自分がいるんだけど(笑)安室さんを語る時と同じテンションなのよ!やっぱり好きだから!同じアクターズスクールでね、「Folder5」で、沖縄出身でというのはあると思うんですけど。満島さんのお芝居される時の表現と、歌を歌われる時の表現も、なんかさ、満島ひかりさんって“表現者”だよね!女優とか歌手とかじゃないのよ!満島ひかりってノーカテゴリーなのよ!もう満島ひかりというものなのよ。それがやっぱり素晴らしい。だから、映画とか見ちゃうのよ!それが満島ひかりなのよ!いや~カッコいいね!だから・・・私、満島ひかりさんに関しては”ただのファンですね(笑)ただのファンということが・・・わかりましたね。
(「イモトアヤコのすっぴんしゃん」1月11日放送)