バレエダンサーの熊川哲也さん2周目!運命の車について語ります

カーマニアの安東弘樹が、これまた車が大好きな方をお迎えしてお送りする30分。
今週のゲストは先週に引き続き、バレエダンサー、舞台監督などなど、様々な肩書きを持つ「熊川哲也」さん!
熊川さんにとって「運命」とも呼べる愛車の話を伺いました。
<熊川さんにとっての運命の愛車とは?>
それは「ジャガーEタイプ・シリーズ1・ロードスター」(1965年物)。
飛行機みたいな流線型で、どこを見ても美しいと語ります。
実は熊川さんが現在、所有している同車種は2台目。
たまたま見つけた「Eタイプロードスター」。
欲しいなぁと思いつつ、悩んだ挙句、一度は断念。
しかし物欲は抑えられず、再度、購入意思を前オーナーに伝えたら、すでに順番待ちだったとか。
気が気じゃない日々を過ごしたそうですが、念願叶って、この名車を再入手したそうです。
このマシンを購入したキッカケ。
それは「運命」を感じたから。
再度、購入意思を伝え、このマシンの証明書をマジマジと見たら、なんと15歳の頃、熊川さんが最初にイギリス・ロンドンにホームステイしていた所のディーラーであることが判明したんです。
この偶然に運命を感じ、どんなコンディションでも購入することを決意した熊川さん。
そして入手した運命の車は、これから整備段階に入るそうです。
<熊川さんとサバンナRX-7の話>
熊川さんが若かりし頃のエピソード。
ロンドンに住んでいた10代後半、先輩から格安で譲ってもらった85年式の「サバンナRX-7」に乗っていたそうです。
そのマシンで友人と共にスコットランドへドライブ。
その帰り道、ネス湖周辺を走っていたところ、なんとウェットな路面でスピン!
そのまま沼に落ちたそうです。
真冬の真夜中で辺りは真っ暗。
なんとかヒッチハイクで近くのパブ付きホテルに行ったものの、入場を断られた2人。
仕方なく近くにある電話ボックスに友達と身を寄せて、ガタガタ震えながら「AA(日本でいうJAF)」を待ったそうです。
そしてやって来た「AA」と共に転げ落ちた現場に行き、灯りを照らしてみると…
何とガードレールのない崖の手前!まさにネス湖に落ちる寸前!!
そんなこんなでスコットランドからロンドンまで、レッカー移動にて愛車を運んだそうですが、あまりにも疲れていた熊川さん。
何故か途中で「もう疲れた。この車を売ろう」と思い立ったそうです。
そこでバーミンガムのマツダに飛び込んで、サバンナを買い取ってもらったそうですが、その買取金額、何と150ポンド(当時の日本円で4万円くらい)と、今じゃ信じられないくらいの激安。
そのお金で熊川さんとお友達のスニーカーを買って帰ったんだとか…
<熊川さんにとっての車とは?>
車とは「Back to the future」の「デロリアン」と語る熊川さん。
その真意とは…
「未来にもいけて、過去にもいけて、景色も変わって、人間関係も生まれて」
確かに車とは「デロリアン」そのもの!

<来週のゲストはサニーデイ・サービスの曽我部恵一さん>
来週のゲストは、ロックバンド「サニーデイ・サービス」の曽我部恵一さん!
お楽しみに!
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