カレーの要素を分解したら・・・祐天寺の名店「レカマヤジフ」の生コショウを味わう【第3回・『斜脳』】

脳盗

 

新コーナー「斜脳(しゃのう)」

スコッチウイスキーでお馴染みのジョニーウォーカーさんの提供でお送りするこのコーナー。

ジョニーウォーカーのラベルが、他の酒瓶よりも目立つために意図的に20度斜めになっている、という史実をもとに、世の中の見方が20度くらい変わるような、作品やコンテンツを毎週ご紹介。

リスナーの皆さんには是非、ジョニーウォーカーを片手に楽しんでいただければと思います。
 

カレーの舞台裏がわかる店「レカマヤジフ」

TaiTan:今週もこのコーナーお送りします「斜脳」!!

(コーナーテーマ曲「skillkils/Munchy」)

TaiTan:今回で3回目の斜脳なんだけど、今日ご紹介するのは作品とかではございません。カレー屋さんでございます。

玉置:おお!

TaiTan:「レカマヤジフ」という。祐天寺にあるカレー屋さんをちょっとご紹介したいなと

玉置:レカマヤジフ?

TaiTan:「レカマヤジフ」ね。これ反対から読むとフジヤマカレーっていう。

玉置:ああ、そういうことか!

TaiTan:ちょっと不思議なお店なんでございますけれども。祐天寺にね、2~3年前にできたお店でございまして。このカレー屋さんに行くと、なぜ20度くらい世の中の見方が変わるかというと・・・

玉置:うん 

TaiTan:カレーの舞台裏がわかるようになりますね。

玉置:舞台裏?どういうことでカレーの舞台裏って

TaiTan:多くの人はさ、カレーをさ、わんぱくな食べ物だと捉えている節があるなと思ってるんですよね。

玉置:まあ、小学生好きなものランキング1位だもんな

TaiTan:マル・マル・モリ・モリとさ、食べるじゃない。でもカレーを構成してるものってさ、複数のスパイスと、ルーに溶けて見えなくなってる生姜とかさ、ニンニクとかさ・・・。いろんなものが合わさって、このカレーというモノになるわけですよ。

玉置:なるほどね

TaiTan:で、このレカマヤジフというお店は一体どういうコンセプトのカレー屋なのかというと、「カレーの分解」っていうものをテーマに掲げてるお店なんすよね。つまりカレーのスパイスとか材料、さっき言ったショウガとか、ニンニクとか、それぞれ単品で楽しんでもらうっていうコンセプトになってる。

玉置:おもろいね

TaiTan:そうそう。もっとわかりやすく言うと、お店に入って席に着くと最初に出されるのが「生姜の茶碗蒸し」だったりするんだよ。

玉置:なるほどな

TaiTan:つまりカレーという要素を分解していって、生姜に焦点を当てた料理はこれですよと。じゃあ次に出てくるのが、クミンの何やらですとか、カルダモンの何とかですみたいな・・・。つまりさ、それぞれの材料ごとの料理を食べていって、その果てにトータルの2時間でひと皿のカレーを食べる体験ができるみたいな。

玉置:それはおもろい

TaiTan:そういうちょっと不思議なお店で。カレーってこういう味の組み合わせで出来てるんだ、みたいなことを楽しむ。しかもこのシェフの方がさ、中華料理屋出身だったりして。なんかちょっとアプローチが、いわゆるインディアンテイストとかっていうよりかは、中華のアプローチを感じる。そういうお店なんでございますけれども。

ベロの芯に当たるっていうかさ・・・

TaiTan:今日はね、このお店で取り扱っている生コショウっていうのが瓶で売ってて・・・

玉置:生コショウ!いいね~

TaiTan:これをちょっと周啓君に買ってきたので、是非ね、実食して頂きたいんですよね

玉置:(笑)

TaiTan:何笑ってんだよ

玉置:ありがたいよね~(笑)

TaiTan:お前さっき何食ったんだよ!腹パンパンですって顔してるけれども。せっかくスタッフが生ハムと、ローストビーフとパンまで買ってきてくれてるんだから。

玉置:すごいよね

TaiTan:どれにつけて食べても、これ本当美味しいよ。

玉置:へえ、コショウのオイル漬け

TaiTan:ちょっと今、周啓くんが食べるのでみんな静かにしましょう

玉置:なんなんだお前、いじめなんだよ!

TaiTan:私は繋ぎません、話を

玉置:こういう担任がいる学校は、避けるべきだよな。「はい今、玉置くんご飯食べるから静かに~」

TaiTan:(笑)

玉置:うわ、すげえめっちゃいい匂いだ!これは直で食べるの?

TaiTan:直で言ってみようか

玉置:てか、美味い!!

TaiTan:おっしゃー!

玉置:普通にうまいわ、すごい

TaiTan:めちゃくちゃ美味しいでしょ、生コショウ

玉置:普通のいわゆるコショウよりも何かカーンとくるね、香りが

TaiTan:そうそう。味がね、ベロの芯に当たる感じがするっていうかさ

玉置:うん、そうね(笑)

TaiTan:いま笑うとこあったかお前

玉置:いや、なんか彦摩呂は言わねえだろ!ベロの芯に当たってとか

TaiTan:お前っ・・・、俺が今日昼間考えてきたフレーズを彦摩呂は言わねえだろって、なんだお前!

玉置:考えてきてそれだとしたら、もっと頑張った方がいいな

TaiTan:飯に対するさコメント力が弱いって自分で思ってるからさ、昼間考えてきたんだよ

玉置:っていうか普通にジョニーウォーカーとも合うな

TaiTan:きた!この一言を引き出すために私は今日ね、このコショウを用意しました。いやでも本当にめっちゃ合うと思う。

玉置:汎用性があるしいいね。これあるだけで、なんかちょっと気が利いてるやつだなって

TaiTan:いや本当にそうだよね。是非ジョニーウォーカーと皆さんね、「レカマヤジフ」の生コショウ召し上がってみてください。

 

今週紹介したのは祐天寺にあるカレー屋さん「レカマヤジフ」の生コショウでした

 

 

【パーソナリティ】

TaiTan

ラッパー。DosMonosのメンバーとして3枚のアルバムをリリース。台湾のIT大臣オードリータンや、作家の筒井康隆とのコラボ曲、テレビ東京との共同で『蓋』を企画するなど、領域を横断した作品づくりが特徴。また、Spotify独占配信中のPodcast『奇奇怪怪明事典』やTBSラジオの『脳盗』のパーソナリティもつとめる。

玉置周啓

4人組バンドMONO NO AWARE、アコースティックユニットMIZのギターボーカル。作詞作曲をつとめながら、エッセイ等の執筆活動や漫画やイラスト等も手がける。 Spotify独占配信中のPodcast『奇奇怪怪明事典』やTBSラジオの『脳盗』のパーソナリティもつとめる。

 

『脳盗』本編も是非radikoで聴いてみてください!!

メールアドレス:noto@tbs.co.jp
twitterのハッシュタグは 「#脳盗」 です
是非番組への感想などをお寄せ下さい。

 

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