俳優、藤田悠さん 「高校生の皆さん、好きだと思ったことは、とことん続けよう」 & 品川翔英中学校・高等学校 生徒ひとりひとりに合った学習プログラム 12月19日放送分▼石井大裕×志村魁×浦木柊(TBSラジオ ・月曜21時~)

TOMAS presents High School a Go Go!!

「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまくいろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。

パーソナリティはTBSアナウンサーの石井大裕です。

 

2022年12月19日 放送

スタジオは、高校1年生の志村魁(しむら・かい)さん、高校2年生の浦木柊(うらき・しゅう)さんとお送りしました。

高校生の主張

毎週、番組のリポーターが各地の高校にお邪魔して、直撃インタビューする「高校生の主張」のコーナーです。

今週も、東京都品川区にあります 品川翔英中学校・高等学校 を紹介します。品川翔英は、1932年(昭和7年)創立の伝統校で、2年前に現在の学校名に変わり、女子校から共学校になりました。校訓には「自主」「創造」「貢献」を掲げています。今回は、品川翔英の高校2年生で、「全国高校生社会イノベーション選手権」に出場し、見事、準優勝に輝いた4名のうちの3名、高橋百々(たかはし・もも)さん、小出春那(こいで・はるな)さん、橋本龍之介(はしもと・りゅうのすけ)さんに、古田敬郷アナウンサーがお話しを伺いました。橋本さんは留学先のカナダからリモートで参加してくださいました

古田敬郷アナウンサー:品川翔英の授業の特徴や、皆さんが取り組んでいる学習について教えてください

生徒の皆さん:「私は『確認テスト』です。確認テストは単元ごとにテストを行う制度で、自分の中で、ひと単元ごとにしっかり集中できるのがとても良いポイントです。毎週、テストが多くて大変ですが、自分の苦手を発見しやすかったり、模試の対策にも役立てるのではないかと思っています」(高橋さん) 「私が好きなシステムは『メンター制』です。メンター制は、生徒が自分で担当となる先生を選べる制度です。私はもともと英語が好きということもあるのですが、それをもっと向上させたいと思ったので、アメリカ人の先生を選びました」(小出さん) 「(留学中のカナダで通っているのは)公立の学校です。日本と違うところがあって、日本は中学校、高校と分かれていますが、カナダは学年が1から12まであります。その中で僕は今、高校2年生ですから11年生です。(留学2か月目、英語は上達しましたか?)前までは翻訳機を使っている時期があったのですが、今では一生懸命、『喋れない』ではなくて、違う言葉に言い換えて喋ってみています」(橋本さん)

古田敬郷アナウンサー:今後の進路、将来就きたい職業を教えてください

生徒の皆さん:「私は医師を目指しています。理由は、今まで私のことを支えてくれたり、助けてくれる人が大勢いて、今度は私がそうした助ける仕事に就きたいなと思い、医師を目指そうと考えました」(高橋さん) 「私はカウンセラーに興味があります。福祉職、その中でも特に『児童福祉』に興味があるので、子育てに関する悩みを聞くカウンセラーになれたら良いなと思っています。カウンセラーになるのには国家資格が必要ですが、それを取得するために心理学科に行きたいです」(小出さん) 「やりたい仕事が決まっていなくて迷っているのですが、空港の仕事に就きたいのと、あとはシステムエンジニアの2つ(の仕事)で迷っています。空港で働きたい理由は英語です。やっぱり英語を喋りたいですし、空港に行けば海外から来た外国人の方に対応すると思うので、英語を喋れるかな?というところを試したいですね。システムエンジニアは、僕の生活の中で『こういうシステムを、もうちょっと違うように改善したら売れるんじゃないかな』などということを日常的に、けっこう、頭の中で考えてしまうので、それを実行したい気持ちがあります」(橋本さん)

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なんでも課外授業

「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」をゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。今週も、俳優の藤田悠(ふじた・はる)さんをお迎えしました。

藤田悠 さん

1997年生まれ、イギリス・ロンドンの出身です。幼少期の8年間をロンドンで過ごし、その後、帰国されました。慶應義塾大学経済学部に進学すると、学内の演劇活動サークルに所属して学生演劇に打ち込み、これが俳優を志すきっかけとなりました。大学を卒業後、俳優としての活動を本格的に開始。東京での上演が世界的に話題となっている舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」のオーディションで、ハリー・ポッターの次男「アルバス・ポッター」役を射止め、現在、ロングラン公演に出演中です。英検1級の語学力と大学時代に培った演技力で、現在、若手の舞台俳優として注目されています

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浦木柊さん:場数を踏んでこられた中で、昔から大切にしてるのはどんなことでしょうか

藤田悠さん:僕は最初、映画やドラマなどを観るのが好きで(芝居の世界に)入ったので、やっぱり、少し抵抗がありました。舞台の「大きな演技」みたいなものに。最初からリアルにやり取りする、舞台上で起きていることに真摯にちゃんと反応する、それを受けて会話をしてゆくというところは、全然、演技などもやったことがないような段階から大事にしていたかも知れないですね。あと、その当時、いちばん最初に教えてくださった先輩の演出家の方が、「役として『生きる』ということを、とにかく大事にしてほしい」と言っていって、それが残っているのかもしれないですね

石井大裕アナウンサー:ラジオをお聴きの高校生の皆さんへメッセージをお願いします

藤田悠さん:お聴きいただき、ありがとうございます。そうですね、自分が「好きだな」と思ったことに関しては、やっぱり、もう、とことん続けることですね。きついと感じる時もやめないで、ギリギリまでやってみるということが良いのではないでしょうか。僕は、なんだかんだ、そうやって今、ここにいるのかなというふうに思っていますので、皆さん、ぜひ、好きなことがあったとしたら、それに向かって猪突猛進で向かっていってもらえると良いなと思っています

藤田悠さんは、現在、ロングラン上演中の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」に、ハリー・ポッターの次男「アルバス・ポッター」役で出演中、福山康平さんとダブルキャストで務めています。舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」は、東京・赤坂、東京メトロ千代田線・赤坂駅すぐの「TBS赤坂ACTシアター」でロングラン上演中です。現在、来年5月公演分までのチケットが好評販売中、来年6月以降の公演の継続も決定しています。チケットなどの最新情報は、「ハリー・ポッターと呪いの子」で検索して公式ホームページをご確認ください

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番組は下記のバナーをクリックして、radikoのタイムフリーでお聴きください!放送後1週間以内、聴くことが出来ます!

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