「満足しちゃいけない、過去の栄光に過ぎない」車いすバスケットボール日本代表・赤石竜我が語る東京パラリンピック

井上貴博 土曜日の「あ」

TBSラジオで毎週土曜、13時からお送りしている『井上貴博 土曜日の「あ」』

13時30分ごろからは車いすラグビー日本代表の池崎大輔選手がパーソナリティを務め、パラアスリートやパラスポーツに携わる人にお話を伺う『池崎大輔 パラスポーツの「あ」』を放送しています。

11月26日は、東京2020パラリンピック・日本代表の赤石竜我選手をお迎えしました。
東京パラリンピックで銀メダルを獲得した赤石選手に、大会の振り返りと2024年に開かれるパリパラリンピックに向けてのお話を喜入友浩アナウンサーと伺いました。
喜入「池崎さんも元々車いすバスケされてたんですね?」

池崎「高校2年生から15年間車いすバスケをやってましたね。やっぱ花形なスポーツだしモテるかな、っていうそういう気持ちありましたけど一切モテず、一切結果も出ず。残ったのは、車いす操作とチェアスキルっていう。それが車いすラグビーに来たっていうので、今はやっぱり、車いすバスケやった15年間っていうのはもうすごく実になってるな、と」

喜入「両方とも経験されてる池崎さんにとって、東京パラリンピックで車いすバスケが銀メダル。これはどんな意味がありますか?」

池崎「すごく感動しました。これ「金」取るんじゃないかなっていう勢いだったので、もうこれはいったらどうしよう、っていう。感動モノですよ」

喜入「いやすごかった。決勝戦、アメリカ戦ね」

池崎「いやもう。だって勝ってておかしくない試合だったから、正直。あそこまで勢いのついてる試合ってやっぱ見てても、見入っちゃうし。やるより見るのって楽しいな、バスケ楽しいな、って改めて思っちゃいましたよ」

赤石「東京パラリンピックで車いすバスケを知ってくださった方って大勢いると思うんです。ただ東京パラリンピックで銀メダル取った、ってことに満足してはいけないな、と。過去の栄光に過ぎないですし、結果を出し続けることがすごく大事だな、って。我々車いすバスケ男子日本代表は思っていて。それこそ車いすラグビーも、この間の世界選手権でも銅メダルを獲得して、2大会連続でメダルを獲得されて、東京パラリンピックでも銅メダルされて、と。ずっと世界のトップレベルに居続けるっていうのは本当に並大抵の努力ではできないと思いますし、すごいことだと思うんです。で、車いすバスケも結果を出し続けることに意味があるな、っていうのは思っていて。人は飽きやすい生き物だと思うので、結果を出し続けることによって、これからも車いすバスケットボールに魅力を感じてもらって、車いすバスケットボール面白いなって思ってもらえるんじゃないかなってという風に思ってますね」

(※中略※)

池崎「パリに向けてどうですか?」

赤石「チームで掲げているっていうのが「メダルを取る」っていう事なんですね。金メダルじゃないんかいって思った方もいると思うんですけど。あえてここは「メダル」っていう風に言ってて。京谷ヘッドコーチの思惑としては、2大会連続でメダルを取ることに大きな意味がある、と。正直、東京パラリンピックで車いすバスケは銀メダルを取りましたけれども、母国開催というのが大きなアドバンテージになってた部分もありますし。たった1回メダルを取っただけなので「まぐれかもしれない」と言われてもおかしくないと思うんです。ただ2大会連続でメダルを取ることによって、東京パラリンピックのメダルがまぐれじゃないんだぞ、と。日本はちゃんと世界の強豪国の仲間入りしているんだ、っていう風に言うためには、次のパリでもメダルを取ることに意味があるっていう。そのためにも、選手の1人としてまずは選ばれることが目標ですし、選ばれたときはメダル獲得に貢献できるように頑張りたいなと思っています」
 

他にも放送では、車いすバスケットボールの細かいルールや見どころも赤石選手が語ってくれています。ぜひタイムフリーやYoutubeでお聴きください。
 

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