日本酒造りを学び価値を感じる、長野県の体験型ホテル

地方創生プログラム ONE-J

全国の皆さんとお話しするニッポン列島生電話「ローカルレコメンド」。
11月20日の放送は、これからの地域のつながり方を提案するメディア「TURNS」 の堀口正裕さんの出演で「地方を変える!ローカルイノベーター特集」をお送りしました。
イノベーターとは「革新者」という意味。
地域に根づき、地域の課題を把握して新しいアイデアやビジネスを生み出し解決してゆく人を「ローカルイノベーター」と呼んでいます。

長野県の佐久地域に、日本酒造りが学べる体験型のホテル「KURABITO STAY(クラビト ステイ)」をオープンした、田澤麻里香さんにお話をうかがいました。

創業から三百余年の酒蔵に滞在しながら、蔵内での酒造りで蔵人体験できるのが「KURABITO STAY」。世界で初めての試みです。
1泊2日コースでは、洗米と麹を造る体験。冬季限定の2泊3日コースでは、洗米と麹造りに加え、仕込みの体験もできます。
タイミングによってはしぼりたての日本酒のテイスティングにも立ち会うなど、酒蔵にいるからこその工程が体験できます。

長野県小諸市出身の田澤さん。東京で働いていましたが、出産を機に地元の温かさを実感し、地域おこし協力隊として小諸市にUターン。育児をしながら、キャリアとママである自分を生かして働きたいと考えていました。
ワイン好きの田澤さんは、ワインについて学ぶうちに日本酒の良さに気づきます。佐久エリアに13の酒蔵があることを知り、地域にある価値を生かしたいと勉強しながら事業を立ち上げました。

育児しながらということで、週末限定での営業です。
ママならではの働き方の提言として、短い時間に集中して働き、利益率が高く付加価値の高いサービスを提供。
ビジネスとして持続可能で地域貢献につながると考え、この日本酒造りの体験型ホテルが展開されています。

日本酒造りはタフな体験です。「KURABITO STAY」を利用するお客様は“日本酒愛”の強い方が多く、「最高の体験ができた」と、いただく評価も上々です。
生まれ育った佐久エリアにあるものを磨き、魅力をどう引き出すのか。価値あるものと感じる人たちとどうつなげるのか。可能性を広げ、深める試みが続いています。
「日本酒といえば佐久」と世界の人々に認めてもらえるようにがんばりたいと、今後の展望を語る田澤さんでした。

「注目を集めることで、受け入れていこうとして地域の人も変わります。勉強会やセミナーを企画する田澤さんが、地域を変えています」と堀口さんからもコメントをいただきました。

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