個性ってなんだ!?

アシタノカレッジ

11月22日(月)のアシタノカレッジはキニマンス塚本ニキと、「NO YOUTH NO JAPAN」の 能條桃子さんがお届けしました!

【NexStar's Room】

アメリカの精神医学の巨匠、ハリー・スタック・サリヴァン「個性という幻想」を翻訳し、自身も精神科医の阿部大樹さんにお話を伺いました。

ハリー・スタック・サリヴァンは、生前にはアメリカの医学界を陰で支配しているとまで言われ、没後はその名さえ忌み嫌われていた人物でしたが、
1970年代にアメリカ精神医学の源流として再評価され、さらに近年は人間社会と精神疾患の関係を論じた先駆者として再注目されています。

そんなサリヴァンの本を「精神病理学私記」に続き、「個性という幻想」も翻訳された阿部さん。
サリヴァンは師匠のような存在であり、翻訳しようと思ったキッカケは、
論文の中でサリヴァン自身のパーソナルな部分と社会みたいな大きな話を行き来しているのが説得を生んでいて、
阿部さんが生きている中で、この人の文章に取り組むことが自分の為になると思ったからなんだとか。
また、翻訳は自分が読んで勉強になったものはもちろん、自分の中で今、世の中に出す価値があると思うかどうかが重要なんだとか。

私たちは何かを考えるときに”個人”という単位で考えがちですが、
”誰といるか”で話し方や声の大きさ、表情、話す内容も変わるので、
”個人”にこだわるのではなく、どういう対人の場に自分がいるのか、
一歩引いて考えてみると、自分自身を生きやすくするためのヒントが開けてくるのではと仰っていました。  

今回ご紹介した、阿部さんが翻訳した「個性という幻想」は講談社学術文庫から、  
初めての論文/エッセイ集「Forget it Not」は作品社から発売中です。

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【Mentor’s Voice】

月曜日のMentorは、TBSラジオ 崎山敏也記者
今回は、9月に原子力規制委員会の委員長に就任した、山中伸介さんの日本記者クラブでの会見を取材しました。

原子力規制委員会とは、環境省の外局(独立した委員会)として発足し、原子力利用における安全確保を図るために必要な施策を策定・実施する行政機関です。

会見では、北海道の泊発電所や新潟県の柏崎刈羽原子力発電所の再稼働についてや、
原子力発電所の運転期間延長制度の変更についてなど、質問する記者の視点も様々。
崎山さんも、福島第一原子力発電所の廃棄物問題や、日本の原発を審査するうえで、世界の原発から参考になることはあるのか質問。

今回の会見、何が焦点だったのか崎山記者に伺いました。

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